どうも!コミュ力アシスタントの菊之進です。
行ってきたよ!ディズニーに。
どうしてもパークで働く生のキャストさんと接したいと思って。
というのも前回、ディズニー流コミュニケーションに学ぶ楽しく仕事をする方法という記事を書いたのだけれど。
こんな記事を書いたからには・・・ちゃんとこの目で確かめなきゃ!!
ディズニーキャストさんの素晴らしいコミュ力を。
そして、今回の旅。
1日目の夜にね、人生最大の失敗を犯したのよ・・
まさか、あんなことになるなんて。
今となっては笑い話だけど(笑)
1日目:ディズニーシー
ということで、家族3人パーティーでいざ出陣!
まずは広島空港まで車で移動。
途中でヤマダ電機にて、念願の魚眼レンズを購入。
コレコレ!
欲しかったんだよなぁ。ディズニーは自撮り棒禁止だからね。
魚眼レンズ 出典:amazon
よし、空港到着!
早速、魚眼レンズをiphoneに装備して撮影。
サングラスがお粗末なのは許してね!!
ふむふむ、確かに遠くの景色まで写真に入るね。
それでこちらが魚眼レンズなしバージョン↓↓
と、恐竜にも突っ込まれてしまい魚眼レンズは道具袋に封印。
これにてお役目終了となった(笑)
まだまだ時間に余裕があったので、我が一行はレストランに。
大盛りローストビーフ丼をモリモリ食べて満腹に。
いざゆかん!
飛行機に乗って羽田空港まで一っ飛びした。
空港到着!
リムジンバスでディズニーへ。
その道中の出来事。
鉄道員風のキャストさんの方からバスの中にいる我々一行に気づいて、手を振ってくれた。
まだパーク圏外ですよ!?
なんだか幸せな気持ちに。
これからどんな世界が待ってるんだろう。
ドキドキ
ドキドキ
受付を済ませ、我がパーティはパーク内に入場。
大丈夫か!!?息子。
旅はこれからだというのに、かわいそうに。瀕死の状態だ。
息子の失ったヒットポイントを回復すべく、我が一行は授乳室へ。
ここで、再びディズニーの素晴らしいコミュ力を思い知った。
何か気づかない?!
そう!
赤ちゃんが椅子から落ちないよう、四方を椅子やテーブルの壁で囲う工夫!!
そして、授乳中部屋で待ってたんだけど、ここのメイド風キャストさんが丁寧。
地面に落ちた髪の毛一本もちゃんと指で拾ってお掃除。
こまめにゲストに声がけして、何かお手伝いができないか、ずーっと探してる。
ここでメイド風キャストさんと記念撮影!
授乳室を出た目と鼻の先にはゴミ箱。
あれ、ゴミ箱にも工夫!?ゴミ箱らしくない西洋風の模様。
ディズニーではエリアごとにテーマに合わせた模様のゴミ箱がある。
しかも数が多い!!噂では30m歩くごとに配置されてるんだって。
ゲストがゴミを持ち歩くストレスのないように気遣いしているのだ。
更に更に、ゴミのことを「ゴミ」ではなくって「星くず」とか「夢のカケラ」っていうキャストさんもいる。
ロマンチストだねぇ〜!やっぱすごいディズニー。
さて、記事(ディズニー流コミュニケーションに学ぶ楽しく仕事をする方法)でも紹介したカチューシャ。
是非とも身に付けたい!
我々一行はまず武器屋を探した。
すると即発見。1,200ゴールドで購入!
なんと、武器屋のイケメン若旦那は、シャボン玉職人でもあった。
「なるほど、マーケティングとはこうやるのか・・」
「シャボン玉でワァ〜〜っと興味をそそり、立ち寄ったゲストに武器を買ってもらう!素晴らしい演出ですね」
「勉強になりました!若旦那!」
さてさて、
まだ一歳に満たない息子とディズニーを楽しむにはどうすればいいのか。
さっぱりだった。
僕も妻もディズニーは人生で2回目だし!
そこで、パークガイドさんにおすすめコースを確認!
