職場で信頼される人の特徴9選!信頼されない人との違いは?

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どうも!菊之進です。

今日は職場で信頼される人の特徴を9つご紹介します。周囲から信頼される人は、人間関係がスムーズになるだけでなく、重要な仕事を任されたりと、仕事のチャンスも掴みやすくなります。何かトラブルが起きても周囲が助けてくれたり、提案したことが受け入れてもらいやすくなったりと、自分が働きやすい空間を作ることができるでしょう。

一方で、記事の中盤からは、職場で信頼されない人の特徴もご紹介します。こちらも合わせて見ていただけると信頼される人の全体像がよりくっきり見えてオススメです。

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菊之進
それではどうぞ!

1.信頼される人の特徴9選

①口が堅い

「秘密にしておいて」といわれたことを誰にも言わずに我慢できる人は、相手の気持ちを尊重できる人として信頼される。そういう人は職場で働く同僚の悩み事だけでなく、一部の人しか知らない社内のマル秘情報まで回ってくるのだ。

②約束を守る

お互いに取り決めたことをきちんと果たせる人、会議やアポイントなど時間に間に合う人、同僚に借りたお金や本などを相手から言われなくてもちゃんと返せる人は信頼される。一見、これくらいいっかとおもえるような些細な約束ごとでもしっかり果たせるひとは誠実な印象になる。仕事は「約束の積み重ね」である。

③責任感がある

責任感とは、自分の仕事や行為についての責任を重んずる気持ち。そういう気持ちがある人は、仕事でミスや失敗をしても人のせいにしない。任された以上は自分の責任だという姿勢で仕事に臨むからこそ信頼される。途中で投げ出さずに最後まできちんとやり遂げようとする仕事への向き合い方が評価される。

④ビジネスマナーがある

挨拶、言葉遣い、身だしなみ、提出物の期限、報連相などがしっかりしている人は信頼される。ビジネスマナーは単なる規則ではない。そこには、その人が物事を大切に扱う人なのかどうかが表れる

  • 挨拶ができる人は、みんなが仕事する空間を大切にする
  • 身嗜みが整っている人は、自分自身を大切にする
  • 言葉遣いが綺麗な人は、相手のことを大切にする
  • 提出物の期限が守れる人は、相手の時間を大切にする
  • 報連相ができる人は、上司部下の関係、すなわち組織の一員としてはたくことを大切にする

人や物事を大切にできる人は、おのずと周りからの評判もあがる。

⑤おもいやりがある

相手に寄り添って物事を考えられる人、困っているひとに手を差し伸べて親切にできる人、相手を気遣い先をよんで行動できる人は、自分のことよりも他人を優先する習慣をもっている。そういった思いやりのある人は、相手の考えや意見を尊重することから信頼される。人は、自分のことを分かってくれる、理解してくれる人と長く付き合っていきたいと考えるものだ。

⑥落ち着いている

大きなトラブルが起きても動じることはなく冷静に対処できる人、嫌なことがあっても感情をぶちまけたりせずに自分の心をコントロールできる人、どっしり構えて相手の不安や悩みを聞くことができる人、相手の目をまっすぐ見て会話できる人は、ビジネスの場でも好印象をもたれやすく信頼される。ブレない自分軸があり、まるで暴風が吹いてもびくともしない大木のような安心感があるのだ。

⑦オープンマインドである

オープンマインドとは心が開かれている状態を指していて、大きく二つの意味がある。一つは、自分の意見や考え方、強みだけでなく弱みまでも正直にさらけだせる心を表す。もう一つは、自分の考えに固執せず他人の考えも積極的に受け入れようとする柔軟な心を表す。

オープンマインドの人は心に余裕がある。人は自分に悩みを打ち明けてくれるようなひとや、自分の意見に共感してくれるひとに心を許す。そういったことからこのタイプの人は信頼される。

