どうも菊之進です。
ホワイト企業なんてない。ホワイト企業は見つからないというのは真っ赤な嘘。たしかに100%満足できる会社なんて一握りだけれど、しっかり休みが取れて、福利厚生も充実して、幸せな生活ができる会社は意外と簡単に見つけることができる。
本記事では、ホワイト企業を賢く見つけるための方法を、分かりやすく丁寧に解説していくよ。
こんなあなたにおすすめ
- ホワイト企業の見つけ方、探し方、見分け方を知りたい
- 気になる会社が、ホワイト企業かどうか確かめたい
- 新卒で入った会社がとてつもないブラック企業で我慢の限界
- もう、ブラック企業なんて2度とごめんだ…
- 悔いのない転職をしたい!
1.ホワイト企業の定義とは
ホワイト企業とは、従業員に対する思いやり(気遣いや配慮)に優れた、満足度の高い働きやすい職場環境を提供できる企業のこと。
ホワイト企業の定義は、辞典や専門機関によって微妙なニュアンスの違いはあれど、「働きやすい企業」という点で共通しているよ。
ホワイト企業の定義一覧
◯従業員にとって良好な職場環境が確保されている企業。特に、若手社員や女性社員の満足度が高く、離職率が低い会社をいう。ブラック企業に対する語。出典:デジタル大辞泉(小学館)
◯待遇面での差別がなかったり、福利厚生が充実していたりするなど、従業員にとって働きやすい企業。出典:小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
◯ホワイト企業(ホワイトきぎょう)とは、就職活動を行うに際して、入社後に福利厚生が整っていたり離職率が低いなどから入社することが好ましいとされている企業。出典:Wikipedia
◯ホワイト企業とは、お客様からの信頼、従業員満足、適正な利益・成長のバランスがとれ、アイディアに溢れ競争力があり人々から愛される“強い組織”です。そして何より、「家族に入社を薦めたくなるような会社」です。出典:財団法人日本次世代企業普及機構(ホワイト財団)
◯社員の待遇や福利厚生などが充実し、数ある企業の中でも働きやすさにおいて特に優れている企業。出典:日本の人事部
2.ホワイト企業の主な特徴とは
ホワイト企業の主な特徴は以下に示す通り。
ホワイト企業の特徴
- 社内の雰囲気や人間関係が良好
- 休暇を取りやすい雰囲気(年間休日が多い)
- 業務量が適正(残業が少ない)
- 定着率が高くて離職率が低い(人材の出入りが少ない)
- 人事評価が正当(納得できる評価体系になっている)
- 残業代がでる(サービス残業しなくて良い)
- 福利厚生(交通費・住宅手当・健康診断・育児・保養施設などの支援)が充実
- 労働時間が適正(定時に帰りやすい)
- 女性も働きやすい(出産や育児などのライフイベントと仕事の両立ができる)
- ハラスメント対策ができている(社会の倫理を守る社風)
- 社内教育が充実している(人材育成に力を入れている)
- 介護支援が充実している(介護離職を減らす取り組みがある)
ホワイト企業の具体的な取り組みは、働きやすい職場環境が人気の会社5選!を参考に。
3.ホワイト企業を見つける前に行うべき大切なこと
以下2点を事前にイメージしておくと、あなたに合ったホワイト企業が見つかりやすい。
①行きたい業界や職種をイメージしておく
ホワイト企業を見つける上では、業界や職種をある程度絞っておくと楽。
- 自動車業界で営業職になりたい!
- IT業界でシステムエンジニアになりたい!
- ファッション業界でデザイナーになりたい!
