どうも菊之進です!今日は、初対面の会話で絶対に避けるべき話題・雑談ネタを8つご紹介します。知り合ったばかりの相手と良い関係性を築くために、話してはいけないネタがあります。このネタに触れると、たとえ悪気なく発した言葉でも、相手を不愉快な気持ちにさせてしまう可能性が高いです。
第一印象はなによりも大事です。最初に悪い印象がつくと挽回するのに数ヶ月以上の期間が必要とも言われています。仕事やデートなど、あらゆる対人場面において知っておくと助かる話をお届けします。
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▶︎YouTube:初対面の会話で絶対に避けるべき話題・雑談ネタ8選
1.初対面の会話で避けた方がいい話題8選
①政治や宗教
政治に対する考え方や信仰している宗教は、その人の哲学や人生観にも結びついており、とてもデリケートな話題です。個人の信念や価値基準に深く関わっているため、万が一、意見が割れると、言い争いになってしまうことがあります。お互いが不愉快な気持ちになってしまわぬように極力避けてとおりましょう。
②応援しているスポーツチーム
例えば野球です。相手が、自分と相反する球団を応援していた場合、もうそれだけで関わりたくないという人は少なくありません。僕の知人のカープファンは、初対面の人が巨人を応援していたら、それだけで嫌だというんです。
応援しているチームへの愛が強い人ほど、他のチームは受け入れられないのでしょう。無駄な衝突を防ぐためにも、初対面ではこの手の話は避けた方が無難です。
③見た目や年齢
初対面の人に容姿や体形、年齢にちなんだ話をするのは賭けです。たとえば、「背が高くてスラッとしてますね」とか「若くて羨ましい」という言葉は、一見して褒め言葉のように聞こえます。言われて嬉しいという人もいるでしょう。
しかし、なかには「背が高い」ことがコンプレックスだったり、太りたいのに太れない体質で悩んでいたり、実年齢よりも幼く見えるのが嫌ということがあります。言われた方は傷つき自信をなくしてしまうので、見た目や年齢の話は控えましょう。
④プライベート
住んでいる場所や家族構成、結婚の有無、過去の恋愛事情、収入や学歴など、相手のパーソナルな情報を詮索するのはNGです。初対面であまり親しくもない相手に、私的な情報を教えたくない人はとても多いです。
⑤下ネタ
下ネタを話したときの女性の困った反応が好きとか、あわよくばものにしようという下心をもった男性がいますが、当然ながらイメージは最悪です。
女性としては、「気持ち悪い」「軽く見られたことがショック」と感じる人が大半で、最初についた悪い印象はその後も離れません。遊び人のイメージがついて警戒されるでしょう。女性から男性への下ネタも同様で、安っぽく遊んでいそうな印象になります。
⑥自虐ネタ
初対面で暗い話題を出しても相手を困らせてしまいます。例えば、「彼氏・彼女いない歴=年齢です」と言われても、相手はどのように返答すればいいか迷ってしまうだけです。初対面では、なるべく明るい話題を話すことをお勧めします。
⑦愚痴、悪口
仲良くなってからならともかく、初対面でいきなり仕事の愚痴をいったり、職場の人や家族・友達の悪口などをいうのはタブーです。ネガティブな話題は、聞く人にとって気持ち良いものではなく、逆に疲れさせてしまいます。
⑧自慢話
話す方は楽しくても、聞く方は苦痛です。打ちたくもない相槌をうって、愛想笑いをして、心の中では、早く終わらないかなとため息をついています。結果的に、「気遣いに欠けた人」という印象になりガッカリされるでしょう。
以上8点。初対面で避けた方がいい話題でした。これとは、反対に、初対面の人との雑談に適したテーマについては、「職場で使える雑談術・雑談ネタの見つけ方!内向的な人のために」という記事でご紹介しましたので、よければ是非見てみてください。職場に限らずプライベートでも役立つ内容になっています。
2.やってはいけない!会話が途切れる話し方6選
ここからは、絶対にやってはいけない会話が止まってしまう。マイナス印象になる話し方をまとめました。ぜひご覧ください。
①否定する
初対面の人の考え方にダメ出しをしたり、こうあるべき論を語ってしまうと一気にしらけてしまいます。相手が心を閉ざしてしまうと同時に、あとの話も実りません。
「いや」と「でも」という言葉は要注意です。いつの間にかクセになっていたり、無自覚でいっていたりする人も多いため気を付けましょう。「うん、そうだね〜」とか「たしかにね」という言葉に置き換えるとだいぶ良くなります。
