どうも!菊之進です。
今回は、仕事ができる人の特徴と仕事で成果をあげるための秘訣についてお話しします。
記事の内容を動画で聞きたい人はこちら↓
▶︎YouTube:仕事ができる人の特徴11選!仕事で成果をあげるための秘訣
1.仕事ができる人とは?
仕事ができる人とは、どのような人のことを指すのだろうか。
- 結果を出せる人
- 仕事が早い人
- 頭がいい人
- 行動力がある人
- 決断のスピードが速い人
- 計画的に行動できる人
- コミュニケーション力のある人
- 総じて周囲から評価される人
などなど、いろいろと思い浮かぶだろう。たしかにそれぞれ間違っていない。しかし、これを聞いたところで、仕事ができる人になるのは難しい。
仕事ができる人になるには、彼らの表面上の特徴をなぞるのではなく、その土台になっている共通点を探し出し、お手本にすることが大切だ。
そこで今回は、実際に、歴史上で偉業をなしとけた方々の声を参考に、仕事ができる人になるためにはどうすればいいのか?本質を探ってまとめてみた。
2.仕事ができる人の特徴11選
①仕事に「好き」をみつけている
すばらしい仕事をする唯一の方法は、
スティーブ・ジョブズ
自分のやっていることを好きになることだ。
まだそれを見つけていないのなら、
探し続けなければいけない。
安住してはいけない。
心の問題のすべてがそうであるように、
答えを見つけたときには、
自然とわかるはずだ。
ポイントは「自分のやっていることを好きになる」こと。「生きるために仕方なく…」から「この仕事が好きだから…」に変えないといけない。
実は、そうするのにはコツがある。それは、仕事に対して「目的をもつこと」だ。自分だけの目的やそれに応じた目標をもち、着々と達成していくことで、やりがいや喜び、達成感を噛み締めながら、仕事に向き合うことができる。
一週間ベースで少し頑張れば達成できるくらいの目標をたててみよう。背伸びしすぎずに、今のあなたでもできるくらいの目標を。これが仕事を好きになる1番の近道だと僕は思う。
②時間に対する意識が高い
時間だけは神様が平等に与えて下さった。これをいかに有効に使うかはその人の才覚であって、うまく利用した人がこの世の中の成功者なんだ。
本田宗一郎
人生30年と少し生きて、僕自信、身に染みて学んだことが、時間管理の大切さだ。
僕は、もともと完璧主義者で「時間」より「完成度」をもとめがちなタイプで、多少時間をオーバーしてもいいものを作りたいという風にずっと考えてきた。でもこのマインドセットは違ったのだ。
完成度より時間を守る方が大事。物事に取り組む前にアラームをセットするなどして、はじめに「終わりの時間」を決めてしまおう。そうすると、限られた時間内で物事にとりくむ努力をする。時間内に最高の仕事をするためにどうしようか、必死に知恵を絞る。
そういう訓練を常日頃からしているからこそ、普通の人よりも仕事が早くなり、意思決定も早くなり、効率よくたくさんの仕事をこなし、行動力も身についてくるものだ。完璧主義より完了主義を目指そう。
③大事なことから始める
最も重要なことから始めよ。
ピーター・ドラッカー
彼は著書「プロフェッショナルの条件」の中で、「最も重要なことから始める人が成果をあげる」と何度も訴えている。大切なことを先延ばしにするというひとは、仕事にとりかかる順序に問題がある。
ルーチンワークや、簡単な仕事から初めて、一日の最後の最後で重要な仕事に手をつけてはいけない。順番が逆なのだ。仕事ができる人は、朝一で重要な仕事に手をつけて、午後から普段通りの手慣れた仕事をこなす。
なぜ、そうするのか?というと、朝が一番、「よし、やるぞ!」といった意志の力が働くからだ。意志の力とは、物事にとりくむときの気力で、有限である。
ガソリンのように使えば減るので、夕方になってから重要なことに手をつけようとしても「もう疲れたし。。まぁ、明日でもいっか」と先延ばしになってしまう。
仕事を先延ばしにするクセがある人は、ぜひその仕事を朝一に持ってきてほしい。最初に手をつけてみると意外と捗る。
④身の回りを整理している
整理整頓の出来ていない工場に、素晴らしい職人はいません。
ヘンリー・フォード
一般的なビジネスパーソンは、勤務中に「探し物」をしている時間に年間で150時間つかっていることが大塚商会の調べでわかってる。
事務所にある備品類、デスクの引き出し、書棚の書類やファイルからPC内のデータまで、不要な物を捨てて、綺麗に整理しよう。そうすることで「調べる」「探す」などの生産性のない行為をすくなくし、仕事の効率がUPする。
⑤シングルタスクで一点集中する
攻撃を一点に集約せよ、
織田信長
無駄な事はするな。
最近では、一度にあれこれ手をだすマルチタスクをするよりも、一度に1つずつ取り組むシングルタスクをした方が脳科学的にもいいことが分かっている。
