どうも!菊之進です。
今日は、あなたの周りにいる嫌いな人との付き合い方についてお話しします。嫌いなひととなるべく関わらないようにする方法から、関わった時の接し方、対応の仕方についてご紹介していきます。
こんなあなたへ
- 腹が立つことや傷つくことを言ってくる人が近くにいる
- 自分のいないところで陰口や悪口を叩く人がいる
- 話をするたびに毎回気分が悪くなる人がいる
- なんとかしてその人と距離をおきたい
- 露骨に態度にでてしまうくらい嫌い
- 嫌いな人とどうしても関わらないといけなくて困っている
記事の内容を動画で聞きたい人はこちら↓
▶︎YouTube:嫌いな人と関わらないといけない時!すぐ使える対処法5選
1.嫌いなひととは無理して関わらなくても大丈夫
「どこに行っても必ず合わない人がいるから、そういう人とうまくやっていかないと社会じゃ通用しない」
あなたも人生で一度はこのような言葉をかけられたことがあるだろう。しかし、安心してほしい。無理してうまくやっていく必要など全く無い。一定の距離をおきながら最低限のことだけしておけばよいのだ。
僕自身、新入社員のころ、人格否定をする上司、お節介おじさん、新人つぶしおじさん、自慢話大好きおじさんなど、あらゆる厄介なひとたちと無理につきあってきた。その結果、ノイローゼにもなった。自殺までは考えなかったが、食べ物の味を感じなくなり次の日が来るのを想像しただけで足が震えるような日々を1年以上経験した。
当時の自分はただ愚直に、「嫌いなひととも上手くやっていかなきゃ」と頑張っていたのを思い出す。10年以上たった今だからこそ、そんな自分に言ってあげたい。「嫌な人からは逃げていい。無理しちゃダメだ」と。
嫌いな人のことを考えたり無理に付き合っていくと心は徐々に消耗する。彼らと接するたびにイライラしたり、落ち込んだり、恐怖をかんじていては身が持たない。いつか壊れてしまう。
今の仕事をやめて転職すればいいじゃないかという人もいるが、生活もあるし簡単にはできないだろう。そこで今回は、嫌いなひととなるべく関わらない方法や、どうしても関わる必要がある時の接し方をまとめた。少しでも参考になれば嬉しい。
2.嫌いなひととなるべく関わらない方法7選
①可能な限り接点を減らす
嫌いな人とは、必要以上に近寄らない、話をしない、接点をつくらないというのが鉄則だ。
- 出社時間や退社時間、お昼時間をずらす
- 2人きりの状況を作らないように気をつける
- なるべく近寄らず目線をあわせないようにする
- 共通点をもたないようにする
- 連絡ごとは可能であればメールで済ませる
- 飲み会では幹事に相談して近くの席にならないように計ってもらう
- プライベートのお誘いは徹底してお断りする
なんで嫌いな人のために、こっちが動かないといけないの?と思うかもしれないが、下手に接触して嫌な思いをするよりはマシ。嫌いな相手となるべく同じ空間にいないように工夫しよう。
小さな職場で働いている場合は、相手との接点を減らすことが難しいかもしれない。そんな時は周囲を見渡して、あなたと同じように嫌いな人を上手くあしらっている人がいれば、そのやり方を真似してみるのも手だ。
②忙しくする
話しかけられたら、急用を思い出す作戦も効果的。「〇〇会社に急ぎ連絡をするのを忘れてました。すみません失礼します」「〇〇の締め切りが迫っているので失礼します」などと伝えてその場から立ち去ろう。
③無関心を示す
相手が振ってきた話題に乗らない。大きなリアクションをとったり、あいづちをうったり、共感するのも控えよう。もちろん愛想笑いも。
これらは全て、相手の機嫌をとる行為になるから。嫌な相手の機嫌をとることなんてない。私はあなたには無関心ですよという姿勢を貫く。そうすることで、相手も張り合いをなくし話しかけてこなくなる。
④自己開示をしない
