どうも菊之進です!
今日は、表面的には好かれていても影で嫌われる人の特徴を5つご紹介します。「一見好かれているようみえて、裏で嫌われる人」と聞いてあなたは誰をイメージしますか。
僕は、他ならぬ自分のことを連想してしまいました。親しかった友人から、突然LINEのメッセージが途絶えたり、そっけない対応をされたりして「もしかして嫌われた?」と感じたことがあるからです。そうなるともう、なかなか良い人間関係に戻るのが難しくて、憂鬱な気持ちになってしまいますよね。
出来ることなら誰にも嫌われる事なく穏やかに過ごしていきたいものです。そこで、今回は、影で嫌われる人の特徴と「もしかしたら自分、嫌われているかも」と不安になったときの対処法をご紹介します。
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▶︎YouTube:表面的には好かれていても影で嫌われる人の特徴5選
1.影で嫌われる人の特徴5選
①見えないところで人の悪口をいう
誰かから嫌がらせを受けたり、理不尽なことをされたりしたら、どうしてもその人の悪口を言いたくなってしまいますよね。一度や二度で済むならまだしも、改善されることなく何度も繰り返されれば、悪態をつきたくもなります。
正直なところをいうと、僕自身、会社員だったころよく上司の悪口を言っていました。でも、それはやっぱりいけないことだったのです。科学的にも証明されています。
アメリカ・オハイオ州立大学のジョン・スコウロンスキ博士は、悪口を言った人間のイメージが悪くなることを心理実験で明らかにしました。
この実験では、悪口が向けられた相手よりも、悪い噂を流した人の方が嫌われるという驚きの結果が出たのです。どうしてそうなるのか?博士は、『自発的特徴変換』という心理効果が働くからだとのべています。自発的特徴変換とは、会話に登場する第三者の印象が、そのまま話し手の印象に置きかわってしまうという現象です。
たとえば、僕があなたに「彼は、人としてどうかと思う。部下の気持ちをまるで分かってない」と陰口を叩いたのなら、それを聞いたあなたは、無意識のうちに「この人も人としてどうかとおもう。他人の気持ちがわからない人なのだ」と感じてしまうのです。
ほんの軽い気持ちで言った愚痴のつもりでも、結局は自分の評判を地に落とすことになりかねません。
ちなみにこの研究では、悪口ではなくポジティブな噂話を流したらどうなるのかも実験されています。結果は、他人の良い面を積極的に褒めた人は、周りからの印象が良くなりやすいというものでした。どうせ言うなら悪口よりも褒め言葉をいったほうが良いということですね。
②自己中になっていることに無自覚
初対面では好印象を得ているはずなのに、付き合っていくうちに次第に友人が減ってしまうというひとは、隠れ自己中になっているかもしれません。次の6つに当てはまる人は要注意です。僕自身は二つ当てはまっていました。
- 会話中、自分のことばかり話してしまう癖がある
- 優しい人がいたら相手の事情を考えず頼りすぎてしまう
- 不都合なことがあると人のせいにして逃げてしまう
- 人を批判することがやたらと多い(想像の中も含む)
- 自分が正しいとおもうばかり気づいたら相手のことを否定している
- 自分だけ小顔修正した集合写真をSNSにアップしてしまう
あなたは大丈夫でしたか。自己中な人ときくと、自分に限ってそれはないと思う人はたくさんいると思いますが、意外と無自覚なまま、相手に嫌な思いをさせていることもあります。そうならないためにも、普段から周りを思いやる気持ちと自分を律するこころがけが大切ですね。僕も気をつけるようにしています。
③人によってあからさまに態度を変える
嫌われ要因になる態度の変え方にはどのようなものがあるのでしょうか。一般的には、次の3つのケースが挙げられます。
- 目上には、媚び諂うのに、目下には、見下して偉そうな態度をとる
- 異性の前になると豹変。声のトーンや話し方、接し方まで180度変わる
- 普段は普通なのに店員さんの前になると急に態度がデカくなる
このように、人は良い面と悪い面の落差を見せつけられると、悪い面を強く印象に残してしまいます。良い面を見せてもらえなかった方からは、敵視されることもあるでしょう。
僕も学生時代に、好きな女の子だけに差し入れを持って行って、周りから冷たい視線を受けたことがあります。良く思われたいなら、こっそり自然な形でするとか、初めからみんなにも同じような態度で接した方がいいですね。今となってはよい教訓です。
