働きやすい職場の特徴12選!人気のある職場とは?

働きやすい職場

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どうも菊之進です!

働きやすい職場とは、快適な環境でやりがいを持って仕事に取り組める職場のこと。

本記事では、快適な職場に共通する特徴や、そのモデルになるような会社の事例を紹介する。

さらに、働きやすい職場の探し方や求人の見つけ方まで役立つ情報をお届けする。

こんなあなたにオススメ

  • 働きやすい職場ってどんな職場なの?
  • 働きやすい職場環境ってどうやって作るの?
  • 女性も働きやすい職場って?
  • 働きやすい職場に就職したい
  • いい会社、働きやすい職場を見つける方法が知りたい
  • 求人にある「働きやすい職場」は信用できるの?
菊之進
人生の3分の1は仕事。僕たちサラリーマンは、驚くべきことに家族と接している時間よりも職場の同僚と接する方が長い。だからこそ、働く職場の環境を大切にしていきたいね!

1. 働きやすい職場とは?

① 働きやすい職場に必要な4つの条件

働きやすい職場とは、働く環境が快適で、やりがいを持って仕事に取り組める職場のこと。

一般的には、次の4つの条件を満たす職場が、働きやすいと言われている。

働きやすい職場 〜4つの条件〜

① 人事評価が適切である

公正公平な評価がなされ、評価結果と理由のフィードバックがある。

② 人材育成の支援がある

希望に応じ特定のスキルや知識を学べる研修があり、上司以外の先輩担当者(メンター)に仕事の相談ができる。

③ 現場と経営陣のコミュニケーションが取れている

従業員の意見を吸い上げて会社の経営計画に反映したり、会社の経営情報を従業員へ開示したり双方の間で意思疎通が取れている。

④ 福利厚生が充実している

余暇活動の支援(仕事を離れてリフレッシュできる休暇)があったり、フィットネスクラブの利用補助 など健康づくりのための支援があったりと、生活を豊かにする制度が充実している。

参考:厚労省 働きやすい・働きがいのある職場づくりに関する調査報告書

菊之進
働きやすい職場に共通するのは、従業員一人一人を大切にする社風があること。快適な職場で、努力に応じた正当な評価があると、モチベーションを持って日々の仕事に取り組むことができるね。

② 働きやすい職場に関する「社員の声」を集めてみた

働きやすい職場とは具体的に何を意味するのか。

企業の口コミサイト「カイシャの評判」より、社員が自分の会社について満足しているポイントを抜粋し紹介する。

働きやすい職場とは? 〜様々な立場から〜

◯ 仕事中の休憩時間は自由に取れますし、体調が悪ければ社内の病院で勤務医さんに診てもらえますし、簡易ベッドで2時間まで寝てもOKです。こんなところなかなかないのでさすがだなと思います。20代 / 女性 / 現社員(非正社員) / 企画・事務・管理系 / 

◯ 女性のみですが、生理休暇も毎月2日あります。なので正直かなり休めますし、突然休んでも勿論何も言われません。いろんなことがあったせいかわかりませんが、休みに関してはかなり寛容です。20代 / 女性 / 現社員(非正社員) / 企画・事務・管理系 / 

◯ 9:30~17:30で、実労7時間は魅力的。部署にもよるが、残業は全くない。17:30の終業のチャイムと同時に席を立つという環境。40代 / 女性 / 現社員(非正社員) / 企画・事務・管理系 / 

◯ 幅広い年齢層で仕事をしていますが、意見交換がしっかりと出来、より仕事がやりやすい環境の中で仕事遂行が出来るよう皆が努力している。仕事はチームワークなので、コミュニケーションも各部署でしっかりと取れているように思います。20代 / 女性 / 元社員(正社員) / 企画・事務・管理系 / 

◯ しっかりとした教育(研修)後、適した仕事に就く事が出来、アフターフォローなどもあります。任される仕事も沢山ありますので、責任を持って行う自覚が自ずと湧いてきます。20代 / 女性 / 元社員(正社員) / 企画・事務・管理系 / 

◯ 自分使ってないが、寝坊でフレックスを使っても何も言われない部署もあり、若手の社員にはかなり優しい対応している。40代 / 男性 / 現社員(正社員) / 電気・電子・機械系エンジニア / 