などなど。就きたい職の候補を出しておこう。
②自分の希望する労働条件を知っておく
あなたが職場環境に求める条件を箇条書きにしておこう。
例)私が働きやすいと思う職場環境
- 上場企業・株式公開企業
- 社宅・家賃補助制度あり
- 年間休日120日以上
- 土日祝休み
- フレックス勤務OK
- 育児・介護休業取得実績あり
- 英語・中国語など語学を活かす
4.ホワイト企業の賢い見つけ方8選
ホワイト企業を見つけるためには、論より証拠。あいまいな噂や、根拠のない情報に流されずに、なるべく客観的な根拠に基づいて見つけることが大事よ。
①ホワイト企業トップ500から見つける
「ホワイト企業トップ500」とは、新入社員の入社3年後の定着率(100ー離職率)が高い企業をランキング形式でまとめたもの。(東洋経済の調べ)
ランクインした全国500の企業は、新入社員の定着率が87%〜100%になる優良企業なので、転職者もぜひ参考にしたいところ。
ホワイト企業トップ500 出典:東洋経済ONLINE
ちなみに、厚労省によると、全国の新入社員の入社3年後の平均定着率は、たったの31%。つまりは、新入社員10人のうち7人が離職してしまっている計算になる。
人を大切にしない企業が、こんなにも世の中に多いのかというのも驚きだが。。この点を考慮すると、ホワイト企業トップ500にランクインした企業の凄さが分かる。
◎ランクインした500企業を全てを見る:新入社員に優しい「ホワイト企業」トップ500
◎女性版(産休・育休・職場復帰などの観点から):「女性新入社員に優しい」ホワイト企業500社
②ホワイト企業大賞から見つける
日本中にホワイト企業が増えてほしいという願いから設立されたホワイト企業大賞。表彰される企業は、社員の幸福や働きがいや社会貢献を大切にしている企業である。
特筆すべきは、このホワイト企業大賞、他の誰でもない社員らによって選ばれているということ。第3者機関が、企業の外面だけをみて選出しているのではなく、応募した企業の社員みずからの意見が大きく反映されている。
社員にとって、職場内の人間関係が良好で、自己成長や社会貢献を実感できる企業が選ばれているのだ。
◎ホワイト企業大賞に表彰された全ての企業を見る(表彰理由あり):ホワイト企業大賞
③厚労省が認めた優良企業から見つける
厚労省の認定マーク
厚労省認定のマークを取得している企業は、従業員の働きやすい職場作りに積極的。こうした企業は、自社HPや社員の名刺に認定マークをつけるなどして、対外向けにもアピールするなど意識が高いので、是非ともチェックしておこう。
厚労省認定の優良企業にのみ与えられるマーク(シンボル)
くるみん:従業員の仕事と子育ての両立を支援する、子育てサポート企業の印。時間外労働や休日出勤の少なさ、男性・女性の育休取得率などが一般的な企業に比べて優れている。(くるみん認定企業一覧)
プラチナくるみん:くるみん認定を既に受け、両立支援の制度の導入や利用についてより高水準の取り組みを行っている企業。くるみんの最上級クラス。(プラチナくるみん認定企業一覧)
えるぼし:女性の採用比率、平均勤続年数、休日出勤や残業、管理職比率、キャリアについて一般的な企業よりも優れた企業。(えるぼし認定企業一覧)
ユースエール:若者の採用や育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な中小企業。労働時間や離職率、有給休暇取得率の観点から優れた企業が選ばれる。(ユースエール認定企業を検索する)
トモニン:仕事と介護の両立を目指して、職場環境の整備に取り組む企業の印。(トモニンマーク取得企業一覧は存在しないため、少々面倒だが「気になる企業名」+「トモニンマーク」で検索しよう)
安全衛生優良企業:主に「建設業」や「製造業」に多い。労働者の安全や健康を確保するための対策に積極的に取り組み、高い安全衛生水準を維持・改善している企業。労働者の健康保持増進やメンタルヘルス対策、過重労働防止対策、安全管理などについて積極的な取組を行っている。(安全衛生優良企業一覧)
◯おまけ(経済産業省が表彰する企業も参考に)
新ダイバーシティ経営企業100選:男性だけでなく女性、外国人、高齢者、チャレンジド(障がい者)を含め、多様な人材の能力を最大限に発揮して価値創造に取り組む企業。(表彰企業一覧、左記リンク中のベストプラクティス集を開くと、表彰企業の具体的な取り組みをチェックできる)
