どうも、菊之進です!
やりがいのある仕事とは、努力する甲斐があると実感できる仕事のこと。
誰かのためになり、自分のためになり、「よし頑張ろうっ!」って意欲が湧く仕事のことだ。
本記事では、仕事にやりがいを感じている人、反対に感じていない人の双方の意見を紹介する。
その上で「現職にやりがいを見出す方法」と、新しく「やりがいのある仕事を見つける方法」をお贈りする。
こんなあなたにオススメ
- 自分の仕事に手ごたえを感じたい。誇りを持ちたい
- 仕事がつまらない。楽しくてやりがいのある仕事を見つけたい
- お金のためだけに消耗する毎日に嫌気がさしてきた
- やりがいのない今の仕事を続けるか、やりたいことを見つけて転職するか迷っている
- 仕事にやりがいを感じずサボり癖がついてしまった。打開策を知りたい
1. やりがいのある仕事とは何か
① やりがいとは何か
やりがいとは、物事をするにあたり心が満たされ、努力する甲斐があると感じることである。
従って、やりがいのある仕事とは、充足感があり、自分のためになり、意欲が湧く様な仕事のことを示している。
大切なことは、「やりがい」の感じ方は、人それぞれ千差万別であるということだ。
ワクワクする、ウルウルする、イライラするなどの感じ方が人それぞれ違うように。
事に当たる際の充足感や手応え、張り合い
出典:実用日本語表現辞典
そのことをするだけの価値と、それにともなう気持ちの張り
出典:小学館
物事をするに当たっての心の張り合い。しがい
出典:三省堂
十分な難易度や反応があり、それをするにあたっての意欲が湧くさま
物事を行うことが自身にとってためになるさま
物事が困難であり、かつ意欲をかき立てられるようなものであるさま
出典:Weblio類語辞書
② 社会で働く人々は仕事にどんなやりがいを求めるのか
押し並べて「やりがい」といっても、人それぞれ心の満たされ方は異なるもの。
しかし、いざ自分自身に「俺(私)のやりがいって何だろう?」と問うてみると中々答えが出ない。
一体、人はどの様なことに「やりがい」を感じるのだろうか。やりがいのある仕事とは何か。
その真意を探るべく、総合求人・転職支援サービス『エン転職』がユーザー約9,000名に行なった「仕事のやりがいと楽しみ方」調査の結果を見てみよう。
「仕事のやりがいと楽しみ方」に関するアンケート結果 出典:エン・ジャパン
1位:お礼や感謝の言葉をもらうこと
2位:仕事の成果を認められること
3位:目標を達成すること
4位:仕事をやり遂げること
5位:自分の成長を感じること
6位:興味のある仕事をすること
これらをまとめると、仕事に求める「やりがいの共通点」が見えてくる。
- 行なった仕事に対する対価(十分な給与)がある
- お客さんに喜んでもらう
- 会社や上司に働きぶりを評価される
- 自分自身が成長していると実感できる
- 部下や後輩に良い影響を与える
③ やりがいのある仕事に就いている人の声
やりがいのある仕事に満足している人たちの実際の声を紹介しよう。
◯ 試行錯誤しながら開発した製品が、店頭に並んでいるのを見たときは感動する。職場は協調性が高い人が多く、皆で一つのものを作り上げる意識があり、やりがいを感じる。(研究開発 / 40代男性)
◯ 若手の意見や思いが尊重され、熱意をもって仕事をすれば、やりたいことが実現できる。上司や先輩のフォローもしっかりしていて、仕事に張りを感じる。(商品企画 / 30代男性)
◯ お客様に喜んでもらえる食事をする場を提供することに、大きなやりがいを感じる。(店長 / 20代女性)
◯ 個人宅にサンプルを持っていく飛び込み営業で、最初はインターホンを押すのにも大変だったけれど、今ではどんな人が出てくるのか楽しみに。商品に全く興味のなかった人が、興味を示してくれたり、必要としてくれたりしたときは嬉しいですね。(代理店営業 / 20代男性)
◯ お客さんの抱える問題点を聞いて解決した時や、自分の提案が通ったときは素直に嬉しい。各営業にそれぞれ裁量があり、好きな仕入先から好きなものを購入して販売できるので、非常にやりがいを感じる。(代理店営業 / 30代男性)
◯ 社内の雰囲気がとても良い。若くても仕事が任せてもらえるし、やる気があれば自由にチャレンジできる。(経理 / 20代男性)
◯ ステップアップの機会がたくさんあり、可能性が広がっている会社で満足している。グローバル企業として、視野が広く常に勉強になり、自らの知識も増やしてやりがいを感じる。チームで仕事をする機会が多いので人間関係も磨ける。(技術関連職 / 20代男性)
◯ 社長が若い人に任せたい志向のため、どんどんやりたいことにチャレンジさせてもらえる。新領域のマーケティングの立ち上げからマネジメント経験まで。キャリアアップを目指した仕事の仕方に大きなやりがいを感じる。(分析 / 20代男性)
