茂木健一郎氏に学ぶ!頭を鍛える本の読み方とコツ9選

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菊之進

働く20代のためのビジネス情報専門家。明るく、楽しく、幸せにがモットー!

どうも!菊之進です。

今回は、脳科学者の茂木健一郎さんの『頭は「本の読み方」で磨かれる』という書籍から、学びを最大化し、人生を豊にする本の読み方について9つご紹介したいと思います。

こんなあなたへ

  • 本を読みたいと思うのに苦手意識が邪魔をする
  • たくさんの文字を読むのが面倒くさくて全然先に進めない
  • 読みたい冊数に読書速度が追いつかない
  • 本を早くよむポイントを知りたい
  • 読書を長続きさせて習慣にしたい
  • 読書から教養を深めて人生に活かしたい

参考図書頭は「本の読み方」で磨かれる

記事の内容を動画で聞きたい人はこちら

▶︎YouTube:茂木健一郎さんに学ぶ!頭を鍛える本の読み方とコツ9選

菊之進
それではどうぞ!

1.まるごと1冊丁寧に読まなくていい

世の中では、「多読・速読」がもてはやされているようですが、最初から一冊を一日で読んでしまおうと考えるのではなく、「一日10ページ」から始めてみてください。

p165

読書に慣れていない人が最初から1冊丸ごと読もうとすると、スタート地点でこけてしまい三日坊主に終わってしまうことが多々ある。継続するためのコツは心理的なハードルを下げること。つづけて茂木さんは「継続できる本の読み方」について、次のようにまとめている。

  • 飽き性の人は、複数の本を同時並行させてもいい
  • 気が乗らない本は最後まで読み通さなくてもよい
  • 読破しようとせずにサクッと読み飛ばして次に進んでもいい
  • 本の内容は50%理解できれば十分

読書の仕方についてこうあるべき・こうでなければならないというのはない。無理せずに今のあなたができるところから始めるのが一番だ。

茂木さん流速読のポイントは次の3点。

1.目次に目を通す
2.面白そうな興味の湧いた見出しがあれば重点的に読む
3.全体をパラパラめくってざっくりと要点を把握する

このような読書法は「スキミング」と呼ばれており、本から効率よく学びを得るためにおすすめの方法だ。手に取った本とあなたには必ず相性というものがあるので、自分に合わないなとおもったら、無理して最後まで真面目に読む必要はなんてない。サラッとよんで、ポイントだけ掴む「スキミング」で良い。

2.自分のレベルに合った本を選ぶ

読み切れてうれしい、と感じられるような、簡単すぎず、難しすぎないくらいの本に挑戦してください。

p41

簡単すぎてもだめ、難しすぎてもダメ。今の自分でも読めるレベルの本選びが大切だ。なんとか1冊よみきることで、ドーパミンというホルモンがでるからだ。これは幸せホルモンと呼ばれていて、達成感や快感、爽快感、喜び、感動などをもたらしてくれる。

例えるなら「金曜日の夜」の感覚に近い。金曜の夜は、その一週間の仕事をやり切ったことで心が達成感・爽快感で満たされるだろう。これと同じで、読書も1冊よみきることで確かな手応えと満足感が得られる。

脳内ではドーパミンが放出されるたびに、その行為の回路が鍛えられると茂木さんはいう。つまり、「読書を習慣化する」には、一冊一冊よみきってしまうことが大事であると。

気が乗らない本は、5分〜10分だけ!と時間を決めて全体を流し読みするだけで良い。その本も読んだ!とカウントしていい。

3.好きな本を選ぶ

本当は好きなことにのめり込んでしまうことが、充実した学びを得られるいちばんの近道なのです。

p63

彼自身、はじめから今専門にしている脳科学に興味があったわけではないようだ。もともとはチョウの生態オタクにはじまり、それがいつのまにか科学全般に広がって、芋づる式に様々な素養が身について、脳科学にたどり着いたそう。

最初こそ、興味をもてる、熱中できる、情熱を注げるような分野の本を選ぼう。楽しいことなら、抵抗なく学ぶことができるし、学びを得ようと打ち込んでいる自分の姿が輝いてみえる。

4.上手い表現を盗み取る

さまざまな表現を知ることは、当然、自己表現がうまくできるということにつながります。

p35

多くの言葉に触れることで、多彩な表現方法を学びとることができる。表現のレパートリーが増えれば、相手に自分の思いを的確に伝えられるだろう。

僕の友人は、本に挟むしおりに、自分が知らなかった語彙や気に入った言い回しを書いてストックしていた。そうすることで、本から得た学びをいつでも手軽に思い出すことができるのだ。

5.他人事から自分事にする

何事も他人事ではなく自分の課題として考えたときに初めて、脳は本気になって潜在能力を発揮する

p38

本を読み終わって「あー勉強になった!おしまい」となってしまってはもったいない。それより、学びを活かして「明日からの生活でここを変えてみよう!」と策を練ってみれば、人生がおもしろくなる。読書とは、自らの課題にたちむかう力を養うものだから。