- 子連れでゆっくり休めるところ
- アトラクションに乗らなくても楽しめるコース
- パレードが楽しめる裏スポット
- 移動に便利な乗り物
他にも待ってるゲストはたくさんいるのに、懇切丁寧に教えてくれた。
一体どこまで親切なの・・
我が一行のために、10分くらいガイドしてくれたよ。
「ありがとう!!これで冒険の書も進みそうです」
どのキャストさんも「写真撮って欲しい」ってお願いすれば断る人なんていない。
ここで忘れかけていた魚眼レンズ。
景色に良いね!
日本にいながら西洋風な雰囲気を味わいつつ、船乗りばに到着!
ん、どうした!?息子!!
ご機嫌斜め。こんなに怒った顔初めて見たぞ。。
いやぁ〜綺麗だなぁ。
それにしても、この国の人はお客さんまで教育されている。。。
通りすがりの私たち一行に手を振ってくれる。
ディズニーのおもてなしマジックは伝染するのね。
色々な風景を楽しんで、ふと下を覗くと。
寝る息子!どうやらHPが完全に底を尽きたらしい。
目的地に到着し、船乗り場から出ると一際お掃除に精を出すカストーディアルさんが。
地面に落ちた夢のカケラは綺麗に拾い、夢のカケラで詰まったボックスを整理。
ディズニーの道が汚れてるなんてことはまずない。
プロ意識がすごい。僕も見習わなきゃ。
インディージョーンズ前で撮影。
「かかってこい、インディー!!」と意味不な気持ちになる。
あっそうそう!
ディズニーにはいくつかの滝があるんだけど。
これがまた工夫されていた。
隣接するエリアとエリアの間に設置されていて、音の遮断効果の役割がある。
実際にこの滝のすぐ後ろに、ジェットコースターがあって大きな音が出るんだけど。
この滝の音でジェットコースターの大きな音がかき消されてた。
ディズニーって不思議なほど、他エリアの音が聞こえないのよ。
キャストだけでなくって、存在する建物にも心遣いされてる感じ。
さてさて、我々一行は人魚姫のアリエルがいるマーメイドラグーンに到着。
もうヘトヘトよ!
とりあえずここに休憩できるとこないの!?
ありました(笑)
セバスチャンのカリプソキッチンへ!
「ピザ、うめぇぇ〜〜〜!!」
息子の機嫌もようやく回復!!
ここのキッチンの何がすごいかって。
ディズニーの空間づくり・世界観の出し方が勉強になる。
椅子が「貝の形」でね。
それでもって周りの壁に描かれた華やかで賑やかな景色が、まるで海底の竜宮城にいるような気持ちにさせる。
ムムム、深い!さすがディズニー。
キッチンを出ると、画家のキャストさんがお出迎え。
せっかくなので我が一行も記念に絵を描いてもらった。
横顔が得意な画家さんなので、横顔しか見せないように息子を説得。
と言ってもわからないので、絵本に集中させた。
結果はこちら。
イケメン度120パーセント仕立て。
ちなみにこちらの似顔絵(カリカチュア)と呼ばれており2,500ゴールドだった。
「ありがとう!!画家さん」
マーメイドラグーンを出ると、夜になっていた。
夜は魔物が出やすいから・・気をつけなきゃ。
そんな時もひと安心!!
フィールドは街灯が等間隔に設置されて、暗すぎるところがないように安全にできてる。
あぁ〜幻想的な世界・・・
おっ!出た出た。
消火器もそれらしくない。心なしかミッキーの帽子みたいなデザインだった。
家事を防止するために帽子になったのかな!?
そろそろパレードが始まりそうな雰囲気。
周りのお客さんもコソコソコソコソと動き始めた。
なんだなんだ!?
あっもしや、パレードだな。
我々も早く陣地を取らねば!
キャストさんに教えてもらった裏スポットに行くか!
待つこと30分!
