どうも菊之進です!
今日は、第一印象はいいのに嫌われる人の特徴を対処法をお伝えします。
こんなあなたへ
- 自分でも言うのもなんだけど第一印象はいいのに…
- なぜか人が離れていく…
- 気付けばぼっちになってる…
第一印象が良い人はそれ以上のイメージアップが難しく、知らず知らずに理想化されて幻滅されてしまうことがあります。
第一印象で勝手にハードル上げられて、あとあとイメージと違うからといって、勝手にガッカリされたら辛くなりますよね。
今回は、最初の印象が良すぎるゆえにその後右肩下がりになりやすい人の特徴と、人が離れない秘訣も一緒にお届けします。
記事の内容を動画で聞きたい人はこちら↓
▶︎YouTube:第一印象はいいのに嫌われる人の3大特徴!人が離れない秘訣も
1.第一印象はいいのに嫌われる人の特徴
①初対面で無理しすぎてしまう
初対面では、多くの人から好感をもたれやすいけれど、本当はそこまで人付き合いが得意じゃない。
明るい印象や見た目に反して、実は雑談が苦手であまり会話も続かない、どちらかと言えば奥手でコミュ障な方だという人。
このタイプは、最初は友達を作りやすくても、時間が経つとだんだん友達が離れていくように感じます。
なぜでしょうか?
それは…最初に「よく見られよう!」と無理をしすぎてしまうからです。
一度無理をすれば、その後も良い印象を崩さないように努力し続けないといけません。
周囲に気を使いすぎちゃったり、余裕がないのに雑用を引き受けてしまったり、本当は行きたくもないのに相手からのお誘いを断れなかったり。
慣れないことをし続けるのは大変で、心身ともにドッと疲れがやってきます。
そういった心の疲れや無理が積み重なると、やがては表情や態度にでてしまうものです。
それが相手にも伝わってしまい、気づいた人から距離を置かれてしまいます。
②減点方式で見られる
第一印象が良いと、そこから印象を良くするのは難しいです。
最初が100点なので、その後、善い行いをしても加点されず、それよりも悪い行いにクローズアップされるという悩みがあります。
例えば、「実際よりも真面目でしっかりしてそうに見られる」人がいるとします。
このタイプは、頑張って努力しやり遂げても、「やっぱりな〜、それくらい出来ると思った」と頑張りを軽視されがちです。
なまじ“出来そうな人”と思われているせいで、頑張っても評価されにくいです。
さらに良くないのは、ミスや失敗が悪目立ちするということ。
出来そうな人のミスや失敗ほど注目され、減点対象になりやすいのです。
日頃の頑張りがなかなか認められないというのは、残酷ですよね。。
反対に、第一印象良くない(悪い)人はどうしょうか?
ちょっとした頑張りでも過大評価されやすいです。
「えっあいつが…?」「うそでしょ」「やればできるじゃん!」「見直した」「すごい頑張ってる!」と実際よりもポジティブな印象を与えます。
ミスや失敗をしても、まあ元がアレだからしょうがないよねって軽視されるのです。
例えるなら、ドラゴンボールでいうベジータなんかをイメージしていただければ分かりやすいと思います。
最初のイメージめちゃくちゃ“悪”だったのに、今やものすごく評価され人気のあるキャラクターとなっています。
この現象は、実際に起こりうることとして、心理学では「ゲインロス効果」と提唱されています。
ゲイン効果:第一印象悪い人が、良い行いをすると評価が格段に上がる
ロス効果:第一印象良い人が、悪い行いをすると評価が格段に下がる
とにかく、なまじ第一印象が良いとそれ以降は、減点方式で見られやすいと覚えておいてくださいね。
2.第一印象がいいひとは損するのか?