素の自分に関すること、趣味や悩み、将来のプラン、家族に関することなどプライベートな情報は伝えないようにしよう。踏み込まれたくない心の領域にはしっかりと鍵をかけて、会話は仕事上必要最低限のことに留めるようにする。
口の軽い人に近況をもらさないことも大事。その人経由で情報が筒抜けになり弱みを握られるかもしれないからである。
⑤意識をそらす
嫌いなひとは、会話中だけでなくそれ以外のときも、たとえば家でゆっくりしている時も頭のなかにチラチラでてきて不快な気持ちにさせてくる。その度に、貴重なエネルギーや活力が奪われるだろう。
そうならないために意識をそらす。日々のなすべきことに没頭したり、自分磨きをしたりして、楽しいことを想像したりして、頭の中から追い出そう。
それでもダメな時は、白い紙に溢れ出てくるネガティブな感情を書き出す。もうこれ以上ないというくらい全てだしきったら紙に火をつけて燃やしてやろう。ちりぢりになって消えていく紙をみているうちに、心のモヤモヤが晴れてスッキリする。
⑥味方を増やす
仲良くなれそうな他の人との新しい交友関係をつくることで、嫌いな人のことがあまり気にならなくなる。明るくポジティブな関係性の仲間が何人かいれば、いざと言う時も助けになってくれるし安心感もある。
⑦人事部に相談する
嫌いな人が、パワハラ、セクハラ、マタハラ、いじめ・嫌がらせをするなどして一線を超えてきた場合、然るべき部署に相談しよう。僕自身もパワハラで限界を迎えた時に人事部に相談したが、結果、パワハラを行った上司は他部署に配置転換となった。他部署というか他県におくられ、それ依頼、一切顔をみることもなくなり、とても楽になった。
社内で相談できる部署がなければ外部機関に相談しよう。厚労省がハラスメント悩み相談室をやっていて、無料で電話相談できる。匿名でも大丈夫でプライバシーも厳守される。
厚労省:ハラスメント悩み相談室
3.嫌いな人と関わる必要がある時の対処法5選
①役を演じる
テレビドラマに出てくる俳優さんのように役を演じるのも効果がある。ドラマの役柄で悲しいことや辛いことがあっても、それをプライベートまでひきづる役者さんはいない。それは役を演じていて本当の自分でないことが分かっているからである。
職場で起きる嫌なことも同じこと。「会社生活」というドラマの中で自分に与えられた役割を演じているだけだと思えば、次第に状況に慣れ感情的にも冷静でいられるようになる。
今起きていることはテレビの中の話で、本当の私はテレビの外にいるというような光景を頭のなかに想像すれば、嫌なこともあまり気にならなくなる。どんなドラマにも必ず悪役がいるのと同じように、あなたが出演するドラマにも悪者がいて当然なのだ。
そして、大抵、悪役を演じている奴は痛い目をみる。物語の終盤でかならずなにか大きな失敗をやらかして自滅する。だからあなたはただ自分がハッピーエンドになる道だけ見ていたら大丈夫。必ず報われる。
役を演じる時のコツは、何かアクセサリーをつけると良い。メガネやネクタイ、時計など。これをつけたら役に入るぞ!という気持ちで挑めば、比較的スムーズに役柄に入り込める。
仕事がおわったらアクセサリーを外して、本当の自分、素の自分に戻ろう。劇中におきた嫌なことは、台本通りのシナリオで、私は脚本どおり演じ切ったのだと、ご褒美に豪華なディナーでも食べてリラックスしよう。
②嫌いなことを露骨に態度で表さない
この記事の冒頭で、嫌いな人とは、必要以上に近寄らない、話をしない、接点をつくらないのが鉄則というお話をしたが、態度にでるくらい露骨にやってしまうのは厳禁だ。
そのピリついた空気感は必ず周囲にも伝染する。周りの人から逆に「非常識なひとだ」とおもわれかねない。また上司からも協調性がないと思われマイナス評価をうけるリスクもある。
挨拶だけはしっかりして、仕事をすすめるにあたって必要なコミュニケーションだけはとっておこう。会社生活という長期戦のドラマでうまくやっていくには、周囲からの評判や信頼も大切となる。