⑧ギブアンドギブの精神

ギブアンドギブとは相手に見返りを求めずに与えることを言う。人は見返りを求めない人を尊敬する傾向がある。ここで例を一つあげよう。

上司Aと上司Bがいたとする。上司Aは、いつもあなたのやる仕事にネチネチとダメ出しをしたり、小馬鹿にしてみんなの前で笑い者にしたりする。その代わりあなたが成果を収めたときだけとても褒めてくれる。

一方で上司Bは、あなたのことを結果だけで判断せずに、日頃の頑張りも認めてくれる。何かトラブルが起きても、あなたに対して嫌味をいうこともなく真摯に向き合って手を差し伸べて改善策を考えてくれる。

さて、あなたはどちらのタイプを上司にしたいだろうか?

上司Aはギブアンドテイクの考え方。言葉は悪いが、成果をださない人は必要ないと突き放すスタンスだ。たしかにビジネスでは、ギブアンドテイクは重要な考え方だが、人としてはとても冷たい印象になる。

反対に上司Bはギブアンドギブの精神。つまり、部下が成果を出せないのなら、どうやったら伸びるかを真剣に考えて、愛情をもってその人と接するスタンスだ。

どちらの上司の元で、成果をだしたいとおもうか。答えは明白だ。人に見返りをもとめずに与える精神のある人は信頼されるし、自分を大切にしてくれる人に人は集まる。

⑨仕事ぶりが誠実

大事なことのレスポンスが早い、計画的に行動できる、チャレンジ精神がある、準備に余念がない、落ち込んでも立て直しが早い、納期を守る、失敗やミスの改善策をたてて実行できる、そういった基本的な業務遂行能力のバランスがとれている人は信頼される。

仕事を任せる側は、きちんとした仕事ができる人にお願いしたいと思うもの。いくら成績優秀でも社内資料を提出しない人は信頼されない。バランスが大事なのだ。

以上。ここまでが職場で信頼される人の9つの特徴だ。僕個人としては、⑤に紹介した「おもいやりがある」が一番大切に感じる。相手の立場に立って物事を考えられるひとというのは結局、紹介した9つ全ての特徴を満たせるからである。

2.信頼されない人の特徴10選!

「こんな人には頼りたくない」と思う人の特徴を紹介する。

①秘密をバラす

人から聞いた秘密をペラペラ喋ってしまう、我慢しきれず「絶対に内緒なんだけど…」とぽろっと言ってしまう、お酒を飲んで酔った勢いで口外してしまう人は要注意。一度、相手のメンツを潰してしまうと、もう信頼してもらえない。

②影で人の噂をする

自分が気に食わない人をターゲットにして、その人がいないところで悪口、噂話をコソコソはなすのは陰湿だ。そういった雰囲気は、たとえ本人にバレていなくて職場全体の空気を悪くする

自分は聞かされているだけで悪口を言っていないという人も気を付けたほうがいい。その場に参加しているだけで「あの人も悪口に参加していた」と勘違いされる。

いずれにしても人の悪口をする人は信頼してもらえない。ただ、そういう人を擁護するわけではないですが、悪口がでるような職場はだいたいストレスが多いギスギスした職場。従業員をこきつかってばかりで、働きやすい職場に改善しない管理者の責任もあるだろう。

③嘘をつく

どんな人でも、人生で必ず一度は嘘をついたことがあるだろう。しかし、度が過ぎると信頼は大きく損なわれる。ミスや失敗からの責任逃れをするために毎回嘘をつくひと、上司や同僚に自分をよく見せるためにありもしない嘘をつくひと、お客さんに自社商品を買わせるために嘘をつくひと、このように嘘ばかりついている人は、自分に対して隠蔽工作する人だ。そんな人に信頼を寄せたいとはおもわない。

④約束を守らない

約束をまもらない人は、相手のことを大切にせずに、自分のことしか考えていない部分がある。いつも口だけで行動や結果がついてこない。そんな人に大切な約束をしても、ドタキャンされたり、結局裏切られるのではないかと心配になり、信頼できないのだ。

