仕事量が多すぎる!膨大な仕事を減らして効率化する対策9選

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菊之進

働く20代のためのビジネス情報専門家。明るく、楽しく、幸せにがモットー!

どうも菊之進です。

仕事量が多すぎる!とにかく多い。いくら残業しても次から次へと仕事がやってくる。ストレスで眠れないどころか食事もろくにできない。仕事に追われ続ける生活で心身ともに限界が近い。

給料は上がらないのに仕事量だけどんどん増えて、どんなに効率よく仕事をこなそうとしても完全にキャパオーバー。「忙しいのは期待されている証拠」、「デキる人にしか仕事はやってこない」と丸め込まれても納得がいかない。

仕事をしていない人の方が給料が高くて、まともに働いている自分バカみたいだ。とても悔しくてイライラして、泣きたくなってしまう。そんなあなたへ。

本記事は、膨大な仕事を減らして効率化する方法と、あまりの不公平さに発狂しそうな時の具体的な対処法を紹介するよ。もう苦しい想いをしないで大丈夫。悩みを解決して楽になろう!

1.職場ストレスの第1位は「仕事量が多すぎる」こと

参考:日本国内の会社員の働き方とストレス・生産性との関係を調査(Wrike株式会社)

職場ストレスの原因の第1位は「仕事量が多すぎること」。これは、全国の会社員約1,000名を対象にした「職場のストレス調査」で明らかとなった。

一昔前までは、職場の人間関係や上司のパワハラに悩み苦しむ人たちが多かったのだが、ここ最近では労働者一人当たりの抱える「仕事量の多さ」がとりわけ注目されている。

確かに、朝夕の通勤電車に乗っているサラリーマンの顔を見ると、生気がなく疲労困ぱいした様子で下を俯いて歩いている人も多い。一体どうしてこんなにも仕事量が多いのだろうか。

2.仕事量が多すぎる主な原因は3つ

一人当たりの仕事量が増えている原因は、大きく分けて次の3つ。

  • 少子高齢化による「働き手不足」
  • 働き方改革で推奨する「残業規制」
  • 社員1人あたりの仕事量を減らす努力をしない「経営者」

僕自身、製薬会社の営業マンとして働いていた当初「なんでこんなに仕事量が多いの?」と不満に思っていた。よくよく考えてみると、そこにはやはり慢性的な人手不足があった。他社が3人体制で外回りしているところをこっちは一人で回るため、当然仕事量は多くなってしまう。

膨大な仕事を終わらすべく居残り労働するが、上司からは「残業するな。早く帰れ!」と言われる。働き方改革でいう「健全な企業」を目指す会社の方針というのは分かるのだが…。結局、泣きながら大量の仕事を家に持ち込んでこなす羽目になった。休日も返上でサービス残業。

上層部はそんな社員の悲惨な状況を見て見ぬフリ。それどころか少ない人手で今まで以上の利益を狙おうと「どうにか社員1人に3人分の仕事をさせられないか」躍起になる。そりゃ終わるわけないよ。毎日馬車馬のように働いて…。これだから「薄利多売の思想」が染み付いた経営陣の下で働くとろくな事がない。社員一人当たりの負担は増える一途だ。

今は時代の転換期。社会が渇望するのは「少ない仕事量で大きな利益が上げられるアイデアや仕組みをもった企業」だが、その様な素晴らしい企業はほんの一握り。

圧倒的大多数の企業が目前の仕事に必死で、「仕事量を減らすための仕事」まで考えられないのが現状だ。そこで本記事は、今まさにこの過酷な労働環境の中で生き抜く方法を紹介していく。

3.仕事量が多すぎて退職も視野に入れるサラリーマンの声

ここでは、「仕事量が多すぎる」ことで退職まで考えたサラリーマンの生の意見をまとめてみた。とても他人事とは思えず胸が痛む。仕事量が多いことは百歩譲っても、残業代も出ず、休みももらえず、評価もされないというのは地獄だろう。(*以下に示すのは数ある悲痛な声の一部)

拘束時間、残業時間はかなり長いです。会社は休憩を1時間半取れといいますが、取ってる場合じゃないのが現状。休憩なしで働いてる人も多いはずです。僕は新卒で入りましたが正直こんなにもしんどいとは思ってませんでした。入ることを考えてる人はかなりの覚悟が必要です。休日は一日中は疲れで寝てしまいます。帰るのは12時前も普通です。10代 / 男性 / 現社員(正社員) / 運輸・物流・設備系 / ●●株式会社  

