やる気はあるのに『行動できない』3つの理由と改善策

行動できない

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どうも!菊之進です。

やる気はあるのに、行動に移せない3つの理由と改善策を紹介します。なぜ、やらなければならないと心に決めたことなのに、出来なくなってしまうのか。どうしたら行動できるようになるのか?を中心にまとめました。

こんなあなたへ

  • やると決めたことがあるのに、ついSNSやYouTubeを見てしまう
  • 取り掛かろうとしても今日はいいや…明日からやろう!と思ってしまう
  • 結局、明日になってもやらずじまい。
  • いつまでたっても中々行動できない

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菊之進
それではどうぞ!

1.行動できない3大原因

①ホメオスタシスが備わっているため

生物全般には、外界の環境の変化によらず体内の環境を一定に保つ働きを持っている。これは、現状維持装置(ホメオスタシス)とよばれ、体温、血圧、血糖値、自律神経、ホルモンバランスに至るまで、寸分の狂いもなく厳しく監視されている。

実はこれが厄介で、新しく何かにチャレンジしようとすると、脳が必ずブレーキを踏んでくる。「それは今やらなくても良いよ、大変なことをして病気にでもなったらダメだから…。今日はもう疲れてると思うし明日にしたら?」と言うのだ。

基本的に脳は、楽な方へ楽な方へと流れるようにできている。そのため新しいことに取り掛かるには、その流れに逆らえるだけの大きなエネルギーがあるときに行動に移さないといけない。

②取り組もうとしていることがボンヤリしているため

やり方がわからない初めての作業や、何から手をつけていいか考えながら行う複雑な作業にとりかかる場合、「面倒そう」という気持ちが強くなり、なかなか取りかかることができない。

例えるなら、レシピのない料理が作れないのと一緒。鮭の塩焼きなら作れそうと思っても、鮭のムニエルを作ってと言われれば、大半の人はレシピがないと取り掛かかれないだろう。

特に完璧主義の人はこの傾向が強い。何事も完璧に把握してからじゃないと、取りかかれない。ボンヤリとモヤがかかってる物事にはなかなか手が付かないのだ。

③やったところで成功する確証が持てないため

「きっと成功するからやってみよう!」という人よりも、「失敗が怖い」「恥をかきたくない」「後悔したくない」という人の方が多い。

「人は得られるメリットより、失う恐怖に行動を影響される」ことが心理学で分かっている。ミスや失敗、やり損になることへの恐怖心、リスクはなるべくとりたくないという考えから動けなくなってしまうのだ。

2.行動できるようにするための対策

①やる気0でもできる行動をする

例えば、ジムに行くのが億劫なら、トレーニングウェアを用意してリュックに詰めるという作業だけならできる。イベントの企画が億劫なら、イベントのチラシのテンプレートだけ作ってみるとか。転職するのが億劫なら、転職アプリのインストールだけするとかだ。

本当は行動しないといけないのに、なかなか行動できないような物事に対しては、とにかく、目の前の目標設定を簡単なものにしてみよう。いや、簡単ではダメかもしれない。「簡単すぎる」くらいの目標にする。

それくらいまで目標設定を下げないと、いつまでたっても行動できないからだ。 何もしなければ0は0のまま。しかし、どんなに小さなことでも手をつければ0が1になる。

0が1になれば後は簡単。小さな1を積み重ねれば、少しずつ進捗がある。予定通りに物事が進めば、不思議なことに「自分でもできるじゃん」という自信が湧いてきて、さらにスピードが加速する。

脳は新しいことを嫌うが、一度でも始めたことは好きになる性質があるので、最初の動き出しがとても肝心なのだ。

取りかかれない人の多くは、最初の目標が高すぎる。実際にあなたのスケジュール帳を見て確かめてみてほしい。その目標を見た時に、心が拒否するのを少しでも感じたら、目標の難易度が高いということだ。もっと簡単にしてみてみよう。

たとえば、読書が1日30分も続かないのであれば目標が高すぎる。まずは読書1日1ページにしてみる。1日1ぺージをなめてはいけない。1ヶ月でも続けられたらすごいことだから。

このように、やる気0でもできる行動を見つけていくのがポイントだ。

②めちゃくちゃ簡単だと思い込む

「難しくない難しくない。すごく簡単だ」と自分に言い聞かせて、思い込んでしまおう。僕もよく、この言葉のまじないを自分にかけるけれど、意外と使える。

「すごく簡単だから、ちょっとだけやってみよう?」
「深く考えなくても良いから。ね?ちょっと見るだけだから!」
「取り掛かってみて少しでもストレス感じたら、辞めていいからさ!」

といった感じに自分と対話する。はたから見たら変な奴に見えるだろうが、不思議なもので本当に簡単な気がしてくるし、一度とりかかってしまえば案外そのまま流れに任せて作業をすすめることもできる。

③マニュアルを作ってしまう

取り組もうとしていることがボンヤリしていると行動できない。その解決策は、マニュアルを作ってしまうこと。最初の手順書作りは面倒に感じるかもしれないが、次から同じ作業をする時に本当に楽になる。

「次の作業はなんだったけ?」
「忘れてることなかったけ?」
「本当にこのまま進めてもいいよね?」

といった余計な心配は、マニュアルがあれば回避できる。簡単なチェックリストみたいなものでいい。取り掛かるべき作業の順番や注意点などを記録しておくことで、取り組むべきことが明確になり、行動にうつしやすくなる。

3.まとめ

以上です。①やる気0でもできる行動をする②めちゃくちゃ簡単だと思い込む③マニュアルを作ってみる。ぜひ試してみてください。 応援しています。それではまた!

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