どうも!菊之進です。
今日は、悪しき習慣をたちきり、良い習慣を身につける「20秒ルール」についてお話ししたいと思います。
「はじめなきゃ!」と思うことはなかなか習慣にできなくて…、反対に「やめなきゃ!」と思うことはなかなかやめられない…。
例えば、そろそろ資格の勉強を始めなきゃと思ってはいるものの、なかなか手につかず、ついネットやテレビを楽しんでしまうことってよくあると思うんです。
記事の内容を動画で聞きたい人はこちら↓
▶︎YouTube:20秒ルール!悪い習慣を断ち切って良い習慣を身につける簡単な方法とは?
1.20秒ルールとは何か?
まず初めに「20秒ルール」とは何か?
20秒ルールとは、予め行動の起こし始めの手間を20秒ほど省いて、習慣化したいことを手助けする方法のこと。これを応用して、やめたいと思う行動に、20秒の手間を増やせば、悪しき習慣を断つこともできる。
これは、『幸福優位7つの法則 : 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論』の著者であり、ポジティブ心理学の研究者でもあるショーン・エイカー氏が提唱した方法である。
2.具体的なやり方の例
20秒ルールについて具体例を交えながら紹介するね。
①悪しき習慣をやめたい場合
あなたが辞めたいと思う習慣に、20秒ほど要する面倒なステップを加えることがポイント。
(1)テレビをみる時間を減らしたい
リモコンの電池を抜きとっておくとか、あるいはリモコンを取りに行くのに20秒程度時間がかかるような場所を見つけてそこに置くようにしてみる。すると、テレビをみるのがいちいち面倒になりTVを見る回数が減ってくる。
(2)スマホを見る時間を減らしたい
たとえば、スマホの充電器を家の玄関に設置してみる。そうすると部屋と玄関の往復が面倒になるため、無意識にスマホを見る回数を減らそうとする(電池を節約しようとする)。
(3)お菓子のドカ食いをやめたい
お菓子を簡単に手に届くところにおかない。物置や玄関など離れたところに置く。または、一度に一袋まるまる食べてしまわないように、予め小分けにしておくなどするとドカ食いを回避できる。
(4)交通事故を減らしたい
事故の危険性が高い道を使って近回りしようとせずに、信号機のある安全な交差点を使うようにする。例えば、右折が難しいところを無理に右折しようとせず、多少遠回りでも、左折して車の進行方向に従って走る。すると、不本意な事故を減らすことができる。
②良い習慣を身につけたい
習慣化したいことは、面倒なステップを省くことがポイント。習慣化したいことをイメージしたら、それをする初動の20秒を、前もって余裕のある時に終わらせておく。そうすることで、すんなり行動に移しやすく習慣化しやすくなる。
(1)ジムに行く(or ダイエットする)
暇な時にジムセットを作って、玄関のドアノブにかけておく。すると面倒な手順が一つなくなり行動に移しやすくなる。
(2)部屋の掃除
コード式の掃除機を物置に保管することをやめて、充電式のお洒落なデザインの掃除機をリビングに置いてみる。すぐに取り出して掃除ができる状態なので、行動に移しやすい。さらに、お洒落な掃除機なら愛着もわく。
(3)読書する
本棚にしまわずに、あらかじめデスクの上に、読みたいページを開いたままで置いておく。本を開くという億劫な作業をショートカットして、すぐに本が読める状態にしておく。
(4)朝食を抜かない
前の晩に、一口サイズで栄養のある食べやすいものを、机の上にセットしてから寝る。次の朝、手に取りやすい状態にしておく。
3.まとめ
身につけたい習慣は、20秒早める(予め20秒分の手間を省いて布石を打つ)。やめたい習慣は、20秒手間を増やす。「20秒ルール」ぜひ試してみてください。
応援していますね。それではまた!