どうも!菊之進です。
今日は、仕事のスランプの原因と抜け出し方について、不調期を乗り越える秘策をお話します。仕事だけでなく勉強やスポーツ、習い事、恋愛などにも応用できるので、悩んでいる方は是非ご覧ください。
こんなあなたへ
- 今まで調子が良かったのに突然ダメになった
- ダメになった原因を考えるも分からない
- 精一杯、努力しているのに結果が伴わない
- 今までの成果はマグレだったのかな…と考えてしまう
- 先が見えない焦りと不安から落ち着いていられない
- 自分の未熟さを感じていて落ち込んでいる
記事の内容を動画で聞きたい人はこちら↓
▶︎YouTube:スランプの原因と抜け出し方!不調期を乗り越える秘策とは?
1.スランプとは
スランプについて辞書を引くと次のように定義されている。
心身の調子が一時的に不振になっている状態。また、実力が発揮できず、成績などが一時的に落ち込んでいる状態。
出典:小学館
ついこの間まで上手くいっていた方法が突然通じなくなったり、本来の実力が発揮できなくなったりすると、人はスランプを感じる。「調子が良かった頃の自分」と「今現在のダメな自分」を比較することで不安や恐怖、焦りを感じるのだ。
「どうしてだろう?」「もっと頑張らなきゃ」と思って、気持ちだけが先走って、結果が全くついてこない状態。それがスランプである。
2.スランプの原因
スランプの原因は大きく分けて二つ。
①マンネリ化
マンネリ化とは思考や行動がワンパターン化して新鮮さがなくなることを言う。言い換えると、これまでのやり方で伸びるところまで伸びた、ある程度のレベルまで成長したということになる。
これを「プラトー現象」と呼ぶ。習得したスキルの成熟による停滞状態のことをいう。プラトー状態から抜け出すには、今までのやり方をアレンジしたり、べつのやり方を取り入れたりして、次のステップにいく必要がある。新しい知識や経験が次のステージアップに繋がる。
②心身の疲れ
結果が出ない時ほど真面目に頑張りすぎて無茶をしてしまう。その結果、心も体も疲れ果て、ますます自分の期待通りに物事が進まなくなることがある。これはまさに、スポーツ界でいうところのオーバートレーニング症候群に似ている。
オーバートレーニング症候群とは、過剰なトレーニングの繰り返しでパフォーマンスが低下し、容易に回復しなくなった慢性疲労状態のことをいう。肉体的あるいは精神的な疲労が十分に回復しないまま積み重なることで、視床下部や脳下垂体から分泌されるホルモンのバランスが崩れ、成果を得るどころか返って空回りしてしまうのだ。
「最近ちょっと頑張りすぎてるかもしれない」という心当たりがあるのなら、まずは今取り組んでいることを忘れて休養をとることをおすすめする。
3.スランプを抜け出す方法5選
①まずは受け入れる
スランプは必ずしも悪いものではない。どんな人にもか必ず調子のいい時、悪い時がある。山あり谷ありを繰り返しながら、長期的に見れば成長しているケースがほとんど。
スランプに悩むということは「目の前の壁を乗り越えて成長したい!」と真剣に生きている証拠でもある。こう考えてみてほしい。
「スランプはこれから飛躍するための前兆であって、これは人生の新しいスタートラインなんだ」「今後の人生を成功に導くために神様が、今のままじゃいけないよと教えてくれているんだ。自分のために考える時間を用意してくれているのだ」と。
僕は、NHKの逆転人生〜どん底からはい上がった人々の真実の物語〜という番組が好きでよく見るのだが、成功者と呼ばれる人たちは必ずスランプを経験している。
番組に登場する物語の主人公は、人生のうちで何度も、底なし沼レベルの大きなスランプを経験している。その度に押し潰されそうになりながらも、諦めず、なんとか切り抜けて、後におおきな成功を収める。
そう思うと、スランプは確かに辛いものだけれども、これに遭遇できたらめちゃくちゃラッキーなのかもしれない。僕はそう捉えるようにしている。
②新しいスタイルを取り入れてみる
過去のやり方や考えかたに縛られていないか、自分の中に「こうあるべき、これが自分の持ち味なんだ」と意地になっている部分はないか。尋ねてみてほしい。
もしある場合は、今までにはない新しいやり方を自分に取り入れることで、一皮向けて、これまで以上の成果を残せることがある。分野を問わず、上手くいっている人を参考にしたり、本を読んだりして、学んだ知識を血肉に変えていこう。