6.本の魅力を簡単にまとめる

文字を自分の脳の中から絞り出すという行為は、負荷がかかってヘトヘトになるし、効率も悪いかもしれないけれど、だからこそやり遂げたときに脳は本当に喜び、成長する 

p190

読み終わった本の感想について自分の言葉で簡単にまとめてみよう。この練習をすることで、読み終わった本から得られた教養を、自分のものとして取り込むことができる。

読書感想文を書くのが苦手というひとは、次の4つのステップを試みてほしい。これで比較的簡単に書けると思う。

  1. 本を読んであなたが一番感動したことを一言で表す
  2. 本の中で、そのことについて書かれている部分を抜き出して箇条書きにする
  3. 本を読んであなたが一番感動したことを①とは違った表現で表す
  4. ①〜③をつなぎ合わせて文章を整える

作った文章をノートに記録していったり、あるいはブログに載せたり、SNSで発信するなどすれば、文章力や雑談力も身に付く。読んだ本を血肉にしたいというひとはぜひ試してみよう。

7.世間の常識に囚われない考え方を学ぶ

世間でいう「常識」にとらわれず 、枠の一歩外に踏み出してみる勇気を持つこと

p80

僕が営業マンとして働いていた時のことだ。その当時、みんなパワーポイントをつかって得意先でプレゼンしていたが、どの人も一枚一枚のスライドに専門用語と文字をぎっしり詰め込んで、ホワイトボードに投影された画面をただ読み上げているだけだった。

若かったぼくはみんなやってるから、プレゼンはこれが当たり前だと信じていたが、違ったのだ。プレゼンに関する本を買い集めて勉強してみると、そこにはこう書かれていた。

「あなたが主役で、スライドは脇役だ」と。

画面の文字をただひたすら読むだけのプレゼンテーターは、自分が脇役になり、スライドが主役になっているという。これは本来あるべき姿ではないなと気付かされたのだ。

その後、スティーブ・ジョブズの脅威のプレゼンという本を読み、自分が主役になるとはこういうことなんだと理解できた。

このように、読書からは世間の常識に囚われない気づきが得られる。物事の本質を見極めるという目で本をよむことで、いままで出てこなかった閃きやアイデアが生まれるのだ。

8.できるだけたくさんのジャンルを読む

どの本がどう役に立つかということはわからないけれど、たくさん本を読むと、それが腐葉土のように発酵して頭の中にいい土壌ができる

p158

なぜ乱読がよいのか?ナポレオンを例にお話しする。

かつて中世ヨーロッパの大半を支配下において「余の辞書に不可能の文字はない」と言い放った人がナポレオンだ。彼がなぜ幾多の戦いにおいて勝率9割を叩き出せたのかというと、その秘密は実は読書にあったそうだ。

ナポレオンの直観: 「戦略」の秘密を解き明かす10の物語という本があるが、この本ではナポレオンがいかにして歴史を変える大きな成果を成し遂げたのか、その理由が書かれている。

本によると、彼は、やみくもにリスクの高い挑戦をしたのではないとされている。彼は相当な読書家だったようで、過去の戦争の歴史を全部頭の中につめこんでいた。歴史書に限らず、地理、法律、数学、文学など多分野にもどっぷりとハマっていたそうだ。そして、ジャンルを飛び越えて得た学びを自分の読書ノートにまとめていたという。

このような積み重ねから、いままで誰も思いつかなかったアイデアが生まれたり、本質を見抜く力が鍛えられ、歴史を変える大きな成果につながったのだろう。

9.翻訳書をよむ (上級者編)

英語という土壌で、それを持ち寄って、世界中のアイデアが共有される。いちばん厳しくも豊かな現場がそこにある

p104

視野の広さやビジョン、アイデアは、公用語である英語に集まる。海外の本をよむことで世界の常識を学ぶことができると茂木さんはいう。英語ができなければ翻訳書を手に取ろう。日本語訳でも世界レベルの学びを手に入れることができる。

10.まとめ

頭を鍛える本の読み方は次の9点である。

  1. まるごと1冊丁寧に読み込む必要はない
  2. 自分のレベルに合った本を選ぶ
  3. 書店では好きな本を選ぶ
  4. 上手い表現を盗み取る
  5. 他人事から自分事にする
  6. 本の魅力を簡単にまとめる
  7. 世間の常識に囚われない考え方を学ぶ
  8. できるだけたくさんのジャンルを読む
  9. 翻訳書をよむ (上級者編)

茂木さんの本には、このほかにも数え切れないほどの読書の魅力が取り上げられています。本を読んで人生を変えたいとおもっている方はぜひチェックしてみてください。それではまた!

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