どうも!菊之進です。
今日は、人生を成功に導く「1万時間の法則」とは何か?ある分野で素早く一流になるためにどうしたらよいのか?についてお話しします。
こんなあなたへ
- ある分野で一流を目指して成功したい
- 一つのスキルを極めて人生で何かを成し遂げたい
- 効率よく学習して最短最速ルートで夢を叶えたい
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▶︎YouTube:人生を成功に導く「1万時間の法則」とは何か?スキル習得に必要なこと
1.「1万時間の法則」とは何か
1万時間の法則とは、その道のプロ(達人)になるには「1万時間の努力を要する」という法則のことである。
成功者と呼ばれる人たちを調べてみると、彼らが大成するまでにはザックリと「1万時間の下積み期間」があったことも分かっている。
モーツァルトやビートルズ、ビル・ゲイツなどの著名人も、世間から「本物」だと認知されるまでに、およそ1万時間の努力をしていたそうだ。
この1万時間の法則が有名になったのは、2008年のこと。
在米ジャーナリストマルコム・グラッドウェル氏が発表した『天才! 成功する人々の法則』の中で紹介されて、ニューヨークタイムズのベストセラーとなった。
それ以来、この1万時間の法則は、「何かの分野で一流を目指したい!」という人たちの心の糧となり世界中で認知された。
2.「1万時間」ってどれくらい?
1万時間と一口に言ってもイメージが沸きにくい。いったいどれほどの努力が必要なのだろうか。
- 1日90分の努力で、約20年かかる
- 1日3時間の努力で、約10年かかる
- 1日10時間の努力で、約3年かかる
こうしてみると、かなりの時間が必要になりそうだ。しかし、その道のプロになるために本当に1万時間も必要なのだろうか?
3.「1万時間の法則」は間違っている?
実際のところ「プロになるのに本当に1万時間も必要なの?」と否定的な声も少なくない。彼らの意見をまとめてみた。
- 1万時間の法則なんて嘘でしょ
- 時間をかければ良いってもんじゃない
- 練習の質や、指導者のサポート内容・育て方、打ち込める環境も「成功」するために重要な因子になるのでは?
- 効率よく学べば、もっと短い時間で熟達できるのではないか?
確かにどの意見も一理ある。
そう思い「1万時間の法則」について調べてみると、この1万時間というのは「成功者たちの平均値」であることが分かった。つまり、1万時間よりもずっと少ない時間で成功者になった人もいるのだ。
4.「1万時間」よりも早く一流になる方法
「どんなスキルであれ、誰しも6カ月以内に世界クラスになれると私は信じています」
ティモシー・フェリス
『なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか』(小社刊)で『ニューヨーク・タイムズ』『ウォールストリート・ジャーナル』『ビジネス・ウィーク』のベストセラー1位を記録したアメリカの実業家、ティモシー・フェリス氏が提言する、短時間でスキル習得を実現する3つの方法を紹介する。
①コミュニティーに所属する
目的を同じにしたコミュニティーに参加しよう。同じ志を持つ仲間から、価値あるフィードバックをもらうことで、自分を磨き続けることができるから。自分の間違いを正確に把握し、学習の改善点が得られるというメリットがある。
②トレーニングメニューを組む
単純に同じ動作を繰り返すだけでなく、具体的な目標を定めパフォーマンスの出来を確認しながら、技術の向上に努めることが大切。地道に着実に成果を積み上げるトレーニングメニューを組むことで「やりがい」も感じられる。
また、休憩時間(回復期)も計画の中にちゃんと入れよう。身をすり減らして頑張り続けても逆効果になりかねない。
③教える側になる
多くの研究から「受け身の学習」は定着率が低いことが分かっている。その一方で、自分が学んだことを文章に残したり、他者に説明したりすると定着率が一気に上がる。
指導者になるメリットはそれだけではない。間違ったことは教えられないという責任感にもつながり学習の質・成長のスピードも格段に進歩する。
5.まとめ
1万時間の法則とは、成功者たちの平均の学習または練習時間のこと。これを1日になおすと、1日10時間の努力で約3年かもかる計算になる。
そんなに待ってられない方は、より素早く一流になるために、次の3点を試みてほしい。①コミュニティーに所属する、②トレーニングメニューを組む、③教える側になる。
応援していますね!それではまた。