脳の負担を減らしながら、集中力を最大限に高められるのだ。パソコンをイメージしてほしい。どんなに優れたパソコンでも、複数のソフトを起動するとやはり動作が鈍る。
人の脳も同様で、一度に複数のことに注意をむけられるようにはできていない。よって、物事に取り組む際は、一点集中。雑念が湧いてきたらメモ用紙にそれらを書いて後でやればいい、今集中すべきことから切り離そう。
⑥嫌な感情をプラスに変えられる
人間の驚嘆すべき特質の一つは、「マイナスをプラスに変える」能力である。
デール・カーネギー
仕事で嫌なことがあったら、悩み続けるか、自分の中で咀嚼して次に進むかの2択しかない。ネガティブな感情に振り回されてもいい。嫌な感情は必ず時間が解決してくれるから。大切なことは、その失敗を学びに変えられるかどうか。
⑦へこたれないチャレンジ精神がある
成功できる人というのは、「思い通りに行かない事が起きるのはあたりまえ」という前提を持って挑戦している。
トーマス・エジソン
実際に、エジソンは電球を発明する際に2,000個のフィラメントを試したと言われている。たった1回の成功を得るために2,000回もチャレンジしたというのだから驚きだ。
日本でもユニクロの創業者の柳生さんが、10回チャレンジして成功する確率は1割といっている。そこでぼくも、これまでアップしてきた自分の動画で再生回数1,000回以上のものをピックアップしてみた。するとその数は、132個ある動画のうちわずか21個です。確率にして16%。この程度になる。
初めから物事に期待しすぎてとりかかると、ダメだったときにショックが大きくて、立ち直れずにそこでやめてしまう人もたくさんいる。
それなら、初めから「上手くいかなくてあたりまえ、ダメだったらその失敗経験を生かして、1%でも次の成功確率を高めればいいんた!」という気持ちで取り組んだ方が粘り強く挑戦しつづけられる。
⑧読書家である
僕は読書が大好きだ。もっと多くの人に本を読むようアドバイスしたい。本の中には、まったく新しい世界が広がっているんだよ。旅行に行く余裕がなくても、本を読めば心の中で旅することができる。本の世界では、何でも見たいものをみて、どこでも行きたいところに行ける。
マイケル・ジャクソン
本というのは、他者の知識と経験を追体験できる優れたものだ。他者が1万時間かけて学んで獲得してきた、いわば人生の集大成を、ぼくたちは数時間で味わうことができる。
読書によって得られた学びや気づきを仕事に活かすことで、成果をだす確率やスピードも少しずつ変わってくるだろう。今まで気づかなかった考え方ややり方に出会えるから。
⑨アイデアを出せる
アイデアを生むと言っても、
松下幸之助
口先だけでは生まれない。
これもやはり熱心であること。
寝てもさめても一事に
没頭するほどの熱心さから、
思いもかけぬ、よき知恵が授かる。
「ひらめき」は僕たちの体験と意欲の掛け算である。と言われたりするが、まさにその通りかもしれない。仕事ができる人は、周りがハッと驚き、真似したくなるアイデアを出す。
自分や仲間の経験、読書からの学び、仕事に取り組む情熱があってこそ、良いアイデアは生まれるもの。
⑩準備に余念がない
何はさておいても、準備こそが成功の鍵である。
アレキサンダー・グラハム・ベル
段取り八分・仕事二分という言葉どおり、成功するかどうかは最初の準備にかかっている。仕事ができる人は、二分の仕事を確実に成功させるために、入念な段取りを心がける。
⑪役立つ情報をシェアできる
教える事は二度習う事である。
ジョセフ・ジュベール
人に教えることは、最強のアウトプットと言われている。
アメリカ国立訓練研究所が出した「ラーニングピラミッド」によると、学習の際に聞いたり読んだりするだけでは定着率は低いが、自らの実体験によって得た学びや、他人に教えた経験というのは高い定着率を示しています。つまり、教えることが一番の学びになるのだ。(参考ページ:2.インプットを減らしアウトプットする)
仕事ができる人は、自分が役立った情報をみんなにシェアできる。シェアすることで二度習うことができて自分のためにもなるし、周囲とのコミュニケーションをよくしたり、チーム全体の生産性にも貢献できる。
3.まとめ
仕事ができる人の特徴は次の11点でした。
- 仕事に「好き」をみつけている
- 時間に対する意識が高い
- 大事なことから始める
- 身の回りを整理している
- シングルタスクで一点集中する
- 嫌な感情をプラスに変えられる
- へこたれないチャレンジ精神がある
- 読書家である
- アイデアを出せる
- 準備に余念がない
- 役立つ情報をシェアできる
以上です。参考にしていただけるところがあれば嬉しいです。それではまた!