会社上司からは有給使えと言われるが、常に人手不足で正直有給は取りにくい。一人部署の時は、休みたい日の欠員穴埋めは自分で探して依頼し、確保してから有給申請しろと言われていた。どこも余剰人員などいないので調整はとても苦労する。使うに使えなかった有給も3年で消えるし、退職時の有給消化すら断られたので、もうどうしようもない。20代 / 女性 / 元社員(正社員) / 企画・事務・管理系 / 株式会社●●

自己中心的な職員がいるため業務が偏りすぎているので大変な事を押し付けられたりが日常的。40代 / 男性 / 現社員(非正社員) / 専門サービス系 / 株式会社●●

業務量が多くて残業も多い。シングルで親元から通っているならいいかもしれないが、家事と両立させるのは難しいと思う。みんな疲弊している。50代 / 女性 / 現社員(非正社員) / 企画・事務・管理系 / 株式会社●●

社内会議が多いため、作成する資料が極めて多い。40代 / 男性 / 現社員(正社員) / 営業系 / ●●株式会社

どんなに頑張っても正当に評価してもらえません。降格・基本給減額も頻繁にあります。40代 / 男性 / 現社員(正社員) / 電気・電子・機械系エンジニア / ●●株式会社

退社時間は遅いです。タイムカードは帰社の19時くらいに押すのですが、そのあとは22時まで仕事をすることが普通です。40代 / 女性 / 現社員(正社員) / 営業系 / ●●株式会社

店長になるとシフトどおりに帰ることなんてほぼない。早番(15時)からラスト(5時)まで残ることはもはや当たり前。上司も知った上で何も言ってこない。もちろん退勤を23時くらいにしているため残業代などは全く出ない。20代 / 男性 / 現社員(正社員) / 販売・サービス系 / 株式会社●●

目標達成に必死になり、お客様が数字に見えてしまう人もいる程一日中アポと数字に追われる事も多い。30代 / 男性 / 現社員(正社員) / 営業系 / 株式会社●●

定時で帰れる日は毎回飲み会。昼休みも就業しないと間に合わない。土日残業も当たり前。40代 / 男性 / 現社員(非正社員) / 電気・電子・機械系エンジニア / ●●株式会社

教育係の人は一応いるけど付きっきりではなく忙しいので半分よく分からないまま1人で仕事することになりました。マニュアルもないので経験を積んで覚えていくしかないです。20代 / 女性 / 現社員(正社員) / 専門サービス系 / 株式会社●●

出典:カイシャの評判

以前にも、仕事量が多すぎて処理しきれないでサラリーマンの声を調査したのだが、今回と結果は同じ。次から次へと舞い込む仕事や課題に対応できず、休憩時間はご飯をかけこむだけという悲惨な状況が続いているのだ。

4.仕事量が多い状況を放置してはダメな理由

あなたは月に何時間の残業をしているだろうか。今一度、サービス残業も含めて一月当たりの総残業時間を試算してみてほしい。もちろん家に持ち帰ってコッソリしている仕事も含めて。その結果、80時間(月に20日出勤したとして、1日4時間)以上の残業をしている場合は要注意だ。

なぜなら、80時間以上の残業は、脳卒中や心臓疾患を発症しやすく「過労死ライン」と呼ばれていて労災認定の基準になっているためだ。以下に“残業時間と健康被害に関する表”を作成した。今、あなたがどのラインにいるのかを把握しておこう。

一月当たりの残業時間1日当たりの残業時間リスク
40時間未満2時間健康上のリスクは低い。
40〜60時間2〜3時間仕事のミスが増えて、集中力がなくなってくる。
60〜80時間3〜4時間慢性的な疲労を感じる。ストレス発散のため飲酒や喫煙の量が増える。運動不足も目立つ。
80〜100時間4〜5時間要注意。残業なしの人に比べてうつの発症率が2倍になる。労災認定されやすい「過労死ライン」に到達しており、これ以上の長時間労働を強要する企業は違法となる可能性が高い。
100時間以上5時間以上かなり危険。何をやっても楽しくない。1日に確保できる睡眠時間は5時間未満。夜眠れない。体が全く休まらず、死にたいと思うようになる。心臓病や脳卒中で倒れるリスクも高い。

一月当たりの残業時間が80時間を超える人は、生命が蝕まれるほど「仕事量が多い」ので、退職も視野に入れて早急に次の人生を考えた方が良さそうだ。

5.多すぎる仕事量を減らして効率化する対策9選!