◯ 年次有給休暇、半日年休、フレックス勤務日、在宅勤務日は、取りやすい。50代 / 男性 / 現社員(正社員) / 電気・電子・機械系エンジニア / 

◯ ロッカーが大小二個あり、レストルームにマッサージチェアあり、トイレも広くてきれいです。居室は、空気洗浄機ジアイーノが設置されたオフィス。60代以上 / 女性 / 現社員(非正社員) / 企画・事務・管理系 / 

◯ ここ数年で働き方改革が急速に進み、定時退社日徹底、20時以降残業禁止等、会社全体での取り組みが行われている。50代 / 男性 / 現社員(正社員) / その他 / 

◯ 若い人も積極的に重要な職種を任され、第一線で活躍している人は多い。周りもそれをサポートする仕組みも昔以上に出てきている。50代 / 男性 / 現社員(正社員) / その他 / 

◯ 一人ずつの比較的広い環境が確保されている。一定以上の清潔さ、整頓された環境である。必要最低限の備品は整っている。50代 / 男性 / 現社員(正社員) / その他 / 

◯ 社会保険、厚生年金など、すべて完璧です。税金関係も、全て会社に、お任せでした。会社の各地にある保養所を利用させていただいたり、もちろん化粧品や、関連会社の製品を、お安く購入できました。退社あとも、利用できます。仕事に、つまずき、悩んだ時も、きちんと、相談する場が、あり、自分自身助かりました。40代 / 女性 / 元社員(正社員) / 販売・サービス系 / 

◯ 出産、育児を経験している身としてはとても恵まれていると感じる。産休も早めに取得し始めたし、保育園に入れるまで復帰は延長した。育休中にも多くの手当をもらったので、金銭的にも困らないし、復帰してからも看護休暇などをきっちり使っているが任される仕事の内容はレベルアップしている。30代 / 女性 / 現社員(正社員) / 企画・事務・管理系 / 

◯ 女性が活躍する場をどんどん増やして、キャリアを積みやすくしていると感じる。ので、2人目を産むことにも意欲的になれる。30代 / 女性 / 現社員(正社員) / 企画・事務・管理系 / 

◯ 本社は社食が周りの飲食店よりだいぶ安価で利用できる。支払いも事前に登録しておけば、給与控除となるので財布を持たず、社員証一つで食事が済ませられる。FA制度、ジョブローテーション等、異動の希望を出せば、チャンスはそれなりにあるので、やりたいことがあると夢は叶う可能性が高い。30代 / 女性 / 現社員(正社員) / 企画・事務・管理系 / 

◯ 毎週水曜はNo残業デーなので18時にはほぼ人がいなくなります。また36協定絶対遵守を推進しているので、とんでもなく残業している人はもう見なくなりました。30代 / 女性 / 現社員(正社員) / 企画・事務・管理系 / 

◯ お昼休憩等は自分の好きなタイミングでとって良いので、予定等を組み立ててマイペースに仕事ができる点が良い。20代 / 女性 / 現社員(非正社員) / 販売・サービス系 / 

◯ 有休も取りやすく、ユニバーサル休暇(1回/年)もある。5日連続での取得も一年のどこでも取れるため、旅行などに行きやすい。勤続年数ごとに臨時手当と数日間の休みが付与される制度もある。30代 / 男性 / 現社員(正社員) / 企画・事務・管理系 / 

◯ 基本的に上長関係はフランクな場合が多く、社内では上司でも「○○さん」と言う場合が多いです。また、服装も比較的自由で、全社的に、いわゆるオフィスカジュアルです。そのため、お客様と接する営業などの一部部門を除いて、スーツや制服の着用強制はありません。40代 / 男性 / 元社員(正社員) / IT系エンジニア / 

引用:カイシャの評判

菊之進
次のコーナーでは、「働きやすい!」と感じらる職場環境の特徴を紹介するよ。

2. 働きやすい職場の特徴12選!