◯ お客様の要望をうまく引き出し、お客様が思ってる以上のサービスを提供できたときはこの上ない満足感を得られている。また、社内の雰囲気もよく、福利厚生もしっかりしているのがポイント。(ルートセールス / 30代男性)
◯ 頑張れば頑張るほど仕事を任せてもらえるし、やりがいもある。頑張っていれば、認めてもらえるし、尊敬できる先輩もいる。(人事 / 20代男性)
④ やりがいのない仕事に不満を募らせる人の声
反対に、仕事にやりがいを感じない人たちはどう思っているのだろう。実際の声を聞いてみた。
◯ 正直、面白みややりがいが全くない。自分の考えや意見が通ることはなく、上司の独断で決まるので、自分のやりたいようにはいかない。自分より何年も上の先輩もたいして作業は変わらず、将来に不安を感じる。(生産・製造 / 20代男性)
◯ 常に過剰なノルマを背負わされ、日常的に叱咤激励を受けるため、やりがいなどない。いかに怒られないように穏便に仕事するか。(代理店営業 / 20代男性)
◯ タイムカードを実際の労働時間より過少申告するように指示される。働いた対価に見合う残業代が支給されないため、やりがいを感じることはできない。(施行管理 / 20代男性)
◯ ほとんどの仕事が定型化していて、事務職は毎日出社して、ほぼ同じような業務の繰り返しのみ。やりがいはほとんど感じられない。(人事 / 30代男性)
◯ 狭い室内で飛び交う怒声。休みをとることはほぼ不可能で、毎日終電ぎりぎりまで残るサービス残業。クレーム対応の電話はみんなで押し付け合い、結局放置され、さらに悪化、手がつけられなくなっている。その上、社内イジメも横行しとてもやりがいを感じられるものではない。(財務・会計 / 20代女性)
◯ やりがいがない。楽しくない。面白くない。業務量の割に給料が低い。やめる人が多い。そんな職場でやりがいを感じられない。(海外営業 / 20代男性)
◯ 休みの日に出勤するのが美学と考えている部分があり、あえてアポイントをいれている。そのためか疲れがとれず、慢性的な疲労を感じている(企画営業 / 20代男性)
◯ 営業ノルマがあって、数字があがっていないと日々プレッシャーが大きくなってくる。上司に詰められるて、覚えることも多く、精神的に参っている。(コンサルティング営業 / 20代男性)
◯ 完全に損をした。就活で受けた説明と実際の環境が違いすぎて驚いた。有給休暇は全く使える雰囲気でないし、残業は毎日5時間。上からのプレッシャーが半端なく、先輩がやめていく気持ちがよくわかる。(営業 / 20代男性)
◯ 年功序列で、与えられた仕事をこなしていくのみ、全く面白みがなかった。安定を求める人や、お給料を頂くための仕事と割り切れる人には良い。やりがいや面白みを求める人には窮屈で退屈だと思う。ただ給料は保証される(20代女性 / 研究開発)
2. 現職を「やりがいのある仕事」にする5つの方法
① なるべく小さな目標を立てる
目標が大きすぎると、かえってやる気を失くすことがあるよね。
会社から与えられた目標に魅力を感じない場合は、小さな目標に下ろすと上手くいくよ。
例えば、登山経験の浅い人に、いきなり世界最高峰のエベレストを登れと言われても難しい。
まずは、近所の山登りから初めて、徐々に日本最高峰の富士山を目指して頑張るじゃない。
それと同じで、会社から命じられた大きな目標も、自分なりに咀嚼してやりがいを感じられる小さな目標に変えてしまえば良いのだ。
僕自身のエピソードで、製薬会社の営業マンだった頃の話。僕はとても大きな数字を目標数字として課せられていた。
「年間〇億円売り上げろ」と言われても、全くイメージがわかなかった。
だからそれを、一日の売り上げ目標まで落としてみたんだけれど、それでもやっぱり数字に追われてる感が強くて、魅力を感じなかった。
そこで、もっと小さな目標に。明日からすぐに始められて、達成できる目標にまでおとしてみた。
その目標は、「1日1人、得意先の人と仲良くなる」こと。
僕の中では、売り上げ目標なんかよりもよっぽど乗り越えるハードルが低くなったのだ。
もともと人と接するのが好きな方だったので楽しくこなせたし、おかげでその後の売り上げを作るためのコネクション(人脈づくり)も出来た。
結果、売り上げも伸びて会社の求める目標はクリアできたので、このやり方は間違いないと確信している。
② 特技を伸ばす
「芸(技)は身を助ける」
身についた技芸があれば、思いがけないときに役に立ち、仕事に「やりがい」を感じられるよ。
僕は「芸」とか「技」とか大げさに考えずに小技くらいの気持ちで考えている。
自分のできる身近なことで、好きなことや得意な分野に注目してみよう。
その小さな才能をじっくり伸ばすと、思いがけず、周りから頼られて感謝されることがある。