ここでは多すぎる仕事量を減らすのに役立つ仕事術を紹介するよ。

①業務の効率化で無駄をなくす

僕たちが日々取り組んでいる仕事の約80%は、同じ事の繰り返しだと言われている。確かに振り返ってみると“ルーティンワーク”と“全く新しい仕事”の割合は大体8:2の比率であることに驚く。つまり、約80%の仕事はショートカット化、テンプレート化、マニュアル化、チェックリスト化できるのだ。

PC業務はショートカットキーを使えば劇的に作業効率がアップするし、得意先へのアポイントやお礼メールも一度テンプレートにしておけば仕事が楽になる。更に、複雑な業務はマニュアル化してチェックリストを作ってしまえば、よりスピーディーに、そしてより正確に業務をこなす事ができる。

業務終了後に提出しなければならない「日報」も、1日の仕事の中で得た気付きや失敗、成功などを、その時その時にメモしておけば、見返してサクッと記入できる。メモアプリを使えば、コピペで済む。1日の終わりに「今日何か書く事あったっけなぁ…う〜ん」と疲れた頭を絞る必要もないのだ。

以下に業務効率化の一例を示すので時短術の参考にしてほしい。

  • IEよりネットが速いGoogle Chromeを使おう
  • コピペなど頻繁に行う作業は*¹ショートカットキーを使おう
  • よく使うフレーズは*²単語登録しておこう
  • 挨拶・お礼・依頼メールなどはテンプレート化しよう
  • 複雑な仕事はマニュアル化しよう
  • 煩雑は作業はチェックリスト化しよう
  • 日報はメモのコピペでOK

*¹PC作業を驚くほど加速させるショートカットキーを動画でご紹介しました↓

*²驚異的に仕事が速くなる!便利なPC単語登録15選はこちら↓

②シングルタスクを実践する

仕事を行う際は、一つのタスクだけに集中しよう。「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と複数の仕事を同時並行するマルチタスクは避けた方が良い。

何故なら、世界中の研究で「マルチタスク=非効率」である事が証明されているためだ。仕事の生産性が40%低下するといった報告から、集中力、思考力、判断力、分析力の欠如、IQの低下、ストレスの増加、認知症のリスクまで…。まるで「百害あって一利なし」と言わんばかりに研究者たちがこぞって否定している。

そこで昨今、シングルタスクの有用性が見直されているのだ。マルチタスクと比べて、脳のストレスを大幅に減らす事ができ、目前の仕事に全力で集中できるメリットがあるためだ。一つの作業に一点集中する事で、仕事の生産性が10倍に上がったという報告もある。

それでは、効率よくシングルタスクに取り掛かる手順を紹介しよう。

  1. 1日の仕事内容(タスク)を箇条書きにしてみる
  2. 似たようなタスクを見つける
  3. 似たようなタスクを一括りにしてグループ化する
  4. 同じグループ内のタスクを一つずつ片付けていく
  5. 同一グループのタスクが完了するまでは次のグループに移らない

シングルタスクを成功させるコツは、類似タスクをまとめること。電話やメールチェック、事務処理、発表資料の作成、旅費精算、雑用など、同系列の作業をまとめて同じ時間帯に行うのがポイントだ。

そうすることで、一定時間内にこなせる仕事量が増えて能率的になる。タスク間の切り替えに無駄な時間や気力を奪われず、集中力を保ったまま作業できるようになる。

③頑張る時間に区切りをつけて集中力を上げる

よし頑張るぞ!という強い気持ちでスタートしたにもかかわらず、いつの間にかダラけている自分にガッカリした事はないだろうか。

古くから「心の駒に手綱(たづな)許すな」という言い伝えがあるように、人の心は放っておくと自由奔放に楽な方に逃げてしまうので、手綱でしっかりと制御してあげなければならない。

そこで、オススメなのが『ポモドーロ・テクニック』と呼ばれる手法だ。これは25分間の集中と5分間の休憩を繰り返し行うという時間管理術で、一定時間内に完遂できる仕事量を増やすことができる。

この手法を用いると、自らが自分の監督となり期限内に仕事を終わらせるよう見張っているので、集中力を保ちつつキビキビと仕事ができる。そもそも人の集中力は25分程度しか続かないことを踏まえても、効果的なテクニックと言えるだろう。