働きやすい職場環境にもっとも大切なのは、「良好な人間関係と社内の雰囲気」である。

上のグラフは、「働きやすい職場とはどんな職場か」について、首都圏在住の20歳~59歳の会社員・公務員の863名に対して行われた調査結果だ。(暮らしのトレンドマガジン「ヨムーノ」より抜粋)

菊之進
この結果を元に、働きやすい職場環境の特徴について詳しく見ていくよ。

① 人間関係良好で社内の雰囲気が良い

働きやすい職場に必要とされる「良好な人間関係」や「雰囲気」とは何か。

実際に、働きやすい職場に勤めている人の意見を紹介しよう。

働きやすい職場は人間関係が良好

  • 朝の挨拶がしっかりできる
  • お互いの意見を大切にして尊重しあえる
  • お互いに助け合うことができる
  • 相手の立場に立って気遣いできる
  • ありがとうと感謝の言葉が言える
  • チーム間、部門間、上司部下の間でコミュニケーションがとれている
  • 情報共有もしっかりできている
  • 若手が活発に意見を出せる
  • 仕事の話だけでなく、時には雑談もできる心の余裕がある
  • ピリピリした空気にならず、のびのびと仕事ができる
  • ネガティブな愚痴より、ポジティブな意見を発言する人が多い
  • ネチネチせずにさっぱりしている
  • セクハラやパワハラに厳しい
  • コンプライアンス(社会のルール・会社の規則)を守る風潮ができている
  • 職場がキレイ。個人個人が整理整頓を意識できている
  • 不平不満・悪口陰口・差別・いじめがない
  • 陰湿な人が少なく明るい人が多い
  • 上司が感情に流され怒鳴ったりしない
  • 上司が部下一人一人の気持ちを理解できている
  • 上司のマネジメント能力が高い
菊之進
働きやすい職場の強みは、社員が上下関係を気にすることなく自由に意見を発言できること。だからこそ、ネガティブなことが起きても、愚痴で終わらずにちゃんと改善されていく。上司の理解や協力もかなり大事。

あなたが上司なら、マネジメント能力を向上させて優秀な部下を育てる方法8選も参考になるよ。

② 休暇が取りやすい

心と体をリフレッシュさせるために「休暇」はとっても大事。

最近では、ワーク・ライフ・バランスを実現するために、休暇が取りやすい制度を導入する会社が増えてきた。

休暇が取りやすいように工夫する会社

  • 有給取得率100%をかかげる
  • 有給取得率100%を達成条件にインセンティブ(報奨金)をつける
  • 有給取得率の悪いチームの上司にペナルティを課す
  • 失効した有給休暇を積み立てて、子供の看護、学校行事、親の介護、病気の療養などに使える
  • 取得回数に上限のない半日有給休暇制度を設ける
  • 有給休暇の残日数が0になっても年間5日まで休暇を取得できる

などなど

特に日本は、世界で一番休むことに罪悪感を感じる国として有名。

「同僚に迷惑をかけたくないから・・・」

と休むことに罪悪感を感じる人の割合は、約60%にものぼるという。

海外の人からみた日本人の印象はというと。

外国人から見た「働く日本人」の印象

「日本人は、仕事ばかりで真面目すぎる」

「日本人は、不平不満を言わずにみんな我慢している」

「日本人は、朝の通勤時の表情がみんな辛そう。疲れが全く取れてない」

「日本という国自体が強迫性障害を患ってるようだ・・」

「働き方は徹底的で良いけれど、仕事自体に使う時間が多すぎる」

「オンとオフのメリハリがない」

などなど。

菊之進
日本は休暇が取りづらい。そしてそれは世界から見たら異様な光景。だからこそ、休暇が取れる職場づくりを心がけている会社は素晴らしいね!会社にとって一番のお客さんは社員でしょう。

③ 業務量が適正である

働きやすさを重視する職場では、社員一人当たりに掛かるしわ寄せをなるべく小さくし、全体的に仕事量を減らす努力を行なっている。

業務量を減らす会社の工夫

  • 特定の社員一人に仕事が集中しないように業務分担する
  • 必要のない業務や非効率的な業務を減らす
  • AIや業務ツールの導入でなるべく自動化して手作業を減らす
  • 無駄が多く長時間おこなう会議をなくす
  • 非生産的な資料や書類の作成をなくす
  • 効率よく(部下から上司への)書類を承認する
  • 漏れなくスムーズにできる情報共有の基盤作り
  • タイムマネジメントを実践して取り入れる

「働きやすい職場 」=「仕事の無駄を無くす努力をする職場」

菊之進
働きやすいと感じる職場は、業務も効率的で時間の使い方も上手。これらのマネジメントが上手くできない職場は「残業」するしかないね (^▽^;)

あなたが上司なら、効率的で無駄のない上手な会議の進め方も参考になるよ。

④ 経営が安定していて離職率が低い

経営が安定していて離職率が低いといえば大企業

大企業ならではの「働きやすさ」とは何だろうか、その特徴を以下に示す。

大企業に勤める「働きやすさ」TOP10

  1. 世間体・社会的な地位が高い(ネームバリュー・ブランド)
  2. ルールや仕組みがきちんと決まっている
  3. 充実した福利厚生(寮や家賃補助など)
  4. コンプライアンスがしっかりしている
  5. オフィスがキレイ
  6. 有給休暇が取りやすい
  7. 給料が高い
  8. 立地が良い
  9. 社員教育が行き届いている
  10. サービス残業がない

参考:「はたらこねっと」「大企業vs中小企業」働くならあなたはどっち?

