どうも菊之進です!
捨てると人生が楽になるものを5つご紹介します。物理的なモノではなく、心理的なものにフォーカスします。具体的には、頭の中にある雑念(気を散らすさまざまの思い。いろいろな、余計な考え)や人間関係のしがらみ(まとわりつくもの。じゃまをするもの)を綺麗にするという内容です。
こんなあなたへ
- なんだかいつも心に余裕がない
- 漠然とした不安に襲われることがある
- 人間関係で様々なストレスを感じている
一体何があなたを生きづらくするのでしょうか。じわじわと生きる活力を奪うのでしょうか。その答えを明らかにし、無駄なもの、不要なものを処分するお手伝いができればと思います。心を整えて、穏やかにシンプルに生きていきましょう。
記事の内容を動画で聞きたい人はこちら↓
▶︎YouTube:捨てると人生が楽になるもの5選!心のスッキリ整理術
1.捨てると人生楽になるもの5選
①いい人
誰に対しても親切でやさしくする。困った人を助けるために、自分の身をささげる事も厭わない。それはとても素敵なことですが、時としてあなたを苦しめることとなります。
誰かのために、いつもなにかをガマンしていませんか?
- 「頼み事を断れない」
- 「ワガママいっちゃいけない」
- 「本音は違うけど周りに合わせておこう」
- 「誰もやらないなら自分がなんとかしなきゃ」
こんな感じに自分を犠牲にしていたら気をつけてくださいね。一つ一つは小さなものでもやがては自分の人生を追い詰めるほど大きな負担になります。
さらに、いい人すぎると、その優しさにつけこんで利用するものも出てきます。雑用を頼んだり、他の人が嫌がることを押し付けてきたり、あなたのことを「いい人」ではなく「都合のいい人」として扱うのです。心当たりのある人は、いい人を捨てれば、人生楽になります。
その具体的な方法については、『優しくしすぎて舐められる人へ!バカにされない生き方とは?』という記事がおすすめです。与える優しさを調節するという話や、都合よく利用されないための対策を紹介しています。気になった方は是非、見てみてくださいね。
②比較癖
自分よりも幸せそうで、自分に足りていない物をたくさん持っている人が近くにいると、強い憧れを抱くと同時に、「どうして自分はダメなんだろう」と惨めな気持ちになったりしませんか。
自分の駄目なところや落ち度ばかり目について強い不安に襲われることもあると思います。人と比べる「比較癖」を手放すことができたらどんなに楽なことか。そう願ったこともあるでしょう。
比較癖のある人に、ほぼ間違いなく共通することがあります。それは、自分の価値を人に委ねてしまっているということです。周りからの評価や、 世間の目にうつる自分の姿=自分の価値として捉えていないでしょうか。そうなると、とにかく人の目が気になります。
みんなから好かれる、人気がある、評価される人をみつけては、自分と比較し、「あの人に比べて私は…」と自己嫌悪に陥ってしまうのです。比較癖を捨てたいという人は、自分の価値を自分で決めるようにしましょう。次の二つのことを実践してみてください。
1.比較の対象を他者ではなく”過去の自分”に変える(過去の自分と比べてどれだけ成長したかを見るようにする、人との比較ではなく自分の成長に意識を向けるようにすれば、不安になることも少なくなります。大きなことを成し遂げるのに小さな一歩は必要不可欠です。踏み出した一歩一歩の積み上げを噛み締めるようにしましょう。これが自信につながります)
2.他の人にはない“自分だけの持ち味”を見つけ育てる(既に成功を収めた他の人の土俵で戦おうとすると辛くなります。そうではなく、他の人にはない、自分だけの魅力に気づきそこを伸ばすことで自分が好きになれます。ナンバー1ではなくオンリー1です。他の人と比較すること自体なくなるでしょう)
以上2点。自分で自分に丸をつけること。認めてあげること。これが比較癖をすてる近道です。