それでは『ポモドーロ・テクニック』のやり方・手順を紹介する。

  1. 目標を決める
  2. 目標を口に出して宣言する
  3. アラームON
  4. 25分集中する
  5. アラームOFF
  6. 5分の小休憩をとる

コツは、アラームをかける前に打ち立てた目標を声に出して宣言することだ。こうすると時間内に終わらせるべきゴールを意識しながら作業に没頭できる。

また、区切りの5分休憩は小さなご褒美を入れると上手くいく。プライベートのSNSをチェックをしたり、コーヒーを煎れたり、好きなおやつをとったり、瞑想したり、仕事から完全に離れよう。

『ポモドーロ・テクニック』を使うのにオススメの業務は、時間超過しがちなチームミーティングや資料作成、事務処理などだ。1日の全てを25分と5分で区切りながら仕事するのには無茶があるので、「ここぞ!」という時に活用しよう。

集中力を高めるコツは、仕事中のダメな集中力をデキる集中力に開花させる必勝方法の記事でも多数紹介しているので確認してみてね。

④断り上手になる

本来あなたがすべきでない(他の人の)仕事を、やむなく引き受けてしまうと仕事量が多くなり辛くなってしまう。1日で終わらす事のできる仕事量には限度があるので、キャパオーバーにならないためにも上手に断ろう。

角を立てずにお断りを入れる4ステップを以下に示す。

  1. 受け止める
  2. お断りを入れる
  3. 理由を伝える
  4. フォローする

この手順でお断りした具体例がこちら。

  1. それは大変ですね。ちょっと予定を確認してみます
  2. せっかくお声をかけて頂いたのですが、お引き受け出来そうにありません
  3. 取引先から納期を早めてほしいと連絡を受けてその仕事があります
  4. 今日は難しいのですが、〇曜日の○時〜○時の間ならお手伝いできます

この流れなら、相手に嫌われず、不快な思いもさせずにお断りができる。断りを入れる理由が浮かばない場合は、2. 飲み会の断り方・断り文句100選を参考にしよう。飲み会じゃなくても使える理由をたくさん紹介しているよ。

⑤身の回りを整理整頓する

「一般的なビジネスパーソンは、書類探しに年間で150時間も失っている」ことをご存知だろうか。これを1日あたりに換算すると、毎日約35分も探し物をしていることになるというから驚きだ。(文具メーカーコクヨの調査より)

  • 「あれっない!あの書類どこにしまったかな」
  • 「あのデータはどのフォルダに入れたっけ」
  • 「ヤバい、どうしよう…接待で使った領収書がない」

あなたもきっと「探し物」に時間をとられた経験があるだろう。僕はしょっちゅうだ。万単位の高額な領収書を無くした時は、我をも忘れてしこたま捜索活動に没頭した苦い経験がある。

さて、探し物で余計な仕事を費やさないためにも、日頃から身の回りを整理整頓しておきたい。以下に整理整頓のコツを紹介するので是非参考にしてほしい。

  • 使わないものは捨てる
  • モノの置き場所を決める
  • 同じ種類のモノはまとめる
  • 使用後は元の定位置に戻す
  • 使用頻度の多いものは近くに
  • 収納BOXにはラベルを貼る
  • 収納は八分目程度に収める
  • 定期的に整理整頓を見直す

物が捨てられない!と困っている人は「一増一減ルール」がおすすめ。新しい事務用品や書類を一つ増やす毎に、必ず一つ使わないモノを捨てていこう。そうすればプラマイ0でいつも身の回りがスッキリするのだ。

⑥誰にも邪魔されない環境で仕事する

無駄な仕事量を増やさないためには、一切邪魔の入らない環境に身をおくことも大切だ。特に夕方以降は疲れから気が緩みやすく、職場の同僚からの横槍も入りやすい。

  • おしゃべりな同期からの雑談攻撃
  • 後輩からの質問攻め
  • 先輩からの雑用のお願い
  • 上司の武勇伝

集中力の妨げが多ければ多いほど、仕事が進まず帰りが遅くなる原因になってしまう。そこで、僕がおすすめするのは夜間に会議室を借りて一人で集中すること。誰にも邪魔されずに高い集中力を維持したまま仕事ができる。