かつての職場である企画課の女性が、とてもパソコンが得意だった。
エクセルや統計処理に秀でるものだから、現場の営業マンや彼らをまとめる管理職たちに人気で、後に大きな仕事を任され、出世していったのを覚えている。
今の職で、とりわけ自分に自信がない場合は、何か仕事に活かせる資格をとったりスキルアップに力を入れるのも良いね。
ちなみに僕はダイエットアドバイザーの資格があったので、結婚を控える同僚男(30歳)にお願いされ、彼のダイエット(10kg減量)を無事成功させた。
③ 溜まったストレスを早めに発散する
厚労省の調査で、仕事に強いストレスを感じているサラリーマンは日本全国に6割もいることが判明している。(参考元:労働安全衛生に関する調査)
疲労状態が続けば、当然仕事のやりがいも感じられない。
今日の疲れを明日に持ち込まない様にONとOFFをしっかり分けていこう。
OFF時は、好きな音楽を聴いたり、映画を見たり、稼いだお金で服を買ったり、旅行したり、自分へのご褒美も大切。
以下の記事に、14通りのストレス発散(ガス抜き)方法を紹介するので参考にしてみてね。
④ 思い切って生活を変えてみる
「毎日、毎日同じことの繰り返しで、単純作業に飽きてしまった」
分かりきっている退屈な仕事で、時計ばかり気にしてしまう。
何かゾクゾク、ワクワクするような新しい刺激が欲しいあなたへ。
思い切って今の生活習慣を変えて、マンネリから脱しよう。
- 自分の部屋を掃除して職場のデスクをキレイにする
- デスクの模様替えをしてみる
- いつもより1時間早く起きて、好きな事をする
- 会社までの道のりをいつもと違う道で通勤する
- 他部署の人と会話してみる
- 作業の順番をいつもと違う順番でやってみる
- 職場の素敵なところ・良い点を毎日記録していく
- 一段上の仕事にチャレンジしてみる
- 引越しをして住む場所・みる景色を変えてみる
- スポーツクラブに通ってみる
- スーツを変えてみる
- 髪型を変えてみる
- 聴く音楽を変えてみる
⑤ 哲学書を読む
「哲学」と聞いてアレルギー反応がでるかもしれないけれど安心してほしい。
分かりやすく例えるならば、哲学とは「人生を賢く生きるための教科書」のこと。
仕事にやりがいを感じるためにどうしたら良いのだろうか?という疑問に対するヒントが貰えるよ。
と言われても、サッパリだと思うので哲学書の一部を紹介するね。
僕の人生に大きな影響を与えてくれた「ニーチェの言葉」から抜粋。
一日一日を始める最良の方法は、目覚めの際に、今日は少なくとも一人の人間に、一つの喜びを与えることができないだろうかと考えることである。
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疲れていると私達はため息をつき、愚痴・後悔を口にし、憂鬱な事暗い事が、頭の中を勝手に動き回る。それは毒を吸うような事だから、考える事をやめ、休むに限る。そして、また毅然として活動できるよう明日に向かって備える。
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人の助けになるか、誰かの役に立つこと。 その事で自分という存在の意味が実感され、これが純粋な喜びとなる。
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共に苦しむのではない。共に喜ぶのだ。そうすれば、友人がつくれる。しかし、嫉妬とうぬぼれは、友人をなくしてしまうから注意しよう。
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私達一人一人に確かな歴史がある。1日に自分が何をどのように行うかが日々の歴史の1ページになる。どんな1日を過ごす、昨日よりよりも何を工夫するか、その態度ひとつが自分の日々の歴史をつくる
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脱皮しない蛇は破滅する。人間も同じ。古い考えの皮をいつまでも被っていれば、やがて内側から腐っていき、成長する事ができないどころか、死んでしまう。 常に新しく生きていくために、私達は考えを新陳代謝させていかなくてはならない。
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例えば仕事の場合、売上げを伸ばす事だけがたった一つのなすべき目的のように錯覚したりする。愚かだ。心の余裕をなくし、合理的に行動する事を重要とみなし、人間的な事柄までも無駄とみなし、結局自分の人生そのものを失ってしまうのだ。
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いい手本を示そうとする者は、自分の徳に微量の馬鹿げたところを添えなくてはならぬ。すると人は見習って、同時にその模範を眼下に見下ろす。これが人々の好むところである。