ちなみに、本社から偉い人が来た、いつも高額な品を購入してくれるお客様が来店した。そんな時は、緊張して、いつも以上に粗相のない態度をとったり、きちんと接しようとするのは当然です。これについては嫌われる要因ではないのでご安心ください。
④親切すぎる
困っている人を助けたり、こうするといいよと助言する「善意の気持ち」は大切ですが、度を超えると「お節介」となってしまいます。相手が親切と感じるか、お節介と感じるかは、相手がそれを望んでいるかいないかで変わってきます。
僕自身、世話焼きなタイプで、職場に新人がやってきたりすると、つい手取り足取り、なんでもかんでも教えたくなってしまう性分ですが、今になって後悔しています。相手が望まない行きすぎた介入は、逆に嫌われてしまうのです。
⑤約束を破る
いくら笑顔で物腰やらかく人当たりがよい人でも、約束を破ると嫌われてしまいます。次に当てはまる人は気をつけてください。
- 借りている物やお金を返しわすれてそのままにしている
- 誰かの秘密を「ここだけの話」とバラしてしまう
- いついつ迄にやる!と言ったことをやらない
- よくドタキャンする
一つ一つは小さなことでも、同じことが何度もあれば相手は応えます。それくらいいいよーって笑ってくれても、意外と気にしているものです。
僕は昔、ランチの時に財布を忘れていって、同僚にお金を借りたことが何度もあります。さすがに全部返したと思うのですが、1回、2回は返し忘れたものがあったかもしれません。そうゆうのがあまり良くないのだと反省しています。約束を破ったつけは、ランチ代の1,000円よりも重くのしかかります。
2.嫌われていると感じた時の対処法
もしかして私、嫌われているかもと思った時の対処法は次の二つです。
①自分の欠点を見つめなおす
相手との関係を改善したい場合、自分の言動を振り返って嫌われた原因を考えてみましょう。至らぬ点に目星をつけて改善していけば、人に嫌な思いをさせてしまうことも減っていきます。
自分のどんなところがいけないのか、改善すべき点がわからない場合は、信頼できる友人に相談するのも手です。客観的で的をいた意見がもらえるだけでなく、相手との仲をうまくとりもってくれることもあるでしょう。
明らかに自分に非があると感じていたら、素直に相手に謝るのも大切です。ピンチはチャンスです。誠意が伝わり、以前にもまして良好な関係を築けることがあります。僕自身も幾度となくそういうことがありました。
謝ってダメだったとしても、必ず時が解決してくれます。人は忘れることの出来る生き物です。時間が経てば自然と痛みも消えていきます。ほとぼりがさめるまで一度距離を置きましょう。時間が経てば相手も意外と許してくれていたりします。
いずれにしても、あまり自分のことを責めず、気にしすぎないようにして過ごしてくださいね。
②好かれる必要はないと割り切る
100人いたら100人に好かれる。そんな人は世界中どこを探しても見つかりません。人はみなそれぞれの性格や価値観を持っているからです。あなたと相性が悪い人は必ずいるのです。なかには、単に相性が悪いにとどまらず、あなたのことをコントロールしたり、ストレス発散のはけ口にしたりするひともいるでしょう。そういった人たちにまで好かれようとすることはありません。
付き合いたくない人とは付き合わず、自分を受け入れてくれる人にだけ意識をむけるようにする。自分を理解しくてる味方を増やし、自分の居場所を広げることに専念したほうが生産的です。そうすれば、くよくよ悩んだり余計なストレスに潰されたりしなくなります。
他人の言動を気にしすぎてしまう、すぐに悪い方向に考えてしまうという人は『スルースキルを上げる方法5選!嫌なことを受け流す思考習慣』という記事がおすすめです。人付き合いを楽にするコツを紹介しています。
3.まとめ
表面的には好かれていても影で嫌われる人の特徴は次の5点でした。
- 見えないところで人の悪口をいう
- 自己中になっていることに無自覚
- 人によってあからさまに態度を変える
- 親切すぎる
- 約束を破る
続いて、もしかして私、嫌われているかも…と感じた時の対処法です。こちらは2つありました。
- 自分の欠点を見つめなおす
- 好かれる必要はないと割り切る
余談ですが、心理学の三大巨匠の一人アドラーがいいました。人間のもつすべての悩みは対人関係にあるが、すべての喜びもまた対人関係にあると。人付き合いって奥が深いですね。辛いこともたくさんあるけれど、嬉しいことや楽しいことも同じくらいある。僕もよりよい人間関係を構築したいとおもいます。
ここまでご覧いただきありがとうございました。それでは次の記事でお会いしましょう。