僕の経験上、これだけでも30分〜1時間は早く帰宅できるのだ。(過去記事:タイムマネジメント実践!毎日1時間早く仕事を終える方法

ただ一つ、「後輩からの質問攻めに関して」誤解しないで欲しいのは、質問に全く答えないのではなく、時間を限定してちゃんと答える時間はつくってあげるということ。

先輩後輩間で取り決めて「何時から何時の〇〇分の間に質問に解答するよ」というルールを作ろう。時間が限られることで、後輩も質問内容を真剣に考える努力をするし、何でもかんでも先輩に聞こうとせずに自ら調べる癖もつくので成長も早い。

⑦チームプレーで作業効率を上げる

同僚とお互いの欠点を補い合うような協力体制を敷こう!双方が相手の苦手なところを自分の強みで補い合うといった協力プレイができれば、仕事にかかる負担を減らすことができる。

そのためにはまず、お互いの得意・不得意を見極めることから始めよう。

  • 「相手が得意」で「自分が苦手」な作業は何か
  • 「自分が得意」で「相手が苦手」な作業は何か

これが分かれば、あとは両者で協定を結び補完し合うのみ。例えばAさんはエクセルが得意だがアイデアを出すのが苦手、一方Bさんはエクセルが苦手だがアイデアを出すのが得意であったとする。

この場合、AさんがBさんのエクセルを手伝って、BさんがAさんのアイデア出しを手伝えば、お互いが自分の強みで相手の弱みを補い合うことができ、双方の作業効率が大幅にアップするのだ。

このように、個々のパフォーマンスアップが最大限期待できるようなチームプレーの在り方を探ってみよう!

⑧上司に上手く相談する

上司から実力を評価され期待されるのは嬉しい反面、仕事が多すぎるのは苦しい。あらゆる業務効率化をはかり、生産性を限界ギリギリまで高めても片付けられないような仕事量はフェアじゃない。

この場合、思い切って仕事量を減らしてもらえないか上司に直談判しよう。ただし、ぶしつけに「もう限界です」、「残業したくないです」、「できません」、「仕事を減らしてください」と伝えるのは、両者の関係に亀裂が入りかねないのでおすすめしない。

ではどの様に切り出したら良いのだろうか?上司に「よしっ!俺がなんとかしてやる」と思ってもらえる伝え方の一例を紹介するので参考にしてほしい。

「〇〇課長、私の業務に関してご相談があります。こちらが私の1日のスケジュール(作業フロー)ですが、〇〇と〇〇の作業にかなりの時間(具体的に何分要しているか示す)を要しており、おそらく原因は〇〇なので、〇〇など色々工夫を試みてきました」

「しかしながら、〇〇分以上の時間短縮ができずに、日々〇〇時間の残業を減らせずに悩んでおります。多くの仕事を任せて下さることに感謝しておりますが、心身ともに限界にきており、ここのところ病院にかかろうか真剣に悩んでいます」

「僭越ながら申し上げますが、特に負担の大きな〇〇の仕事について簡素化したり外注したりは可能でしょうか。あるいは〇〇のタイミングにて仕事の割り振りをご再考願えませんでしょうか。増員のご検討をして頂けると大変嬉しいですが…」

上司に上手く伝えるポイントは次の3点。

  1. 仕事の負担を紙に書き出すなどして上司に「見える化」する
  2. 努力しているが解決できず辛い気持ちでいることを正直に伝える
  3. 改善案を提案する

単なる不満や愚痴にならずに、今のあなたの現状と頑張りと代案を伝えることが解決への一番の近道になる。上司からしても、あなたが体調不良になり休みがちになって退職されてしまうのは避けたいところ。

チームメンバーのマネジメントは上司自身の評価にも繋がってくるので、親身になって聞いてくれるだろう。

⑨ストレスを発散する

慢性的にストレスを溜め込むと、いずれ疲労がピークに達して壊れてしまう。僕の身近でも心療内科でうつと診断され薬漬けの生活を送っている人がいる。そうなる前にしっかりストレス発散を行って自衛しよう。

理不尽でイライラして泣いてしまったり、不満がいっぱいでおかしくなりそうなときは思い切って休暇を取りリセットすることも大切だ。

カラオケで喉が枯れるまで存分に歌ったり、極上のマッサージを受けたり、美味しいものを食べに行ったりして、仕事とは全く関係のないことで、思いっきり気分転換することをオススメする。

休みは欲しいけれど切り出しにくい人は、「上司が納得する休みの言い訳集」を作成したので、是非こちらを参考にして欲しい。(仕事をズル休みする時に上司が納得する理由と伝え方70選