たしかに、第一印象良い人はそれ以上のイメージアップが難しく、減点方式でみられがちです。
最初は100点満点でも、あとから悪い点や失敗などがあれば、そこからの引き算で評価されがちで「損してる!」と感じる人も多いでしょう。
でも少し待ってください。
第一印象が良いことはデメリットばかりではありません。メリットもたくさんあります。
例えば、
- 人間関係を築く最初の一歩がスムーズ
- 接客業で有利、お客さんから好感を持たれやすい
- 面接に受かりやすい
- 恋愛対象になりやすい
- 誠実そうに見えるため、何かあっても疑われにくい
これらはあなたにとっては当たり前で、特段何も感じないかもしれませんが、他のひとからみると羨ましい特性だったりするわけです。
世の中には、第一印象が悪くて悩んでいる人もたくさんいます。
例えば、
- 怖そうな見た目でそもそも人から話しかけられない
- もともと目つきが悪く面接も落ちやすい
- 評価を上げるために良い行いをするのが必須
- 周りに信用されるまでに時間がかかる
彼らは一番最初の人間関係を築く時点で苦労します。
最初の印象がよくないがために、マイナスイメージを払拭するところからのスタートです。
周りと信頼関係を築くのにも、時間がかかります。
最初が0点なので、コツコツと好感度を上げていかねばなりません。
そういうわけで、結局のところ「最初の印象が悪い方が絶対に得をする」とも言えないのです。
3.第一印象はいいのに嫌われる人の対処法!
ズバリ、自然体でいるのが一番です。変に好かれようと頑張りすぎないでください。
第一印象はあくまで、素の自分の延長線上です。
取り繕ったとしても少しだけにしておきましょう。
その方が圧倒的に楽だし、後になって「想像と中身が違った」とガッカリされてしまうこともありません。
一番初めの自己紹介の時には、「こう見えて意外とドジなんです。おっちょこちょいなところもありますが、皆さんにご迷惑のかからないように誠心誠意頑張りたいと思います」という感じに、保険をかけておきましょう。
それともう一つ大事なこと。
「第一印象いいのに嫌われる」の“嫌われる”を回避するために、人間関係の線引きをしてください。
あなたと相手との間に境界線を引くことで、その後嫌われなくなります。
嫌われないというと語弊があるので、正しく言い換えると、
「あなたと相性の良い人だけが残り、相性の悪い人が自然淘汰される」です。
何はともあれ、まず線引きの具体例をいくつかだします。
例えば、
- 飲みに誘われたら全部OKしない。3回誘われたら1回は断るとかする
- 雑用を頼まれたら何でもかんでも引き受けない。余裕がない時はきちんと断る
- 同僚の愚痴はある程度は聞いてあげるけど度が過ぎたらうまくその場を離れる
- 失礼なことをされたら笑って済まさずに時に注意する
などです。
これが人間関係の線引き。
相手との境界線をハッキリさせておくことで、あなた自身は疲れにくくなります。
余計な人間関係のストレスを抱えることが少なくなり、心に余裕が生まれます。
自然体でいられるし、関わってくれるひとたちもそんなあなたの付き合い方に賛同してくれるひとだけ自然と残っていきます。
結果として相性のいいひとたちと良い人間関係を保てるのです。
一方で、もしあなたが境界線を引いていなかったらどうなるでしょうか?
最初の良い印象を崩さないようにしようと、無理して付き合いに参加したり、自分を犠牲にして依頼を引き受けたりでボロボロになってしまいます。
それと同時に、あなたのことを利用するだけ利用してやろうという悪いやつもでてきます。
良いように使われてしまうんです。
そうなると、もうどうでもいいやって、ある時を境に自暴自棄になって、人付き合いが嫌になります。
周りの人も、それに気づいてだんだんと離れていきます。
だから「線引き」が大事になるのです。
今からでも遅くはありません。しっかり線引きして自分を大切にしていきましょう。
それが周りの人と良い対人関係を築く上での近道となります。
4.まとめ
第一印象はいいのに嫌われる人の特徴は次の2つでした。
- 愛想良く見えて人付き合いが苦手
- 減点方式で見られやすい
続いて、第一印象のいいひとは損するのかということですが、必ずしもそうではありません。
人間関係を築く上で、最初の一歩がスムーズになるというメリットもありました。
最後に「第一印象がいいのに嫌われてしまう」の対処法ですが、ズバリ自然体になることです。
自然体になるにはあなたと相手の関係に「線引き」をすることが大切だよというお話をさせていただきました。
まだ境界線が曖昧だというひとはこれを機に、自分ルールをつくってみると良いと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました!それではまた、次の記事でお会いしましょう。