どうも!菊之進です。
新人研修やOJT、教育係などを任されて新人さんに仕事を教える場面が多々あると思います。そんな中で自分としてはしっかりと教えたつもりなのに、相手には全く伝わっておらずストレスが溜まってしまうなんてこともありますよね。
今回は、教え上手な人に共通する特徴を7つ厳選して紹介します。新人指導の際のご参考になれば嬉しいです。
こんなあなたへ
- 上手に仕事を教えられない
- わかりやすく説明するのが難しい
- 仕事の教え方に自信がもてない
- 新人さんに何回言っても覚えてもらえない
- 上手な仕事の教え方やコツが知りたい
- これまで人に教える経験をしたことがあまりない
記事の内容を動画で聞きたい人はこちら↓
▶︎YouTube:教え方が上手い人に共通する7つの特徴!新人指導が苦手な人へ
1.HowじゃなくてWhyで教える
方法論ばかりでなく、何故それをすることが大事なのか?業務の理由づけができる。「〇〇するのは〇〇が背景にあるからだよ」や「〇〇しなくちゃいけないから必要なんだよ」と伝えることができると、教えられる方の理解のスピードも早くなる。
2.相手に合わせて教えられる
世の中には頭の回転が早いタイプ、遅いタイプがいるので、それぞれの人に適したペースで教えることが大事だ。相手の理解の速さになるべく合わせてあげる。
相手の理解が遅いからといって落胆しなくて大丈夫。ゆっくりしか覚えられない人は、真面目に頑張るタイプが多く、覚えるまでは苦労しても一旦覚えてしまえば仕事の定着率が強いから。
このタイプに教えるときは、「焦らず一歩一歩着実に」を意識して教えてあげよう。
3.ポイントを絞って伝えられる
短時間で相手にバシッと伝えたい、分かってもらいたいときはポイントを絞って伝えることが大切。最初に要点を話して、後からその重要性を伝える流れを意識しよう。
「〇〇のポイントはココ」「大事な理由はA,B,C」→相手に伝わる
この流れで話すことによって、相手ののみ込みも早くなる。反対に相手がなかなか理解できない話し方がこちら。
「A,B,C,D,E・・あれもこれも大事」→要点がイマイチ分からない、理解が追いつかない
頭の中で整理できていない状態で話し始めたり、一回の説明で要点がありすぎたりすると、聞いている方は混乱してしまうので要注意。
4.例え話を使う
比喩表現が上手いと相手の胸にストンと落ちる説明ができる。例えば今は亡きスティーブ・ジョブズだけれども、彼はMacBook Airの発売時に「これが世界で最も薄いノートパソコンです」と薄っぺらい封筒からパソコンを取り出した。
たったそれだけ。
誰がこんな薄い封筒の中に、パソコンが入ると予想できたろうか。この行動一つで、聴講者は「確かに!これは世界一薄いノートパソコンだ」と理解したのだ。パソコンの厚みが何センチです!と言れるよりよっぽど分かりやすい。
5.相手の理解度を逐一確認する
相手の理解度を一つ一つ順を追って確認しながら、理解の乏しいところをケアできる。相手が立ち止まっているところを気にかけて、何が理解を阻害しているかを相手の立場になって考えられることが大切。
6.やらせる前にお手本をみせる
ジャパネットタカタが実演販売を行うのは、視聴者の理解を深めるため。人間の脳は、聴覚より視覚からの情報の方が記憶に定着しやすく理解しやすいようにできているので、あれこれ口で言わずに、お手本を見せてしまうというのも手。
7.怒ると叱るの違いがわかる
怒ると叱るの違いを理解すること。
感情的に怒鳴ったり、人間性を否定したりしてはいけない。ネチネチと嫌味を言って過去のことを掘り返して、同じことを注意したり、人前で辱めたりするのは逆効果。これが「怒る」という行為。
反対に、「叱る」は自分の感情を出さずに相手のことを考えて「指導する」イメージ。怒りという感情を切り離して、相手をより良い姿に導こう。
叱り方が上手い人は、叱った後に良い点を褒めるなどしてフォローしたり、励ましたり、改善策として具体的な行動を示してくれる。
8.まとめ
以上7点。①業務の理由づけができる②相手に合わせて教える速度を変えられる③ポイントを絞って伝えられる④例え話が上手い⑤相手の理解度を確認しながら進められる⑥お手本を見せられる⑦然り方が上手。
僕自身、教育係を何人も経験してきましたが、簡単じゃない。自分の仕事で手一杯でも教えなきゃだから難しい。
でも「人に教えること」は必ず自分のためにもなるから、教え上手を目指して頑張っていこう。応援しています。それではまた!