④就職四季報から見つける
就職四季報とは、企業5,000社の有益な情報(年収、離職率、有給取得率など)がコンパクトにまとまった企業研究に役立つ良本。
東洋経済新報社が、企業に掲載料をもらわずに、客観的かつ中立的な立場で制作しているところが信頼できる。就職四季報に掲載された企業の一例を以下に示すよ。
就職四季報 出典:東洋経済ONLINE
就職四季報で分かる企業の有益情報は主に6点。
- 3年後の離職率(定着率)
- 有休消化年平均
- 平均年収、ボーナス
- 残業時間、残業代
- 休暇について(週休完全2日、夏季休暇、年末年始休暇など)
- 平均勤続年数
これだけたくさんの判断材料があれば、ホワイト企業も見つけやすい。就職四季報にはいくつか種類があるので、あなたの用途にあった四季報を見つけよう。
大手企業なら、就職四季報 総合版 2021年版
中堅企業なら、就職四季報 優良・中堅企業版 2021年版
女性が働きやすい企業を見つけるなら、就職四季報 女子版 2021年版
⑤企業ホームページから見つける
企業ホームページは、会社の顔。気になる会社がホワイトかどうかを見極めるには、次の2点を確認しよう。
- 福利厚生・待遇
- IR情報(上場企業のHPのみ掲載)
これらの情報は、信頼性が高いため参考になる。
①福利厚生・待遇
人気のある「福利厚生一覧」を以下に示すので、ホワイト企業を見つけるときの参考に。
会社の福利厚生人気ランキング TOP10
- 住宅手当・家賃補助
- 食堂、昼食補助
- 人間ドックなどの健康診断
- 育児休業、介護休業(法令で定められた以上の休業)
- バースデー・リフレッシュ何暇
- 資格手当(資格取得時の一時金としてや、毎月の給与に上乗せして支給される手当金)
- 余暇施設、宿泊施設・レジャー施設などの割引制度
- 財形貯蓄制度(給与から天引きで貯蓄する制度、住宅購入の際にメリットあり)
- 社宅・独身寮
- 慶弔金(お祝い金やお見舞金)
引用:福利厚生が充実している
②IR情報
出典:Calbeeカルビー株式会社 IR情報
上の図は、みんな大好きポテトチップスを製造するカルビー株式会社のIR情報の一部。IR情報とは、上場企業が株主・投資家に向けに発信する「経営状況や財務状況、業績動向」を記した信頼性の高い情報。
むずかしいことは抜きにして簡単に。以下3点の情報を見ておくと良い。
- 会社の業績(売り上げ・利益・損失も含めて)
- 売れている事業部、売れてない事業部
- 業績を上げるための方針や取り組み
会社がちゃんと儲かっているか、儲かっていなければそれなりの対策を練っているのか。同じ会社の中でも、売れてる事業部(花形事業部)はどこかなどチェックできる。
「企業名」+「決算説明会資料」などで検索するとヒットするよ。
⑥企業の口コミサイトから見つける
ホワイト企業を見つけるためには、企業の口コミサイト(無料)を活用するのが便利。現社員や元社員による口コミのため、会社のリアルな内部事情を知ることができるよ。
- 休暇の取りやすさ
- サービス残業の有無
- 職場の雰囲気や人間関係
- 給料やボーナス
- 人事評価の公平さ
などなど、働く社員のホンネが分かる。以下に、口コミサイト大手の「キャリコネ」で検索した、富士通株式会社の口コミの一部を示すね。
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上図のように、「業界全体に比べて、この会社はホワイトかブラックか?」という比較ができる点も良い。
さらに、同サイト内では口コミ調査によるホワイト企業ランキングも公開しているので、優良企業を見つけるのにとても役立つ。
僕自身、前職の会社を調べてみたら、驚くほど当たっていて「ホントそう!」と頷いてしまうくらい納得できる口コミが多い印象だ。
これが全部無料で読めるなんて…正直、このサイトを“利用する”のと“しない”のとでは天と地ほどの差がある。と断言できる。
今、会員登録しておくと全ての口コミを無料で閲覧できるため、必ず登録しておこう。
公式サイト:10万件の企業口コミ。キャリコネ
⑦転職サイトのこだわり検索から見つける
転職サイトのこだわり検索を行うと、あなたにとっての理想の会社を簡単に見つけることができる。
上図のように、あなたが拘りたい労働条件にチェックを入れて検索ボタンを押すだけ。離職率5%以下、年間休日120日、家賃補助ありなどの条件が整った会社を素早く見つけることができる。
