どうも菊之進です!今日は、信用できない人の特徴と見分け方についてお話します。
突然ですが、「信用できない人」と聞いて、心当たりのある人はいますか。早速、その人を頭の中に思い浮かべてみてください。裏切られたり、不安な気持ちにさせられたり、その結果、大事なものを失ってしまったことがあると思います。
そこで今回は、仕事や恋愛、プライベートにおける人間関係で失敗しないために、信用できない人に特有の性質と、その見抜き方、さらには対処法までをお届けしたいと思います。信用できない人からあなたを守る指標の一つとして見ていただけたら嬉しいです。
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▶︎YouTube:信用できない人の特徴と見分け方8選!
1.信用できない人の特徴
①言動が一致しない
言動が一致しない人には気をつけてくださいね。例えば、
- 交わした約束をことごとく破っちゃう人
- ナイショにするといったことを誰彼かまわずにバラしちゃう人
- 「こうしよう」と決めた方針をコロコロかえる人
言ってることとやってることが異なるのは、自分の行動に責任を感じていないからです。つまり、人に迷惑をかけても自分を優先したいという心の現れなのです。そのような人に近づくと振り回されてしまうでしょう。
②害のあるウソをつく
嘘には大きく分けて次の4つの種類があります。
- 自分をよく見せる嘘
- 自分を守る嘘
- 自分の利益を追求する嘘
- 誰かを陥れる嘘
このうち①は、誰にでもある嘘なので、あまり気にする必要はありません。身長や体重をサバ読んだり、自分の頑張りを盛って話たりすることですね。
問題は、②〜④の嘘です。②の嘘をつく人は、トラブルの際に、本当は自分の過ちなのに、他のだれかに責任をなすりつける傾向があります。
③の嘘をつく人は、人や会社を騙してでも、自分の得のためにお金や何かしらの利益を得ようとします。④の嘘をつく人は、人を傷つけることが目的です。根拠のない噂話を言いふらして他人の名誉を傷つけたり、他人のSNSに事実無根のことを書き込んで評判を落としたりします。
これらの嘘をつく人は、自己中心的です。自分のために他人を犠牲にすることがあるので気をつけてくださいね。
③根拠のない「絶対」を言う
店員さんからお勧めされる時や、何らかの勧誘を受ける時は、「絶対」という言葉にご注意ください。
- 絶対にお得だから
- 絶対に損しないから
- 絶対に大丈夫だから
絶対という言葉は、発言に自信がない人ほど多用します。根拠がないからこそ、絶対という強い言葉で言いくるめようとするんです。僕自身、投資詐欺の被害にあったとき、勧誘者がよく使っていた言葉でもあります。なので、「絶対に」という言葉を根拠なく使う人は信用しないようにしましょう。
女性の場合は、「絶対に浮気しないから」と宣言する男性に気をつけてください。そういう人に限って裏切る可能性が高いです。
④何度も約束を破る
ビジネスでもプライベートでも、約束を頻繁に破る人は信用おけません。信用とは「約束」を守ることの積み重ねだからです。
- やりますと言ったことを毎回やらない
- 提出物の締め切りをいつも過ぎている
- 悪びれることなくドタキャンする
約束を守らない人は、本当は守れるのに守らないのか、あるいは、そもそも守ること自体が難しいかの二択です。
前者は、だらしのないタイプで、後者はキャパオーバーしてるのに「できます」と言っちゃう人です。後者の場合、こちらから新しい「約束事」を増やさないように気をつけたり、何かしらのサポートが必要かもしれません。
⑤いつも誰かの悪口を話している
悪口を言う人と話していると時々、こう思いませんか。
「自分も裏ではボロクソに言われているかも…」と。その思いは大体あたります。僕自身、何度もそのようなことを経験しました。
悪口を言う人は、悪口を言うことによって人と繋がろうとする心理があるため、あなたがいないところで、悪口の対象になることは十分ありうるのです。人の悪口をいう人がいたら、信用せず、自分のプライベートや秘密は伏せておいた方がいいでしょう。