「ディズニーって蚊が出ないね、不思議だね」と妻が一言。
確かに。池のほとりなので一匹くらい居てもおかしくないだろうって思って調べてみた。
蚊は水たまりみたいな循環しない水に発生しやすいのだけれど、ディズニーの水って循環してるから発生しないんだって。
参考元:なぜディズニーランドには蚊がいないのか:日経ビジネスオンライン
いよいよ、パレード始まり!
「ヒャッホ〜」
花火が魔法のように見えたのは僕だけ?
ビューン、バチバチ、ピカピーカ!!
大盛り上がりのパレードも一瞬で終わり。
正面からでなく、裏側のスポットからみても、楽しめるように工夫されてた!
さて暗くなってきたし、そろそろ帰ろうか!
遠目に豪華客船を発見。
あの船が海賊に襲われる前に妻とツーショットで撮っておこう!
近くまで行くと映画のタイタニックを彷彿させる!
船の近くではミッキーたちがショーを始めた。
ショーを見終わり、その足取りで子供の時に大好きだったトイストーリーのエリアに。
ウッディーが迎えてくれた。
他のゲストもみんなここで記念撮影。
思わず写真が撮りたくなるスポットを作る。
これもマーケティングの一種だね!
なんかもう、ディズニーに住みたくなる風景。
ここは水の都、ベネチアですか!?
長かった1日目はここで終わり。
我々3人は宿屋に向かった。
じゃらんで予約していた助六さんの宿へ。
ここへきて、この旅一番のトラブルが・・
部屋に入って気づく。
あっあれ!?
「ない!無い無い無い無い無い」
鍵がない。
事前に宿にキャリーバッグを送っていたんだけど。
その鍵を家に忘れていた。
・・・
・・・
「詰んだわ」
全てのお泊まり用具と明日の服、下着も入ってるのに。
この汗ばんだ服を明日も着れるかっつーの!
ということで悩みに悩んだ挙句。
キャリーバッグぶち壊すことに決定。
深夜12時に静まり返った宿の一室から重低音が鳴り響く・・
キャリーバッグをフルボッコ。
(写真撮っておけばよかった)
滝汗になりながら、30分ほどボッコボッコにしても鍵が開かず・・
仕方なしにこじ開けた隙間から、なんとか全てを救出。
はぁ神様!
ジムで鍛えた体は、キャリーバッグの中身を救出するためだったのね・・・
めでたしめでたし。
タータータータータッタッター
2日目:ディズニーランド
翌朝、HPも全回復。
宿屋の人もいい人で、キャリーバッグ壊したことを伝えると、代わりのダンボールをくれた。
このダンボールに荷物をまとめて、我々の拠点、広島へ送る。
いざ出陣!!
浅草から電車でGO!プランだったけれど・・
タクシーでズルしてひとっ飛び。
念願のディズニーランドへ到着。
入場ゲートを通過するやいなや、ミスバニーがお出迎え。
でもね、ミスバニー。めちゃくちゃ人気で。
5、6組の家族が我先にと、ミスバニーとの記念撮影に並ぶのね。
で! 基本、みんな順番抜かしだから・・
並んでても横から新しいご家族一行が「次は私!いいぇ私よ!!」
って全然ミスバニーと写真撮れなかった訳。
だがしかし!!そんな我々にミスバニーが気を使って近寄ってくれた。
それでようやく記念撮影。
撮影が終わったら「ポンっ」て自然に背中を押してくれるので次の人の撮影もスムーズ。
素晴らしい心遣いに感謝。
よし!ベビーカーを借りに行こう。
その途中に、ブレーメンの音楽隊風キャストさんを発見!
「お誕生日おめでとうございます」
ってゲストさんをお祝いしてた。
今日誕生日の人にとって、これは嬉しいサプライズだね。
その近くに王子を発見!
なんでこんなところに王子が!?何かのクエストの最中か。
それにしても反則級のイケメンやん・・
周りを囲う女性たちの「キャー」が半端ない。
顔で負けても、剣技では俺の方が上!と思う小さな小さな菊之進であった。
そうこうしていると、ワールドバザールに到着。
お〜見える見える!シンデレラ城。
今日のゴールはあそこやね。
ん!?突然、愉快なおじさんがどこからともなく現れた!!