⑤貸したものを返さない

弁護士が言うには、貸したものを返さない人は横領罪に該当する可能性があるとのこと。いわゆる借りパクというやつだ。相手からお金やモノを借りておきながら返さない人はどうしてもルーズに見えてしまう。それに、相手のモノに無関心な人は、相手の気持ちにも無関心である可能性が高い。以上の理由から人から信頼してもらえない。

⑥否定から入るひと

何かにつけて「いや、でも」と会話の腰をおる人。そう言う人は、本当は自分に自信がない。強気な姿勢をみせることで偽りの自信を生み出し、壊れやすい自分の心を保っているだけだ。本当は心の中はいつも不安でいっぱいで、人に褒められたいと思っている。そういった心の不安定な人も信頼おけない。

⑦人を笑いのネタにする

デリカシーのない言葉で人を傷つけたり、それで周りの笑いをとろうとする人がいる。そう言う人たちは「人よりも優位に立ちたい」「自分の身を守りたい」という心情が隠れている。つまり自分のことしか考えられない人。相手から見ても信頼とは程遠い存在に映るだろう。

⑧人によって態度がコロコロ変わる

上には媚びて、下には横暴な態度をとる人。そういった二面性をみてしまうと周りのひとは冷めてしまう。同じ人ととして公平な扱いをしてくれない人に悩みや相談をもちかけたいとはおもえない。

⑨人のせいにする

人のせいにする人は、物事を受け身で考えるところがある。自らが当事者であるという意識が薄いため、自分の行動に責任を伴わない。そのため、トラブルが起きても「あの人にこう言われたからやりました」といった感じに人のせいにしてしまう。そういう人は、そもそも厄介ごと、面倒なことを嫌うので、人から相談されても、真剣に考えるふりだけして適当なアドバイスをする可能性がある。

⑩靴が汚れている

靴が汚れていても手入れをせずにそのままにしていたり、かかとを踏んづけて歩いていたり、脱いだ靴を放り投げている。そういった靴の扱いが雑なひとは、だらしない印象となり、人の扱いも雑なのでは?と不安になる。

昔から、「靴を見れば、相手の性格や人柄が分かる」「靴をみればその人がよく分かる」という。靴は人間が身につけるものの中で一番汚れるところだが、足下にあり最も注意が行き届かない部分でもある。そういう意識しないと綺麗にできないところもきちんと清潔にできる人は、性格にもその丁寧さがあらわれる。

3.まとめ

周囲から信頼される人は、人間関係がスムーズになるだけでなく、重要な仕事を任されたりと、仕事のチャンスも掴みやすくなるだろう。何かトラブルが起きても周囲が助けてくれたり、提案したことが受け入れてもらいやすくなったりと、自分が働きやすい空間を作ることができる。

信頼される人の特徴は次の9点だ。

  1. 口が堅い
  2. 約束を守る
  3. 責任感がある
  4. ビジネスマナーがある
  5. おもいやりがある
  6. 落ち着いている
  7. オープンマインドである
  8. ギブアンドギブの精神
  9. 仕事ぶりが誠実

こうして改めて見ると、当然のことのように思うが、当たり前のことを当たり前にやることは意外と難しい。偉そうに解説している僕自身も、できていないところがたくさんある。

つづいて、信頼されない人の特徴はこちら。

  1. 秘密をバラす
  2. 影で人の噂をする
  3. 嘘をつく
  4. 約束を守らない
  5. 貸したものを返さない
  6. 否定から入る
  7. 人を笑いのネタにする
  8. 人によって態度がコロコロ変わる
  9. 人のせいにする
  10. 靴が汚れている

以上。信頼は、コツコツと積み上げるのは大変だが、一つの過ちで簡単に崩れてさってしまうとても繊細なもの。この記事ではいろいろなことをお話したが、やはり僕は一番大事なのは「相手へのおもいやり」だと考えている。

これは信頼をつくる基礎になるからだ。他のことは全て忘れても、このことだけ記憶の片隅に残していただけたのなら嬉しく思う。本日もお付き合いいただきありがとうございました。それではまた!

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