コミュニケーション能力が高い人の特徴7選!鍛える方法は?

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どうも!菊之進です。

今日は、コミュニケーション能力が高い人の7つの特徴と鍛える方法をご紹介します。あなたは「コミュニケーション能力が高い人」と聞いてどんな人を思い浮かべますか?

初対面の人とすぐに仲良くなれる人や、好き嫌いなく誰とでも上手くやっていける人、積極的に人の輪に入り話が上手い人を思い浮かべるかもしれません。僕自身は、周囲から信頼されている人を思い浮かべました。

実は、彼らには共通点があります。人間関係を円滑にするために習慣づいているものがあるのです。それは生まれつき備わっているのか、後天的に学び獲得したのかは分かりませんが、多くの場合、後者だと思います。

もともと人見知りだったという人がコミュニケーションのコツを学び、日々の生活の中で実践することでその能力を磨いている。そんな人が僕の周りにもたくさんいるからです。

そこで、今回は、そういったコミュニケーション能力が高い人たちの特徴を拾い上げてまとめてみました。それぞれの特徴について聞いていただくだけでも、多少ですがコミュ力がアップするとおもいますので、ぜひご覧くださいね。

記事の内容を動画で聞きたい人はこちら

▶︎YouTube:コミュニケーション能力が高い人の特徴7選!鍛える方法は?

菊之進
それではどうぞ!

1.コミュニケーション能力とは?

コミュニケーションはラテン語: communicatio(コムニカチオ)に由来しており、「分かち合うこと」を意味しています。

自分以外の他者と、喜びや悲しみといった感情や、身の回りの情報について分かち合い、心を通わせる。そのために発揮される意思疎通能力のことをコミュニケーション能力というのです。

コミュニケーション能力は大きく分けて次の二つから成り立ちます。相手に伝える力と、相手の話を聴く力です。それぞれ簡単に解説します。

①伝える力とは何か

  • 頭の中で考えていることを「言葉」に変換する力
  • 相手に筋道を立ててわかりやすく説明する力
  • 相手に不快感を与えずに伝える力

②聴く力とは何か

  • 相手の気持ちに同情する力
  • 相手の気持ちを汲み取る力
  • 相手の気持ちを尊重する力

伝える力と聴く力の双方が優れている人はコミュニケーション能力が高い人と言えます。その根幹には、相手と分かち合いたい、心を通わせたいという想いが秘められています。

自分の意見や考え、感情などをお互いに分かち合い、信頼関係を築いていく能力が、コミュニケーション能力です。

2.コミュニケーション能力が高い人の特徴7選!

①身の周りの人に興味関心がある

コミュニケーション能力の高い人は、「相手のことをもっと知りたい」という気持ちが根底にあります。相手の価値観や考え方を知ることで、自分と相手の接点を見つけだせるからです。

接点がある、すなわち、共通の趣味や目標、悩みなどがあれば、話のネタもつきず、相手との関係性を深めることができます。

例えば、飼っているペットが同じだった。とか、毎週楽しみにしているドラマやアニメが一緒だったとか。将来の夢、目指しているところが同じだった場合、もうそれだけで相手と自分は仲間だという気持ちになりませんか?接点がマニアックであればあるほど強い結びつきを感じるはずです。

コミュニケーション能力が高い人は、それをわかっています。初対面の相手に興味関心をもって接することで、互いの共通点を見つけ出そうとするのです。見つけてしまえば簡単です。お互いにとって有益な情報や感情などを分かち合うことで、信頼関係が構築されます。

②聞き上手!相手の話をしっかり聞く

どんな人でも自分の話を真剣に聞いてくれる人に心を開きたくなります。話している最中に、視線を合わせてくれる、相槌を打ってくれる、共感してくれる、いっしょになって考えてくれる。そんな人と親しくしたいと思います。

一言でいうと聞き上手な人ですね。

相手を理解しようと努め、相手の話から大事なところを拾って、相手が話したいことを引き出すような質問をして、話をどんどん広げられる。そういった、聞き上手なひとはコミュニケーション能力が高いです。

③話題が豊富!話の引き出しが多い

コミュニケーション能力の高い人は、話の引き出しが豊富です。相手が喜びそうな話題に関して、常日頃から情報収集を欠かしません。

「よし、あの人に次あったらこの話題をふってみよう。きっと盛り上がるに違いない」といった感じに事前に話のネタを仕入れ、準備して本番に挑みます。アドリブで補えない雑談力を、事前準備で埋め合わせる努力するのです。

相手と心を通わせるためにそこまでできる人は、コミュニケーション能力が高いと言えるでしょう。

④話し方が分かりやすい

自分の考えや意見を相手に分かりやすく伝えることは、お互いが意思疎通する上で必要不可欠な要素です。

シンプルな言葉で結論を伝えくれる人、難しい物事を簡単な言葉に置き換えて説明してくれる人、身近なものに例えて話をしてくれる人、具体例を盛り込んで話をしてくれる人はコミュニケーション能力が高いです。なぜなら、相手にストレスを感じさせないからです。

難しい話、ややこしい話、論点が定まらない話というのは、聞いていてとても疲れますよね。人は、何を言っているのかよくわからない人よりも、話が分かりやすい人に集まります。コミュニケーション能力の高い人は、聞き手の理解を促すような話し方をしているのです。

⑤協調性がある

協調性とは、利害や立場などの異なるものどうしが協力し合うことを言います。コミュニケーション能力のある人は協調性を大事にします。相手の意見を尊重する一方で、自分の意見はしっかり持って、いざという時に提案できる勇気があります。