また、上手なストレス発散の方法が思いつかない場合は、仕事ストレスで心が窒息!営業マンが行う気分転換のコツ14の中から、あなたに合ったストレス解消法を探してみよう。

6.自分だけ仕事量が多い!不公平だと感じたら

①悔しくてやりきれない気持ちでいっぱいのあなたへ

不公平感いっぱいの職場で、文句一つ言わずに頑張っているあなたは凄い

本来なら同僚がやるべき仕事なのに、あなたばかりに仕事が割り当てられる。大きな仕事から雑用まで容赦なく振りかかり毎日残業続きで体調も良くない。かといって、取引先やお客さんに迷惑をかけられないので、力を抜いて適当にやる事もできない。

そんなあなたを尻目に、お茶を飲みながら優雅におしゃべりしていたり、毎日定時で帰って休日もしっかりエンジョイしている同僚や上司がいたら…とても悔しくてやりきれない。イライラしたり、泣き出したくなる事もあると思う。

苦労している人が全く評価されずに、仕事をしていない人達が得をしている不公平な職場環境は許されるべきじゃない。他の誰もそう思わなくても僕はあなたの努力を尊敬するよ。

ただし、この状況が長引くのは絶対に良くない。我慢して、頑張れば頑張るほど疲れが溜まって病んでしまうから。だから、怖いかもしれないけれど勇気を出して⑧上司に上手く相談するを実行してほしい。

その結果、まともに取り合ってもらえなかったり、聞いてくれたけど一向に改善されない場合はこのまま読み進めて欲しい。(複雑な事情で言い出せない立場にある人も読み進めてね)

②サービス残業せざるをえない状況はおかしい

自分なりに頑張ってはみたものの不公平な仕事量は一向に減らない。いつまでたっても、ろくに仕事をしない人たちと給料が一緒で、努力に見合う給料が貰えないというのは悔しい。挙げ句の果てに残業代が出ないというのは以ての外だ。

なぜなら労働基準法で定める労働時間は原則として、1日8時間まで、週の上限としては40時間までとなっていて、これを超えた時間に対して会社は、割増賃金の支払いの義務があるからだ。

限度を超えた労働に対してどれだけ賃金が割増されるのか?については、以下のように定まっている。

割増賃金の種類概要割増率
時間外労働1日8時間、週40時間超25%
時間外労働(特例)月60時間以上の労働50%
深夜労働22時〜翌5時の労働25%
休日労働法定休日の労働35%
時間外+深夜時間外労働と深夜労働の重複50%
休日+深夜休日労働と深夜労働の重複60%
休日+時間外休日労働と時間外労働の重複35%

今一度、自身の給与明細を確認して、真っ当な残業代が支払われているのか確認してほしい。残業代の計算については、東京労働局のしっかりマスター労働基準法-割増賃金編-が参考になる。

試算の結果、正しい残業代が支払われていなかったり、そもそも残業代が発生しないように先にタイムカードを押させていたり、お持ち帰り残業を黙認しているような会社は極めて悪質だろう。悪質というより法律違反を平気でできるブラック企業と言わざるをえない。

あなたの仕事量を減らさずに「残業はしてはいけません!早く帰りましょう」と言う会社は、あなたのことを低賃金でボロ雑巾のようになるまでこきつかってやろうという思惑があるとしか考えられない。とどのつまり、いいように利用されているのだ。

③八方塞がりなら退職も視野に

今後この状況(あなただけ仕事量が多すぎる状態)が改善される兆しもなく、手の打ちようがない場合は、退職も視野に入れて動き出そう。

  • 忙しいあなたを見て見ぬふりで任せっきり
  • 助けを求めても誰も助けてくれない
  • イライラや悔しさがおさまらない
  • 働けど働けど低賃金
  • 疲れが全く取れない
  • 先行きが不安しかない

もしも僕だったら、このような環境でずっと働き続けることはできない。頑張れば頑張るほど、働き損に思えてバカらしくなってしまうため、今の職場に見切りをつけて転職への舵を切るだろう。

④緊急脱出ボタンを用意しておく

最近の調査で、転職した人の2人に1人は「報酬をあげたい!努力に応じた給料が欲しい」という切なる願いのもと会社を退職していることが、DODAの調査結果より明らかにされた。(参考元:給料が安いという理由で転職しても良いか?