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毎日の小さな習慣のくり返しが慢性的な病気をつくる。毎日の小さな習慣のくり返しが魂を病気にする。毎日10回周囲に冷たい言葉を浴びせていたなら、今日から10回周囲に喜ぶ言葉をかけよう。自分の魂が治療されるだけでなく、周囲の心も状況も、確実に好転する。
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3. 「やりがいのある仕事」を見つけ転職する5つの方法
現職を卒業し、やりがいのある新しい仕事を見つけたいあなたへ。
やりがいのある仕事には次の2つの共通点がある。
- 自分の性格や能力を仕事に活かすことができる
- 働きやすい環境にいる(ブラック企業でないこと)
つまり、働きやすい職場であなたの能力を存分に活かせることが、仕事にやりがいを感じる条件なのだ。
① 自己分析で自分の適性(素質や能力)を知る
自分自身のことを良く知っておくと、やりがいのある仕事を見つけやすい。
自分はどんな人間で、どんなことに心が満たされるのかを知っておくと、ブレない職業選択の基準ができるようになる。
その為に行ってほしいのが自己分析だ。
自己分析は、自分と企業を適切にマッチングする為に役立つよ。
- 生まれつき持っている性格や能力などが分かる
- 自分の強みや弱み、長所や短所が分かる
- ブレない自分軸が手に入る
- 遠回りせずに、最短ルートで自分にあった職を見つけられる
- 採用面接における自己PRにも自信がつく
- 就職後のミスマッチを防ぐことができる
とはいえ、「自己分析するのなんだか気が進まないなぁ・・」なんか面倒だし。。
というあなたには、第3者に客観的にサクッと分析してもらうのがおすすめ。
リクルートキャリアのグッドポイント診断なら、数日かかる自己分析を約30分で行うことが可能だ。
出典:リクナビNEXT
② 職業図鑑から自分に合う職を見つける
自己分析で、自分がどう在りたいのか分かったら、次は自分に合う職探し。
僕がおすすめするのは「職業図鑑」という書籍。
多様化する日本の職業を「RPG」ゲーム目線のイラスト付きで紹介してくれる。
これがとても分かりやすく、読んでいて色々な仕事に興味を持てる。
職業別に、平均給料・給与、仕事内容、仕事の就き方などの情報が書かれており、業界の起源や特徴、業界あるあるなどの情報もあって参考になる。
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2つ目のおすすめは、池上彰氏の「もっとやりたい仕事がある!」という書籍。
この本は、あなたの性格タイプを判定して、あなたに適した職業を導いてくれる。
適性を探る質問に対してYES,NOで進んでいき、行き着く先にあなたの性格タイプが記されて、あなたにあった仕事を紹介してくれる構成となっている。
池上さんも、「働くことは生活費を稼ぐ為だけではない。働きがいも大事だ」と述べており、仕事にやりがいを求める人にとって大きな手助けとなってくれる。
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3つ目のおすすめは、NHKラジオ第1「きらり10代」制作班の作成した「あこがれ仕事百科」という書籍。
この本の魅力は、各職種の人が実名 & 顔写真付きで、自身の仕事の内容や「やりがい」について語ってくれるところ。
NHKラジオに出演した、北海道から九州までの79人の方の職業が紹介されている。
③ やりがいのある仕事ランキングを参考にする
「やりがいのある仕事かぁーどうしたものか。。」と決め兼ねているあなたへ。
ビジネスパーソン15,000人が選んだ「仕事満足度の高い職業」が一つ参考になるかもしれない。
グラフ中の数値は、仕事満足度を表している。満足度とは具体的には以下の4点をもって定義されているよ。
- 仕事内容
- 給与・待遇
- 労働時間(残業・休日など)
- 職場環境(社風・周囲の社員など)
上位3位にランクインした職種(MRやビジネスコンサルタント、管理会計/内部統制)は、仕事本来の面白さに加えて、社会に貢献できること、給料や福利厚生も十分に満足でき、休みもしっかりとれると言う理由で人気がある。
11位以下のランキングは、doda仕事満足度ランキングからチェックしてね。
④ 職業紹介のプロ「転職エージェント」に相談する
「餅は餅屋に」と言うことわざがあるように、転職もプロに任せよう。
転職エージェントは、あなたの適性にあった「やりがいのある仕事」を見つけてくれる。(参考:転職エージェントとは?)