ピアノに車輪がついてる!?
バイシクルピアノっていうらしい。
あっちに行ったり、こっちに行ったりしながら、演奏しながら、ダジャレも達者で(笑)
まさしく創造力×人間力
彼を見るべく物凄い人が集まる。
「ブラボー!!」
めちゃくちゃ面白いので、動画を見て見て↓↓
それにしても暑い、暑すぎる!!
真夏の炎天下で汗が止まらない。
露天商から購入した、氷のアイスをボリボリ食べながらお城方面に歩いて見ると・・
物凄い人!!
なるほど、今からパレードね。
燦水!サマービート!!始動。
フォーーー!!恵みの雨やっ
我にもくれーぃ。
こっちにも、お恵みをー!!
はい!
残念ながら全く水届かず(笑)
いやぁ、でも勉強になった!
お客さんの五感に訴えると人は集まるのね。
「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」
今回は「水を触りたい」っていう触覚。
ディズニー上手いなぁ。
さてと!
お腹もすいたし、休憩したかったので。
恒例のガイドさんにおすすめスポットを教えてもらった。
とっても笑顔が素敵なガイドさん。
笑顔の作り方、ご指導願いたい!!
ガイドさんのいう通りレストランに向かっていると、いきなり原住民に出くわした!
「ブラボー!!」
妻と息子のHPが暑さで限界を迎えたので、安息の地を求め急ぐ一行。
途中、迷子になったので、エプロンが似合うレストランのキャストさんに道を教えてもらった。
レストラン業務で大忙しなのに、懇切丁寧に。。
「ありがとう!」
ふぅ!!
なんとか辿り着いた。
木の温もりを感じながら、ゆったり家庭的な雰囲気が楽しめるグランマ・サラのキッチン。
1500ゴールドで「サラおばあちゃんのおすすめセット」を注文し、一息ついた。
パワーも回復し、次はお目当のシンデレラ城へ。
サクサクいくよ〜。
女性の憧れ!幸せなシンデレラ。
10人待ちくらいで並んだシンデレラの椅子で記念撮影!
息子も大はしゃぎ。
ガラスの靴もキッラキラ!
続いてシンデレラ城の回廊の壁画へ。
シンデレラのママハハがつけている呪いの指輪!
触ると不幸になるというジンクスが。
一番左の女性の指に着目。
一方、シンデレラのイヤリングを見て欲しい。
こちらは触ると、幸せになれると言われている。
ちなみにこのイヤリングだけ、本物の宝石(水晶)が使われてるんだって。
息子も幸せになれますように!!!
意外とこの話を信じてる人が多くって。
他のゲストもイヤリングにタッチしながら歩いてた。
ビジネスにも、思わず足を運びたくなるようなジンクスを作っておくといいね!
さてさて、シンデレラ城という最大の目的も達成されたし、我々一行は帰路につく。
スピーカーも、林に同化させてバレないようにしてる!
買い物カゴも買い物カゴって感じがしないね。
ゲストに夢を見せるディズニーの想いを存分に感じた2日間だった〜。
また来るぜ!ディズニー。
実は今回、並んで乗るアトラクション系。
一個も乗ってないんだよね(笑)
ホラー好きの僕としては、次こそホーンテッドマンションに行きたい。
「バーイ、東京」
まとめ
今回、学んだディズニー流仕事ミュニケーション力とは!?
- 髪の毛一本見逃さないレベルで徹底された清掃
- 何気ない建物すらもお客さんへの心遣いを忘れない(ゴミ箱、消火器、スピーカー、滝の音・・etc)
- 人を魅了するキャストの人間力(最低限みんな笑顔)
- テーマごとの強力な世界観と一体感
- 思わず写真が撮りたくなる魅力的なスポットの設置
- 思わず足を運びたくなるジンクスがある
- ゲストの安全を意識した街作り
- ゲストの五感に訴えるプロモーション
以上!
ちなみに家に帰ったら、息子がいつも以上に活気付いたのだけど。
これもディズニーマジック!?
息子@ヨーグルト食事中