転職サイトが多数あってどれを選んだら良いか分からない場合は、リクナビNEXTがおすすめ。転職活動をした人の8割以上が使う転職サイトだけあって、求人数やサービスの質が良く使いやすい。
特に、リクナビNEXTの「グッドポイント診断」は、応募書類や面接対策で活かすこともできる。質問に答えていくだけで、あなたのアピールポイントを客観的に分析してくれて、自分さえも気付かなかった強みをズバリ発見してくれるよ。
診断結果は、企業の応募書類と一緒に添付することができて、受け取った企業側も、求職者の応募意欲の高さを評価したり、面接のネタにしてくれることもある。
⑧転職エージェントから見つける
転職エージェントとは、企業に転職希望者を紹介する仲介業者の事で「人材紹介会社」と呼ばれているよ。転職サイトとの違いは、転職サイトが公開求人を扱うのに対して、転職エージェントは非公開求人を扱っているということ。
転職サイト(公開求人) | 求人をネットで検索できる |
転職エージェント(非公開求人) | 求人をネットで検索できない(エージェントからの紹介で初めて知ることができる) |
ちなみに、転職エージェントが求人を非公開(秘密)にしている理由は、以下のような企業の要望に応えるため。
- 人気職の場合、公開すると応募が殺到してしまい人事担当者が対応しきれなくなるため、非公開にして応募者を絞りたい
- 新しい事業のプロジェクトメンバーを他社にバレずにこっそり、非公開で採用したい
- 早急に人材を確保したい(転職サイトは求人掲載するだけに約3週間とられるなど時間がかかるため、転職エージェントにお願いする)
大事なことは、この非公開求人の中に大手企業や優良企業のホワイト求人が多数あるということ。
転職エージェントに求人を出す企業は、彼らに高額な利用料金を支払っている。裏を返せば、人材採用にお金をかける、儲かっている企業ということになる。だからこそ、ホワイト企業である確率も高い。(ちなみにブラック企業は、人材採用にお金をかけない)
以上のことから、ホワイト求人を見つけるには、転職サイトにない非公開求人を多数扱っている転職エージェントも活用した方が良い。
他にも転職エージェントを使うメリットは、応募企業の社風や職場の雰囲気を教えてもらえたり、応募書類の添削や面接対策までしてもらえたり、あなたの推薦状を企業に提出してもらえたりと色々ある。転職エージェントを使うメリット10選にまとめたので参考にしてほしい。
ホワイト求人を見つけるためにおすすめの転職エージェントは2つ。
一つは、リクルートエージェント。
その理由は、非公開求人の数が業界トップクラスのため。(参考:リクルートと他社の求人数を徹底比較)
紹介できる求人数が多ければ多いほど、ホワイト求人に当たる確率も高くなるだろう。さらに、転職支援を行なった人数は、業界No.1という実績もあるので安心できる。
公式サイト:【リクルートエージェント】
二つ目のおすすめは、doda(デューダ)
dodaは利用者の転職満足度No1に輝いており、きめ細かいフォロー・サービスの質が高く人気がある。
大手・優良企業を中心に豊富な求人情報を持っており、専任アドバイザーとじっくり相談しながら、自分にマッチする求人を選ぶことができる。
数ある転職エージェントの中で唯一、「ホワイト企業」というワードを用いてgoogleに広告を出してるのも自信の現れだろう。
公式サイト:【doda】
5.ホワイト企業を求人票から見つける時のポイント
求人票からホワイト企業を見定める時は、以下のポイントを確認しよう。
ホワイト企業の求人票を見つける際のポイント
- 年間休日が120日以上あるか(120日のイメージ:毎週土日休みが取れて、夏季休暇5日、年末年始休暇5日、GW5日休める。120日以上の企業は世の中で3割のみ)
- 時間外労働が月平均30時間未満か(法律で定められた残業の上限は年間360時間。よって、最低でも1ヶ月あたり30時間を下回る企業を選ぶ)
- 福利厚生が充実しているか(住宅手当やリフレッシュ休暇、育児休業、各種手当などに満足できるか)
- 年収が理想的か(自分の給料が安いかどうかを判断する方法を参考に、気になる業界・職種の年収相場を確認しておこう)
6.ホワイト企業を見つける時の注意点
データばかり鵜呑みにせずに、自分の目を信じることも大事。
①自分の目や耳で確かめることも大事