今や転職活動を行う人の3人に1人が、転職サイトやハローワークと並行して、転職エージェントを利用しているので安心して欲しい。
それでは転職エージェントを使う具体的なメリットは何か?簡潔にまとめてみた。
- キャリアカウンセリングであなたの素質を見出してくれる
- あなたが希望する、あるいはあなたに望ましい職業選択を一緒に考えてくれる
- あなたの適性に合った職業と求人をピンポイントで紹介してくれる
- 転職サイトやハローワークには無い非公開の求人をたくさん扱っている
- 企業に応募する書類(履歴書や職務経歴書)の添削をして貰えるので通過率がUPする
- 面接対策のアドバイスや模擬面接を受けられる
- 企業の人事にあなたの推薦状を出してくれる
- あなたが希望する年収や入社日を代理で企業と交渉してくれる
- 転職活動に関するそのほか様々な相談に乗ってもらえる
- 以上全てのサービスを無料で(一切の費用をかけず)受けられる
おすすめの転職エージェントは「リクルートエージェント」。
日本トップクラスのエージェントで求人数も多いため、魅力的な企業に出会える可能性が高い。(参考:リクルートエージェントの求人数を他社と比較してみた)
また、担当についてくれるキャリアアドバイザーは、各業界・各業種に精通しているので頼もしく、右も左もわからず一人で転職活動するよりもよっぽど安心できる。
僕の周りの知り合いもリクルート経由で転職している人が多く、彼らを見ると皆イキイキしている印象だ。
詳しくは、リクルート公式サイト【リクルートエージェント】を覗いてみてね。
⑤ ブラック企業に入社しない
いくら大好きな仕事でも、働く環境が劣悪であれば「仕事にやりがいを感じる」ことは難しい。
先に記したやりがいのない仕事に不満を募らせる人の声でも紹介したように、働いた対価として相応な給料をもらい、適度な休暇がなければ人はダメになってしまう。
一生懸命働いたのに、残業代が払われないとか、毎日パワハラを受けるなんてあってはならないこと。
次の仕事を探すにあたり、そのようなブラック企業は何としても避けなければならない。
そこで、ブラック企業を入社前の応募段階で見極める方法8選という記事を書いたので、転職前の参考にして欲しい。
この記事(ブラック企業を見極める方法)の内容を簡単にまとめてみた。
- 労働条件確認メールで見分ける(返事がなければブラックの可能性高い)
- 企業の口コミサイトで働く社員の生の意見を確認する(転職に役立つ企業の口コミサイトのおすすめはココ!)
- 就職四季報で入社3年後の離職率を確認する
- ブラック企業リストを確認する
- ブラック企業大賞を確認する
- 実際の就業時間を偵察をする(求人票と差異がないか)
- 転職エージェント経由ならブラック企業の求人が少ない(優良求人が多い)
- 企業の従業員に直接アプローチして情報収集する(名刺アプリの活用)
4. まとめ
やりがいのある仕事とは、充足感があり、自分のためになり、意欲が湧く様な仕事。
そのような仕事をするためには、当然、働きやすい環境の中にいることも大切である。
現職がマンネリ化している場合は、小さな目標を作ったり、特技を伸ばしたりすることで、再び仕事にやりがいを感じられるようになる。
やりがいのある仕事を見つけるのではなく、仕事の中にやりがいを見い出す考え方も大事。
一方で、現職を卒業して新しい職を探す場合は、自分にあった職を探す前に、しっかり自己分析を行うことをオススメする。
職探しの大事なポイントは、職業図鑑を活用したりして、まずは世の中にどんな職があるのか知ること。次に、人材紹介のプロである転職エージェントを活用することや、ブラック企業への応募を回避することがあげられる。
最後に、ある哲学者の言葉をあなたに贈る。
やりがいのある仕事、見つかるといいね!
世間が必要としているものと、あなたの才能が交わっているところに天職がある。
アリストテレス(古代ギリシアの哲学者 / 紀元前384~紀元前322)