たった6秒で『怒り』をコントロールする4つの方法

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働く20代のためのビジネス情報専門家。明るく、楽しく、幸せにがモットー!

どうも菊之進です。今回はカッとなったときに怒りを抑える方法をご案内。

こんなあなたへ

  • 約束を破る同僚、後輩や部下、上司にイライラしてしょうがない
  • 彼氏のちょっとした言動で不機嫌になってしまう
  • いうことを聞かない小さな子供を毎日怒鳴りつけてしまう

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菊之進
それではどうぞ!

1.怒りのピークは長くて6秒

怒りのピーク(かっとなって頭に血が上った状態)は長くても6秒ほどだ。この6秒間を上手くやり過ごすことができれば、相手に暴言を吐いたりモノに当たったりといった衝動的な行動を回避することができる。

2.なぜ怒りは6秒間持続するのか?

怒りがこみ上げて顔が赤くなったり、心臓の鼓動が早くなったりするのは、神経伝達物質であるノルアドレナリンの分泌によるもの。

実は、このノルアドレナリンによる興奮状態が、体内をめぐって落ち着くまでには6秒かかるというのだ。そのため「怒り」を鎮めるにこの6秒をいかに乗り切るかが重要になる。

3.怒りの6秒間を上手にコントロールする方法4選

「6秒を耐えきろ」と言われて実際にやってみると、これがなかなか難しい。怒りが言葉として喉まで出かかってる腹ワタが煮えくり返った状態では、簡単には抑えられないだろう。ここでは、そんなやり切れない時にも効果を発揮できる「怒りの堪え方」を4点紹介する。

①深呼吸する

まずは1回深呼吸しよう。深く息を吸って吐く。吸うときの倍くらいの時間をかけて吐くのを意識して。この時、体の中の悪いものをすべて出し切るような気持ちで息を吐くのがポイント。

なぜ、深呼吸がいいのか?深呼吸にはリラックス作用があり、自律神経を整えて冷静さを取り戻す作用があるためだ。また、深呼吸1回分の時間を測ってみるとちょうど6秒ほどかかるので、息を吐き切る頃には「魔の6秒間」をやり過ごせてしまうというメリットもある。

②カウントバックする

やり方は簡単。たとえば、100から始めて2ずつ引いていく(100、98、96、94…といった感じに)引き算する数字は2でも3でもなんでも構わない。カウントバックには、頭の中で単純な計算をすることによって、怒りの感情を意識からそらすという役割がある。

グーパー体操で意識を逸らす

やり方はとても簡単で、手を閉じたり開いたりを繰り返すだけ。交互にグーパーすることで手に意識が集中し、怒りの原因を「数秒前に起きた過去の出来事」として脳が認識できるので、怒りがクールダウンする。

④その場から離れる

怒りの対象となる人物の近くにいると、なかなか気持ちを切り替えることはできない。こういう時はいっそその場から離れてしまおう。近くのコンビニまで出かけるなどして、苛立ちを感じた空間から直ぐに立ち去ることをオススメする。

外出すると想像以上に気分転換できるし、帰ってくる頃には冷静な気持ちを取り戻すこともできる。自分だけでなく相手にとっても頭を冷やして気持ちを整理する時間になるので、お互いにとって一旦離れることは大切だ。

4.まとめ

昨今、自分の感情をコントロールできる人はEQが高いと言われている。職場でもプライベートでもEQが高い人は、人付き合いが上手いと言われているので、是非この怒りを抑えるアンガーマネージメントをものしてほしい。

※EQとはEmotional Intelligence Quotient のことで「心の知能指数」のこと。

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