③相手の良さそうな部分に注目する
相手の嫌なところばかりをみていると「嫌い」という感情はどんどん増幅される。一度嫌なところを見つけてしまうと、次から次へと嫌なところばかり目につくだろう。これを心理学ではカラーバス効果といいます。
カラーバス効果とは、ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のこと。
出典:シマウマ用語集
そうならないためにも、嫌いな部分ではなく「良さそうな部分」に注目する。例えば、いつも嫌味ばかりいう上司でも、休憩時間に自腹でお菓子を買ってきて、チームメンバーに配りねぎらう様子を見たら、「この人にも優しいところがあるんだよな」って少しだけ許せたりする。楽な気持ちになるためにも、嫌いな相手のいいところ探し。嫌々でもいいのでやってみてほしい。
④反面教師にする
中国最古の詩集のなかに、「他山(たざん)の石(いし)以(もっ)て玉(たま)を攻(おさ)むべし」という一説がある。
よその山から出た粗悪な石でも、自分の宝玉を磨くのに役立つという意味で、たとえ他人の誤った言行であっても、自分の人格を育てる助けとなることを示している。
悪いことをしている人の存在は、自分を成長させてくれるきっかけだと思い、自分にも正すところがないかを見つめてみるのもいいだろう。
その人の存在で、イライラすることが多いのであれば、アンガーマネージメントをおこなうのに最高の練習場だとおもって、自分自信を高めるためのバネにしよう。長い人生の中で、今後も嫌な人はでてくるので、いまのうちに対処するスキルを磨いておくと良い。
⑤鼻につく行動の裏側をよむ
自慢話をしてきたり、人の悪口ばかりいったり、否定してきたり、上から目線だったり…人に嫌われる人にはある種の共通点がある。それは「劣等感」を抱えているということ。
例えば自慢話をする人は、自分が実際よりも優れているかのように振る舞い、うちに秘めている劣等感を隠そうとする。
自分の職業や能力といった社会的ステータスや持ち物など、相手から聞かれもしていないのに「こんなに凄いんだ」と口にする人は、本当は自分に自信がない。
もしほんとうに自信をもっていたら、自慢なんて絶対にしない。劣等感が強いからこそ、自慢する。自分がすぐれていることを誇示しないと、周囲の誰一人として「こんな自分」を認めてくれないのではないか?と怖れているのである。
人の悪口を言う人も同じ。人を叩いてその人の評判を下に落とせば、あたかも自分の方が立ち位置が上になった気持ちになれる。そうやって劣等感を解消する。
とても身勝手で未熟な人。嫌なことをされたらそう考えてほしい。「この人は自分でも気付いていない闇を抱えてるんだなぁ。かわいそうに」「この性格で生きていくのは大変だろう。どこにいってもうまくやっていけずに嫌われるんだろうなぁ。お気の毒に」「他人に嫌な思いをさせることでしか、自分の存在意義をたもてないんだぁ。救い難い」などと哀れみをもつことで、嫌な気持ちも不思議と静まってくる。
4.まとめ
嫌いなひととは無理して関わらなくても大丈夫。一定の距離をおきながら最低限のことだけしておけばよい。続いて、嫌いなひととなるべく関わらない方法は次の7点。
- 可能な限り接点を減らす
- 忙しくする
- 無関心をしめす
- 自己開示をしない
- 意識をそらす
- 味方を増やす
- 人事部に相談する
嫌いな人と関わる必要がある時の対処法は次の5点。
- 役を演じる
- 嫌いなことを露骨に態度で表さない
- 相手の良さそうな部分に注目する
- 反面教師にする
- 鼻につく行動の裏側をよむ
是非試してみてほしい。それではまた!
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