実は僕自身、先日ちょっとしたスランプに陥って、その時なんとか巻き返しを図ろうと計画を立てた。何をするか紙に書き出し、5つか6つ新しいことにチャレンジし、その結果、運良く、その中の一つが当たって期待通りの成果がえられた。
しかし、喜んだのも束の間、今度はもっと大きなスランプがやってきた。いま10個ほど計画を練っているが、正直上手くいくか不安なところだ。今回もこのスランプをなんとしても解消したいと考えている。
③人から意見をもらう
自分の考えだけでは限界があるので、信頼できる人に客観視をしてもらおう。三人寄れば文殊の知恵、人があつまることで素晴らしい知恵がでるものだ。
「こんなやり方もあったんだ」とか「こっちの方がうまくいきそう」といった感じに色々なことに気がつくことができて、それが結果的に自分の成長に繋がる。
スランプ状態の時は特に、自分を客観視できなくなるので、他人からの意見が貴重になる。「どうするのがよいのか」アドバイスをもらい、いい案があれば素直に従ってみよう。
④達成しやすい小さな目標を
千里の道も一歩からということわざ があるように、大きな物事をやり遂げるためには、手近なところから着実に努力を重ねる必要がある。スランプ状態から抜け出すためにまずは小さな目標を持つようにしよう。
毎日確実に達成できる目標をたててみる。それができたら、今度は徐々に目標レベルを上げていく。そうすることで、「やればできる」という自信が高まり、意欲が湧いてくる。一つずつ課題をクリアすることで失った自信を取り戻すことができる。
自己成長の専門家であるスティーヴン・ガイズ氏も、著書『小さな習慣』のなかで「小さ過ぎて失敗しようがないこと」を毎日目標に掲げて実行することで、気づいたときにはとても大きな成果が得られると述べている。
例えば運動習慣のない人がいきなり筋トレ1日30分と掲げるのではなく、まずは1日1回腕立て伏せをすることのみを目標にするといったかんじだ。立てる目標はバカバカしくなるくらい低く設定するほうがよい。
⑤自分を労る
スランプが続くと、夜寝る時に悲観的なことを次々と考えてしまい、眠れなくなって睡眠不足になり、日中はボーッとするという悪循環を繰り返してしまう。そうなる前に、思い切って休みをとろう。
一旦仕事から離れて、楽しいこと、やりたいことをして気分転換する。旅行にいったり、おいしいものを食べにいったり、露天風呂に入ったり、マッサージを受けたりして、心と体をスッキリさせれば、快調にものごとに取り組むためのパワーをチャージできる。
4.スランプの時に聞くと励まされる名言10選
ここでは日本最大級の名言サイト「まるちょん名言集」から偉人の名言を引用し、聞くと励まされる言葉をお届けする。引用元:不調・スランプ 名言集・ 格言 ~最大級~
スランプを感じるのは、その人が一生懸命仕事に打ち込んできたから
丹羽宇一郎
壁というのはできる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない
イチロー
人生に無駄なんてことはない。この時間を生かすも殺すも自分次第
田中将大
正しいことをやっているが、成果が出ないときは、私は気分を変えるようにしています
羽生善治
99%ダメ??あと1%あるやん
辰吉丈一郎
スランプの種は、主に心の中にある。心は見えないからこそ、書くという見える化する作業が役立つ
船木和喜
スランプを克服するコツは、どん底まで落ちないように予防すること。ちょっと調子が出ないだけで、過剰反応しないこと
平井伯昌
何も咲かない寒い日は、下へ下へと根をのばせ、やがて大きな花が咲く
高橋尚子
スランプは進化するチャンス。順調なら試すこともなかった戦術や技術に挑戦する機会を得られるわけですから
二宮清純
大変の文字は大きく変わるチャンス
サニー久永
以上。僕自身、心に響いたものだけをピックアップした。
5.まとめ
まず初めに、スランプとは、 心身の調子が一時的に不振になっている状態。また、実力が発揮できず、成績などが一時的に落ち込んでいる状態のことをいう。「調子が良かった頃の自分」と「今現在のダメな自分」を比較することで生じる不安や恐怖、焦りがスランプの正体だ。
つぎに、スランプの原因は大きく分けて二つある。
- マンネリ化
- 心身の疲れ
最後に、スランプを抜け出す方法がこちら。
①まずは受け入れる
②新しいスタイルを取り入れてみる
③人から意見をもらう
④達成しやすい小さな目標を
⑤自分を労る
以上。ぜひ試してみてくださいね。あなたがスランプを切り抜けられるように応援しています。本日もご視聴いただき有難うございました。それではまた!