外から眺めるだけでも良いので、会社に行ってみよう。ホワイト企業は、基本的には残業時間が少ない。にも関わらず、深夜や休日にも電気が点いてる会社は異常。
いくら残業を防ぐ制度があっても、形骸化していれば意味がない。こうゆうのは実際に行ってみて、初めてわかるもの。あとは、お客のふりをして電話やメールしてみるのもあり。
その会社で働く社員の対応は、言葉遣いも含めて親切、丁寧か?ホワイト企業なら、電話番は会社の顔になるので、ちゃんとしたまともな人が対応してくれる。
電話をかけてみて、「はぁ〜ん!?」と思うような態度の悪い社員であれば考え直した方がいいかもしれない。さらにホワイト企業なら、夜遅くや休日に問い合わせ対応を行ってない。
以上のように、気になる会社があれば自分の肌感覚で確かめることも大事。入社後に後悔しないために。直感は意外と当たる。
②その会社で働いている人に話を聞く
現役社員から話をきくのが一番。以下に現役社員にコンタクトを取る方法を紹介するね。
- 友人や親のツテをたどる
- 行きつけの飲み屋の大将に紹介してもらう
- 名刺アプリ「Eight」を使う
- 転職者も対象とした企業説明会、セミナーに参加する
- 異業種交流会などに参加する
クラウド名刺アプリの『Eight』を使って会社名を検索すると、現役社員の名前が検索できて、アプリから名刺交換してメッセージを送ることも可能。簡単な操作でコンタクトを取ることが出来るので、是非お試しあれ。
7.ホワイト企業を見つけるのに役立つオススメ本
日本の優良企業パーフェクトブック 2019年度版
客観的なデータに裏付けられた優良企業を、たくさんみることができる。さらに売上高、営業利益、経常利益など、ニュースでもよく登場する財務データ(企業のお金の管理や流れ)の見方について、分かりやすく解説されている。
企業選びの軸となる考え方から、具体的な企業研究スキルまで身に付けることができるので、就職後のミスマッチも回避できるだろう。納得のいくホワイト企業を見つけるために役立つ1冊。
ホワイト企業 女性が本当に安心して働ける会社
女性が働きやすく活躍しやすい、安心して働けるホワイト企業の存在を知ってもらおうと経済産業省の女性室長が書いた本。本書では、有名な大企業から知る人ぞ知る穴場の中小企業まで、「ホワイト企業」に選ばれた25社を徹底紹介。
さらに「ホワイトな働き方」を実践している女性社員8人が登場し、結婚、出産、家事、育児との両立方法を、24時間スケジュールとともに明かしてくれる。働く女性がすこしでも楽に人生を歩んでいけるよう助けになってくれる。
採用情報で見極めよ! 「ホワイト企業」の選び方
中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家の書いた本。志望する企業の労働条件・労働環境の実態をつかむ方法を知ることができる。
賃金情報、平均年収額、平均年齢、休日と休暇、有給休暇の消化率、残業手当の設定、離職率、産前産後休業制度、労働組合の有無などなど。さまざまな企業の採用条件や会社概要を読み解くことで、志望企業の労働環境を把握する力が身につくだろう。
10年後の仕事図鑑
落合陽一氏と、堀江貴文氏が語るこれから先の10年後の社会。「AIの登場によって消える職業」、「新たに生まれる職業」など含め、50近くの職の未来をイラスト付きで紹介。
近い将来に向けてどのような職に就けば良いのか。これから先の自分の価値をどの様に創造していけば良いのか。新たに始まる世界において、生き方のヒントが得られる。
8.ホワイト企業を見つけた人・就職できた人の声
9.ホワイト企業を見つける方法 -まとめ-
ホワイト企業を見つける前に行う大切なことは、以下の2点。
- 行きたい業界や職種をイメージしておく
- 自分の希望する労働条件を知っておく
ホワイト企業の賢い見つけ方は、以下の8点。
- ホワイト企業トップ500から見つける
- ホワイト企業大賞から見つける
- 厚労省が認めた優良企業から見つける
- 就職四季報から見つける
- 企業ホームページから見つける
- 企業の口コミサイトから見つける
- 転職サイトのこだわり検索から見つける
- 転職エージェントから見つける
一つの方法にこだわらずに、いろいろ組み合わせてホワイト企業かどうか吟味してね。いざ、転職活動を開始する時は、転職活動の流れと進め方!準備から内定獲得と退職までの記事も参考になるよ。