②質問責めにする
まだよく知らない相手から色々と聞かれるのは嫌なものです。一方的に質問することで相手はまるで尋問されているかのような気持ちになり警戒心が働きます。相手を詮索する質問よりかは、話を広げるような質問をして、相手に気持ちよく話してもらいましょう。
③YES・NOで答える質問ばかりする
「○○はお好きですか?」「〇〇はご興味ありますか?」といった質問です。選択肢が「はい」か「いいえ」しかない質問ばかりをすると、話が一問一答で終わってしまいます。表面的で内容の薄い会話になり、会話も途切れがちです。
対策としては、代わりに「どんな?」が使えます。これだと相手からYES,NO以外の返事を期待できます。例えば「私は〇〇にハマっています、〇〇さんはどんなことにハマってますか」といった具合に尋ねると、相手は自由に話すことができます。会話も広がるでしょう。まずは自分のことを話した上で質問することで、警戒がとけ相手は話やすくなります。
④自分の話ばかりする
会話はキャッチボール。話が一方的だと相手も退屈します。空気が読めない人、気遣いができない人というレッテルを貼られてしまうでしょう。そうならないためにも、話すことより聞くことを意識します。
「できる人は必ず持っている一流の気くばり力」の著者、安田正(やすだ・ただし)さんによると雑談上手な人は、自分が話す:相手の話を聞くの割合が、2:8になっていると主張しています。「相手が話したいことはなんだろう?」と考えながら、会話の主導権を譲るくらいの気持ちでいた方が、好感度が上がるのですね。
⑤リアクションが薄い
相手に笑顔を見せない、視線を合わせない、相槌をうたない。この3つが揃うと会話が途切れます。笑顔が苦手な人はぎこちない作り笑いでも大丈夫。視線を合わせるのが苦手な人は、目線を少しずらして相手の鼻や口元を見ていたら大丈夫。
相槌が苦手な人は、相槌さしすせそや、相槌あいうえおを覚えておくと便利ですよ。心理学の権威である立正大学名誉教授の齊藤勇(さいとういさむ)先生が、心理学的に効果があるとして推奨している相槌です。
相槌の「さしすせそ」
さ:さすが(承認欲求が最も満たせる相槌)
し:実力ですね(成功者と友人になれる相槌)
す:すごい(自己重要感を満たす相槌)
せ:絶対(是認欲求を満たす相槌)
そ:そうですね(人間関係の基盤をつくる相槌)
絶対というのは、相手の行為や思想などを、よいと認める時に使います。協調性を高める効果があります。
相槌の「あいうえお」
あ:ありがたい(感謝の相槌)
い:いえ、いえ(最も使い勝手のいい相槌)
う:運が悪かったですね(相手の気持ちを救う相槌)
え:縁がありますね(強い絆を生む相槌)
お:恩を感じます(深い感謝を表す相槌)
出典:PRTIME 心理学の名誉教授が教える!人間関係を大きく変える「あいづち」 の全技術
以上です。場に応じた適切な相槌をこころがけると、相手の「話したい」欲求を満たしてあげられます。
⑥褒めすぎる
初対面の相手と仲良くなるために褒め言葉を使うことがありますが、褒めすぎはNGです。かえって嘘っぽくなり、うわべだけのお世辞と捉われかねません。何か下心があるのでは?と警戒されることもあるでしょう。
外見や持ち物をほめるのは多くても1、2回程度にして、それ以降は相手と仲良くなってから、相手のことを深く知った上で、内面の良さを褒めるようにするのがいいでしょう。
相手との話を盛り上げる話し方のコツについては、「会話が続かない!気まずい沈黙を解消する雑談のコツ6選」という記事がおすすめです。苦しい沈黙を打開する会話の切り出し方や、その場が和むような会話のコツをお届けしています。
3.まとめ
初対面の会話で避けた方がいい話題は、次の8点でした。
- 政治や宗教
- 応援しているスポーツチーム
- 見た目や年齢
- プライベート
- 下ネタ
- 自虐ネタ
- 愚痴、悪口(聞く人が疲れます)
- 自慢話
続いて、会話が途切れる話し方は、次の6点でした。
- 否定する
- 質問責めにする
- YES・NOで答える質問ばかりする
- 自分の話ばかりしてしまう
- リアクションが薄い
- 褒めすぎる
以上です。初対面の人との会話を上手く成立させたい。相手と楽しく会話をしたいというときに、この記事がお役に立てば嬉しいです。ここまでご覧くださり有難うございました。応援していますね。それではまた!