『アドラー心理学に学ぶ!劣等感を克服する2つの方法』という記事では比較癖、すなわち劣等感との正しい向き合い方を解説しましたので、こちらもよければチェックして見てくださいね。
③見せかけのプライド
プライドには2種類あります。本物のプライドと見せかけのプライドです。
本物のプライドとは、自尊心です。自分の考えや言動に自信をもち、ありのままの自分の人格を大切にする気持ちです。一方で、みせかけのプライドとは、虚栄心です。自分を実質以上に大きく見せようとして意地をはる気持ちです。
「虚栄心」が強いと、自分のことを誇張したり、嘘をついたり、無茶をしたりします。さらに、理想から程遠い自分を責めてしまい、窮屈な生き方を強いられるでしょう。「こうでなければならない」という理想に振り回されて、いつも何かしらの欠乏感を感じることになります。
そうならないためには、本物のプライドを育むことが大事です。そうすれば見せかけのプライドは自然と消えます。
本物のプライド、自尊心は、次の3ステップで育まれます。
- 自分が本当にやりたいことは何か?なりたいものはなにか?どう生きていきたいのか?を想像する
- 目標に向かって行動する、チャレンジする
- 成功と失敗を繰り返し、小さな達成感を積み重ね、自分に自信をつける
自分だけの人生の目的地が見つかれば、他人と同じ人生を送らなくてもよくなります。「良い大学を出て良い会社に入り、いい車に乗り、いい時計をつけて、出世し、結婚し、子供を生んでマイホーム建てて暮らすこと」これが全てではありません。
「いい大学をでなくても、いい車に乗らなくても、出世しなくても、結婚しなくても、マイホームじゃなくても、いい人生は歩めます。」自分が本当に進みたい人生の目標を決めて歩み出すことで、見せかけのプライドを捨てることができるのです。
④思い込み
いわゆる「べき思考」です。「こうすべき」「こうしなきゃダメ」「これが正しい」という思い込みは、心を窮屈にします。この気持ちが自らの行動に対して働くと、思いどおりにならなかったときに、暗い気分になり自分を責めてしまいます。
反対にこの気持ちが外向きに働けば、他人に対して批判的になり腹が立ちます。「べき」思考は、気持ちのゆとりを奪い、自分にも相手にも正論をつきつけ追い詰めてしまうのです。べき思考を緩めるには、「許す」という行為に意識をむけます。
- まあ、仕方がないよね
- 理想と現実はちがうよね
- こういうこともあるよね
- これができただけでも良しとするか
- いいところもあるよね
こんな感じに「べき」という言葉を言い換えていくことで、人に対しても、自分に対しても優しくなれます。
完璧主義を少し緩めるだけでも、人生はうんと楽になるでしょう。
⑤エナジーバンパイア
一緒にいる人の活力や運気を吸い取る人のことをエナジーバンパイアと呼びます。あなたの周りに少し会話しただけでドッと疲れるような人はいませんか。
- 自慢話ばかり
- 愚痴悪口が多い
- 人を小馬鹿にする
- 揚げ足を取ってくる
- 都合よく頼み事ばかりしてくる
彼らは共感力の高い優しい人を好みます。一度標的にされると、少しずつエネルギーを吸い取られ、やがては心が病んでしまうでしょう。もちろん、彼らにそんな自覚はありません。無意識のうちにやっています。だからといって、相手の期待に応えてはいけません。できるだけ距離をおいて関わらないようにしましょう。
距離の置き方に関する具体的な方法については、『嫌いな人と関わらないといけない時!すぐ使える対処法5選』という記事でお話しました。エナジーバンパイアが、職場にいるなどして離れられない場合の対処法について解説しています。
2.まとめ
捨てると人生楽になるものを5つ紹介しました。
- いい人
- 比較癖
- 見せかけのプライド
- 思い込み
- エナジーバンパイア
心の中がごちゃごちゃしていたら新しく新鮮でいい物も入ってきません。無駄なもの、不要なものを処分し、心の中も綺麗サッパリ整えられるといいですね。ここまでご覧いただきありがとうございました!それではまた、次の記事でお会いしましょう。