自分の考えを捨てて多数派の意見に従うイエスマンとは違います。その場その場の同調圧力に甘んずるのではなく、長い目で見てよりよい道を歩んでいこうとする心意気があるのです。

⑥いつも笑顔

笑顔には、相手を明るい気持ちにさせ、場を和ませる効果があります。相手からすれば話しかけやすい印象になり、仲良くなれそうな安心感もあります。コミュニケーション能力の高い人は、基本的に笑顔で愛想が良いです。

笑顔でいると周りの人に好感を与え、親切に見えるからです。笑顔の人と無表情の人。どちらのほうが話しかけやすいかと言えば、やはり笑顔の人ですよね。相手が話しやすくなるような雰囲気作りは、コミュニケーションにおいてとても重要です。

⑦大人の対応ができる

「大人の対応」とは、他人に不快感を与えずに落ち着いて行動することを意味します。コミュニケーション能力の高い人はどんな状況に置かれても節度ある対応をとることができます。

例えば、相手に理不尽なことを言われても感情をむきだしにして不快感をあらわにするようなことはしませんし、相手の挑発に乗って短絡的に反論したり、槍玉にあげるようなことはしません。不用意にキレたりしないのです。

「火に油」とならないように、お互いになじり合うことを極力避けます。

何が本当に問題になっているのかを見極めて、方策を練り冷静に振る舞う。相手の興奮した感情に巻き込まれないように、自分の感情をコントロールできる人はコミュニケーション能力が高いです。

以上7点。コミュニケーション能力が高い人の特徴でした。

3.コミュニケーション能力の鍛え方

動画の冒頭でお話しした通り、コミュニケーション能力の基本は、伝える力と聴く力です。自分の意見や考えを相手に的確に伝える力と、相手が意図することを引き出す傾聴力を身につけることで、コミュニケーション能力は鍛えられます。それぞれの鍛え方について簡単にご紹介します。

伝える力を鍛える

まず、伝える力を鍛える方法です。3つのコツがあります。

①最初に結論を話す

聞き手側の集中力は話初の30秒間しか持ちません。それ以降はどんどん集中力は低下していくので、最初に要点を話すことが大切です。これ頭ではわかっていても意外とできている人は少ないです。

②伝えたいメッセージを1つに絞る

言いたいことが多すぎると、この人は結局何が言いたかったのだろうと、聞き手も混乱してしまうため、あらかじめ何を伝えたいのか整理しておくのがいいです。

③例え話をつかう

伝えたい話がちょっと小難しいなと思ったときには例え話がとても有効です。その人が知っている言葉に置き換えて話をすることで相手にも伝わります。

以上3つのコツでした。

これについては、「相手に分かりやすく伝える技術!人の心に響く話し方3選」という記事で、具体例を挙げながら詳しく解説しましたので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

聴く力を鍛える

続いて、聴く力です。聴く力を養うコツは9つあります。

①聴く姿勢

相手のほうに体を向け少し前のめりにすることで、相手の話に興味があることを示せます。

②相手と同じ表情をする

相手が楽しい時は楽しい表情、悲しい時は悲しい表情にするよう心がけると、相手に安心感を与えることができます。

③アイコンタクトをとる

目を見て話を聞くことで、相手は真剣に聞いてくれていると感じます。

④オウム返し

相手が話したことを繰り返すことで、しっかり理解してくれているという印象になり、共感がえられます。

⑤相槌

相づちを打つことで相手が話やすくなり、さらに先の話を促す効果もある。

⑥沈黙に耐える

沈黙をおそれてはいけません。沈黙後に相手の本音が出る事は意外と多いです。

⑦振り返り

会話の要所要所で立ち止まって話の内容を振り返ることで、相手は自分の話をちゃんときいてくれていると感じます。

⑧自己開示

自分の考えや経験、感情も、包み隠さずありのままに伝えることで相手も心を開いてくれます。

⑨アドバイスしようと思わない

相手から求められない限り、アドバイスはしてはいけません。良かれと思ってアドバイスしても、それが相手の意思にそぐわない場合、相手は違和感を覚え、心を閉ざしてしまうからです。

以上9点、テクニック感満載ですが、これらを駆使することで相手の本音を引き出し、信頼関係の構築において役立つことでしょう。

コミュニケーションを円滑にする「傾聴力」の身につけ方9選!という記事でもお話ししましたので気になる方はこちらもチェックしてみてください。

4.まとめ

まずはじめに、コミュニケーション能力とは?何かお話しました。コミュニケーションはラテン語: communicatio(コムニカチオ)に由来しており、「分かち合うこと」を意味しています。

自分以外の他者と、喜びや悲しみといった感情や、身の回りの情報について分かち合い、心を通わせる。そのために発揮される意思疎通能力のことをコミュニケーション能力というのです。

続いてコミュニケーション能力が高い人の特徴を7つご紹介しました。

  1. 身の周りの人に興味関心がある
  2. 聞き上手!相手の話をしっかり聞く
  3. 話題が豊富!話の引き出しが多い
  4. 話し方が分かりやすい
  5. 協調性がある
  6. いつも笑顔
  7. 大人の対応ができる

でした。

最後に、コミュニケーション能力の鍛え方です。コミュニケーション能力の基本は、「伝える」と「聴く」です。

自分の意見や考えを相手に的確に伝える力と、相手が本当に意図することを引き出す傾聴力を身につけることで、コミュニケーション能力は鍛えられます。以上になります。応援していますね。それではまた!

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