どうも!菊之進です。
日々働く上で、誰かに何かをやってもらいたい。人の助けを借りたくなる場面は多々あります。そこで今回は、相手に不快な思いをさせない、上手な仕事の頼み方について4つ紹介します。
こんなあなたへ
- 頼みごとをする時のコツが知りたい
- 頼み事を上手にする方法が知りたい
- 頼みごとをしても断られることが多くて困っている
- 頼む前に申し訳ない気持ちになってしまう
- 結局頼むことができず自分で仕事を抱え込んでしまう
記事の内容を動画で聞きたい人はこちら↓
▶︎YouTube:頼みごとのコツ!相手が快く引き受けてくれる上手い話し方4選
1.自分の経験を引用してお願いする
角が立たないお願いをするには「自分の経験を引用する」のがおすすめ。(こんな感じ↓)
「僕も昔、同じミスをしたことがあってね。その時、部長にいち早く報告したおかげで助かったんだよ。得意先にも素早く謝罪したこともあって許してもらえた。もしミスを黙ってたら、毎月200万の売り上げが0になっていたかもしれない…そう考えると怖くてね。君には失敗してほしくないんだ。だからもし次回、同じようなミスをしてしまったら早めに報告お願いね。ミスなんて誰にでもあるんだから大丈夫だよ。いかに素早く巻き返せるかが大切なんだ」と。
少し長くなってしまうけれど、このように自分の経験を引用して相手を思いやることで、あなたの真剣な気持ちが伝わる。ミスを指摘されるほうも前向きに頑張ろうと思える。
これとは反対に、次のような言い方をしていたら気をつけよう。
「これで何度目?ほうれん草が大事って言ったよね。何かあったらすぐに報告するように」
部下や後輩が、あなたの言ったことをやっていなかったらついイラッとしてしまう気持ちもわからなくもない。しかし、このようにストレートな物言いでは、言われた方は、プライドが傷つき、落ち込んでしまう。ひょっとしたらあなたに苦手意識をもってしまうかもしれない。
2.推量表現を使う
〜〜しろ!と言い切るよりも、〜〜したらいいかもしれない。とぼかすことで余計な衝突を避ける方法だ。
例えばある上司が部下にこう言ったとする。「笑いながらプレゼンするのはやめろ」と。これでは部下の心に深い傷がつくのは避けられない。言い切り型で完全否定しているからである。
ではどのように言ったら良かったのか?
「ニッコリ笑顔になる時とキリッと真剣な表情になる時は使い分けてみたらいいかもしれない。あなたの笑顔は素敵だから大事な時の切り札にした方がいい気がする」
このように伝えると、部下も「否定された」とは思わない。文末表現を「かもれしない」とぼかすことで、相手に対して「提案したい」のが伝わる文脈になる。
3.期限を言う
頼みごとをする際は「何をやってほしいのか」「いつまでにやってほしいのか」「なぜあなたに依頼したいのか」この3点を具体的に伝えるのが効果的。
例えば、「〇〇のテーマで会議資料作ってくれない?」とお願いしたとする。お願いされた相手は、一体その資料は何に使うんだろう…そしていつまでだろう。となり、やらされ仕事感が強くなる。
しかし、この場合はどうだろうか。
「来週末の会議でみんなを納得させるプレゼンがしたいんだけど、〇〇についてはうちの課で一番事情に詳しいあなたにお願いしたい。資料の締め切りは来週水曜日。引き受けてもらえたら嬉しいな」
このように頼まれた相手は、あなたに対して「ちょっと頑張ろうかな!」と思うだろう。
4.お礼
頼みごとを引き受けてもらった後は、ちゃんとお礼を伝えることが大事。
「〇〇さんのおかげで無事終わらせることができたよ。本当にありがとう。先方もあなたの仕事ぶりに感謝してたよ」としっかり労う事で、相手も「頼まれてよかったー!」と思える。
5.まとめ
以上です。①自分の経験を引用してお願いする②推量表現を使う③期限を言う④お礼を伝える。是非トライしてみてください。応援しています!