また、驚くべきことに報酬アップを目指して転職した人たちの多くがその夢を叶えている。後述する転職サービスの利用者は、約7割の人が転職後に年収アップの成功を収めたと報告しているのだ。

「どこに転職しても同じ。仕事なんて生活のために割り切って自分を犠牲にするしかない。低賃金でこき使われる。今の会社に入れだだけマシ。だから、我慢してやっていかなきゃ…」

と、簡単に諦めてしまうなんてもったいない。職は探せばいくらでも見つかる時代の記事にも書いた通り、今は求職者に対して倍の求人数があり、どの企業も引く手数多で職探しに絶好のタイミングになっている。

年収アップ・年間休日120日以上・残業なしなど、条件の良い企業なんて探せばいくらでも見つかるので、嫌な思いをし続けて精神を病んでまで、今の会社に留まる必要はない。体力のある今のうちから緊急脱出用のボタンとして、転職サイトに登録しておこう。

転職という切り札があるだけで、もしまた会社で嫌なことがあっても「自分はいつでも転職できる」、「これ以上負担が増えたら転職だ」と逃げ道ができ気持ちが楽になるのだ。

⑤おすすめの転職サービス

(1)理想の企業が見つかる転職サイト

おすすめの転職サイトは、転職者の約8割が利用しているリクナビNEXT。圧倒的な求人数で、地域・職種問わず、あなたにマッチした求人を見つけられる。

人気の秘訣はリクナビの「こだわり検索機能」。以下に示す様な検索条件を選択(タップ)するだけで、簡単に好条件の職場を探し出すことが可能だ。

  • 年間休日120日以上
  • 完全週休2日制
  • 土日祝休み
  • 17時退社
  • 残業時間20時間以内/月
  • 業務時間7時間以内
  • 女性従業員4割以上
  • 子育てママ活躍中…などなど

もちろん、希望年収も細やかに選ぶことができる。

実際に、こだわり検索を使って「関西、営業、年収501~700万、年間休日120日以上、月平均残業時間20時間以内、正社員」という条件で求人検索をかけみた。

リクナビNEXT

検索の結果、該当する求人は44件だった。入力するのに要した時間はたかだか1分程度。それでいて10,000件以上ある膨大な求人から、理想の求人だけを絞り出すことができた。これなら仕事が多く忙しい毎日を送っていても、簡単に求人を探すことができる。

そんな余裕もないほど多忙な場合は、リクナビの「スカウト登録」サービスを活用しよう。その名の通り、あなたの職務経歴や希望条件を登録しておくだけで、企業からスカウトを受けられる。あなたは企業からのオファーを待つだけで良いのだ。

転職者の8割が利用するリクナビの情報はこちら↓

公式サイト:リクナビNEXT(無料)

(2)気になる企業の仕事量や給与体系が分かる口コミサイト

理想の求人は見つかったけど、求人票に書かれている謳い文句が正しいかどうか見極めたいあなたへ。

転職サイトに記された求人情報は、企業にとって都合良く書かれているケースが多いので、「本当に正しい情報なのか」自らしっかり下調べしておかなければならない。

事実、求人情報に「ウソ」を載せて求職者を巧みに騙すブラック企業はかなり多い。(参考:求人票と実際の雇用条件が違う「求人詐欺」を行うブラック企業の特徴

求人票を見たときに、以下のような疑問を持ったら…

  • 「残業なしと記載があるけど本当なの?」
  • 「基本給40万、確実に貰えるの?」
  • 「賞与年2回って、ちゃんと支給されるよね?」
  • 「実働8時間って信じていいんだよね?」
  • 「社員登用制度ありだけど、本当に社員になれるの?」
  • 「有給休暇あり、育児休暇の実積ありだけど、職場は休みが取りやす雰囲気なのかな?」

企業の口コミサイトを利用すると安心できる。

口コミは、実際にその会社に勤めた社員が書いた評判であり、会社の内部事情が手に取るように分かるものとなっている。悪徳企業を回避するためにも、抜かりなく情報を収集して裏を取っておきたい。

そこでオススメなのが、口コミサイトの「キャリコネ」だ。

キャリコネでは、先に示した「残業の有無」や「基本給」、「賞与」、「真の労働時間」、「社員登用の実際」、「有給・育休の取りやすさ」などの心配な点が明らかになる。

実際に閲覧できる口コミはこちらだ。

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◎平均年収、残業時間、休日出勤、有休消化率が一目で分かる!