⑥人をイジって笑いを取る
バラエティ番組の芸人のノリで、人のコンプレックスや失敗談を穿(ほじく)り出してウケを狙っているような人には気をつけてください。いじられる側にうま味があれば別ですが、そうでない場合、相手の同意がない一方的なイジりは、イジメに等しいものです。思いやりの気持ちに欠けています。
さきほど、信用は約束の積み重ねという話をしましたが、「思いやりの積み重ね」でもあるんです。つまり、人を貶(けな)し評判を落とすような人は、信用おけないということになります。
⑦責任をなすりつける言い訳をする
人は、不安を感じた時に、不安の原因を他人や環境のせいにしようとします。この心の働きを心理学用語でディフエンス・メカニズム(投射)と呼びます。
例えば、ダイエットしてる人が、「今日はイライラしたからドカ食いしちゃった」という言い訳なんかがあてはまります。しかし、このような言い訳はカワイイものです。気にすることはありません。
問題なのは、自分以外の誰かに責任をなすりつけるような言い訳をする人です。よく高齢者が事故を起こしたときに「車が勝手に発進したとか、ブレーキが効かなかった」と苦しい言い訳するのですが、その類のものです。
本当は自分が悪いことをしたと知っているのに、被害者のふりをして環境や相手のせいにする。責任をなすりつけられた側は、たまったものではありませんよね。
自分を守るために、だれかに責任をなげるような言い訳をする人は信用できません。
2.信用できない人の見分け方
まず、先ほどご紹介した「信用できない人の特徴」を一言でまとめますね。それは、「自分のために他人を犠牲にしてもいい」という考え方です。いつでも自分が優先で、平気で人を裏切れるような人は、信用できないという結論になります。
では、そういう人を見分けるにはどうしたら良いのでしょうか。
人の本音は、言葉よりも行動にでやすいので「行動」を観察するようにしましょう。たとえば、仕事においてこの人信用できる人なのか?を見分けるには、「頑張ります」という発言ではなく、どのように段取りしているかをみます。
「絶対に大丈夫です」という発言でなく、失敗したときのことまで考えているかをみます。「反省しています」という発言ではなく、改善策までたてて行動しているかをみます。
その人が、信用にあたいするかどうかは、見えない部分の取り組みをみればよく分かるのです。これは、詐欺師をみわけるときや、恋愛でパートナーを選ぶときにも使える方法です。
3.信用できない人への対処法
プライベートや恋愛においては、振り回されることの方が多いかもしれません。相手の言動でおかしな点や、不信感を感じることがあれば、思い切って別れたほうがいいでしょう。相手に注意しても、変わらないのであれば尚更です。
仕事においては、なるべく大きな仕事を依頼しないとか、取引しないようにします。お願いした仕事をやっていないとか、粗が目立つ不完全なものをだされても困るからです。
もしも、あなたと相手が、上司部下・先輩後輩の関係にあるのなら、使えないからバッサリ切るのではなく、大変だと思いますが、きちんとした仕事ができるよう指導・育成をしてあげましょう。
4.まとめ
信用できない人の特徴は次の7点でした。
- 言動が一致しない
- 害のあるウソをつく
- 根拠のない「絶対」を言う
- 何度も約束を破る
- いつも誰かの悪口を話している
- 人をイジって笑いを取る
- 責任をなすりつける言い訳をする
7つに共通するのが「自分のために他人を犠牲にしてもいい」という考え方です。
続いて、信用できない人を見分ける方法は、言葉よりも行動をみることでした。人の本性は見えない部分にあらわれます。その人の言葉にまどわされることなく行動の部分をよく観察するといいですよ。
信頼できる人とできない人の違いは、「職場で信頼される人の特徴9選!信頼されない人との違いは?」の記事で解説しましたので、よければこちらもぜひご覧くださいね。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました!応援していますね。それではまた、次の記事でお会いしましょう。