「質問力」を身につける方法!相手の本音が分かる質問の仕方

質問力を磨く

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どうも!菊之進です。

人望が厚い人、成果を出している人、仕事ができる人は、例外なく「質問力」が高いといわれています。そこで今日は、質問力とは何か?質問力を高めるメリットは何か?質問力をつける方法は何か?の3本立てでお送りしたいと思います。

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▶︎YouTube:「質問力」の身につけ方!相手の本音が分かるスキル

菊之進
究極の会話術・コミュニケーション術といわれている「質問力」とは!?

1.質問力とは

質問力とは何か?一般的には、「分からないことや知りたいことを問いただす力」のことだが、これではあまりにも辞書的だ。そこで僕は、「相手の本音に気づく力」と再定義してみた。おそらくこちらのほうがしっくりくる。

相手のことを表面だけでなく深いところまで知ることができれば、より会話を弾ませたり、悩み解決の後押しをしてあげたりで、強い信頼関係を築くことができるだろう。

2.質問力を高める2つのメリット

①コミュニケーションが円滑になる

  • 自分と相手の共通点をたくさん見つけられる
  • 会話が盛り上がり仲良くなる
  • 人との信頼関係も築きやすくなる
  • ビジネスではお客さんのニーズ(本音)が聞き出せて、商品を売りやすくなる

②自分自身の目標を達成できる

そもそも自分自身の目標を達成できる質問とはなんだろうか?例えば、次のような質問だ。「自分が本当にやりたいことは一体なんなんだ?」「3年後、5年後どのように在りたいか?」「そのためにはどうしたらいいだろう?」

このような質問を積極的に行っていれば、思考が変わり、行動が変わり、未来も変わってくる。質問そのものが「行動の源」となり、自分自身をナビゲートするガソリンとなって、夢や目標を叶えてくれる。

3.質問力を高めるシンプルな方法とは?

人間関係を円滑にしたり、自分自身の目標を叶えるための質問のコツとは何か?それは、相手の意見や考えを聞く質問をすることだ。ちなみにダメな質問は、相手に正解(答え)を求める質問である。

よりわかりやすく具体例を5つ紹介する。

ケース1.(後輩が先輩に相談)
ダメな質問「俺やっぱり転職したほうがいいですよね?(正解を求める)」
良い質問「今の仕事が合わないなと感じたら、〇〇先輩ならどうしますか(考えを聞く)」

ケース2.(同期に相談)
ダメな質問「仕事でミスしちゃって〇〇さんには別にいわなくてもいいよね?(正解を求める)」
良い質問「実は悩んでいて…こんな時に〇〇さんならどうやって対処する?(考えを聞く)」

ケース3.(上司が部下に指導)
ダメな質問「なんでできないの?どうしていわれたことがやれないの?(正解=謝罪を求める)」
良い質問「どこでつっかえちゃったか教えてよ。難しいと感じる部分はどこ?(考えを聞く)」

ケース4.(店員がお客さんに接客)
ダメな質問「こちらの商品の方が新しくてオススメですけど、どうでしょうか?(正解を求める」
良い質問「お客さんはどんな機能があったら嬉しいですか?(考えを聞く)」

ケース5.(自分自身に対して)
ダメな質問「なんか面白い仕事ないかなー(正解を求める)」
良い質問「自分は仕事をしていてどんな時にやりがいを感じられるのだろうか。(考えを聞く)」

以上。

このように、相手の考えを尋ねるような質問を行うことが結果的に、相手のためにも自分のためにもなる。相手は本音を出しやすいし、あなたはそれによって今まで気づきもしなかった知恵を授かることができる。

4.まとめ

質問力とは「相手の本音に気づける力」。質問力の高め方は、相手の意見や考えを相手が話しやすい質問で尋ねること。やってはいけない質問は「正解」を相手に求めること。

以上です。明日からの質問の場面でぜひ、活かしてみてください。どんなケースでも役に立つと思います。応援していますね!それではまた。

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