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◎会社について社員のホンネが読める!

A社

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B社

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C社

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D社

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E社

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F社

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◎職種別の給与明細がみれる!

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◎業界全体に対するホワイト度が一目で分かる!

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ご覧のように、キャリコネでは企業内部の裏情報をたくさん入手できる。正味のところ、口コミ情報を見ないで転職活動するのは、水を持たずに砂漠に行くくらいリスクが高いと言っても過言ではない。

今、会員登録しておくと全ての口コミを無料で閲覧できるため、必ず登録しておこう。

公式サイト:10万件の企業口コミ。キャリコネ

(3)高確率で年収アップを叶える転職エージェント

  • 「転職後の年収を絶対に落としたくない!」
  • 「もうサービス残業は懲り懲りだ…」
  • 「自分の能力を活かしたやりがいのある仕事を見つけたい」

そんなあなたは、転職エージェントを利用しよう。業界に精通したキャリアアドバイザーが隣に寄り添い、転職活動を一からサポートしてくれる。

参考:転職エージェントとは?

何と言っても転職エージェントの最大のメリットは、アドバイザーと共に職探しできること。今の会社の悲惨な状況を聞いてもらえるし、適切な転職のタイミングについても相談に乗ってもらえる。さらに、あなたの適正を診断しながら希望を汲み取り、優良企業の求人紹介を受けられるのだ。

その他にも転職エージェントを利用するメリットは多々ある。

  • 求人企業の詳しい情報提供を受けられる
  • 企業ごとに履歴書や職務経歴書作成のアドバイスを受けられる
  • 企業ごとに面接対策のアドバイスが受けられる
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参考:転職エージェントを使うメリット10選

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参考:オリコン顧客満足度ランキングより

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(4)失敗しない転職活動に必要な情報一覧

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転職の決断で悩むあなたへ迷いをスッキリ晴らす7つの方法

◎全てをリセットしてホワイト企業で一からやり直したい
ホワイト企業の賢い見つけ方8選!正しい会社の選び方とは?

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働きやすい職場の特徴12選!人気のある職場とは?

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ブラック企業を入社前の応募段階で見極める方法8選

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上司を納得させる上手な退職の切り出し方と円満退職の秘訣

◎転職活動を始めるベストタイミングはいつ?
転職を有利に進める!あなたに合った転職のベストタイミング

7.まとめ

サラリーマンの職場ストレスの原因第1位は「仕事量が多すぎる」こと。忙しすぎて一切の心の余裕がなくなり、退職まで考える人も増えている。

ではなぜ、これだけ多くのサラリーマンが仕事量が増えたと感じているのか?その理由は少子高齢化で働き手が不足していることが大前提にある。

人手が足りない状態で会社の利益を維持、もしくは上げるためにどうするか?と疑問を抱いた経営者は「従業員一人当たりの仕事の質と量」を真っ先に求めるだろう。一方で国は、働き方改革によって「残業規制」を推し進めようとする。

つまり、僕たち労働者は「仕事を増やそうとする経営者」と「仕事を減らそうとする国」の板挟みにあい、毎日消耗しているのだ。

残業しないよう(残業代を発生させず)に、今以上の仕事量を毎日こなせと言われれば、家に持ち帰るか、早めにタイムカード切るしかあるまい。ジワジワと精神が病んでいくことは明らかだ。

僕自身はどちらかというと国の推進に賛成だ。自分達の利益のために、法律を悪用し、労働者に違法な長時間労働をさせ、国には見かけ上少ない労働時間を報告する悪徳企業がそこら中に蔓延としている状況が許せないのだ。

しかしそうは言っても、僕たちは毎日頑張って必死に生きていかなくちゃいけない。そこで本記事では、誰でも実践できる5.多すぎる仕事量を減らして効率化する対策9選!を紹介した。どの方法もあなたの力になってくれるはずなので、是非試してほしい。

あまりにも不公平で酷い!と感じた時は「転職」のカードを迷わず切ろう。いつまでも悩んでいる方が勿体無い。一度限りの人生なのに、嫌な会社にあなたの貴重な一生を捧げる義理はないからね。

転職活動に踏み切る際は、ホワイト企業の賢い見つけ方8選!正しい会社の選び方とは?を参考にあなたが働きやすい職場環境を見つけてほしい。あなたが理想の職場を見つけられることを心の底から応援しているよ。