ちなみに、経営が安定しない会社の一番のリスクは倒産。

会社が倒産してしまうと、失業給付を受け、健康保険に加入し、年金の手続きをして、再就職先を探さなければならない。

菊之進
大企業は、お金の面、休暇の面、生活支援の面で充実しているから働きやすいと感じるし、安定した経営は将来食いっぱぐれないという安心感があるね。

⑤ 人事評価が公正で客観的

人事評価を偏りなく公正公平(フェア)に行う職場は、社員一人一人のモチベーションが維持できて働きやすい環境にある。

公正な評価を目指す会社の取り組み

  • 評価の基準を明確化して社員に公開する
  • 評価者の好き・嫌いで評価しない
  • 立場の異なる複数の評価者による多面評価の導入(評価者が直属の上司だけじゃない)
  • 1on1ミーティングの導入(上司と部下の関係強化)
  • 評価のスパンを長期(年単位)から短期(週・月単位)へ
  • 成果主義を導入する
  • 結果だけではなく、行動プロセスも評価する

本来、評価制度とは、社員の仕事のモチベーション(やる気)を上げるためにあるもの。しかし最近では、逆に社員のやる気を失くすような評価制度が問題となっている。(以下)

  • テキトーな仕事をする年配社員が自分の2倍の年収をもらっている
  • 数字しか見られず、結果を出すまでのプロセス(行動)は一切評価されない
  • マイナス面ばかり突っ込まれ、成果を上げたことに関して全く触れられなかった
  • 全く能力のない人がゴマスリだけで出世していった

世界最大の人財サービス企業であるアデコグループの調査によると、60%以上もの人が勤務先の人事評価制度に不満を持っているという。(満足している人は僅か4%)

参考サイト:Adecco 6割以上が勤務先の人事評価制度に不満

100人の人がいれば、100通りの考えがあるため、現時点で「この評価の仕方が一番いい!」というものはないが、なるべく多くの人が満足できるように評価制度を見直す必要がありそうだ。

菊之進
評価制度の本来の目的は、社員の成長(仕事に対する意欲や能力をあげること)にある。この点を理解して積極的に改善に取り組む会社は働きやすい

⑥ 残業代がでる

働きやすい職場では、残業代の未払いはなく、働いた分しっかりと支給される。

時間外労働をした場合の賃金の支給は、労働基準法第36条でも認められているので、以下のようなサービス残業(タダ働き)はあってはならない。

あってはならないサービス残業

  • タイムカードを押した後に残業するように命じる(残業時間の過少申告)
  • 残業を「自己研鑽」と言って記録させない
  • 〇〇手当が残業代の代わりと説明を受けた
  • 名ばかり管理職にさせて残業代を請求させない
  • みなし残業制度を悪用して(従業員に残業代は固定額であると思わせて)、みなし残業を超える時間外労働を強いる
  • 裁量労働制を悪用して(従業員に残業代は支給されないと思わせて)、法定労働時間(1日8時間・週40時間)を超えた分の残業代を払わない
  • 早朝会議と称して始業時刻より前に出勤させる
  • 家に持ち帰らないと出来ない量の仕事を課す
  • 労働時間を30分や15分など一定単位で計算され、端数時間が切り捨てられる
菊之進
働きやすい会社では、残業代は当然支払われるし、そもそも残業自体を少なくするような取り組みを積極的に行なっているよ。後述する⑧ 労働時間が適正である

残業代を払わないブラック企業を入社前に確実に見極める方法は、 ブラック企業を応募段階で見極める方法8選が参考になる。

⑦ 福利厚生が充実している

福利厚生とは、企業が従業員の生活を支援する目的で、従業員と家族に対して提供する援助やサービスのこと。

就職活動や転職活動において、約7割もの人がこの福利厚生を重視して企業を選んでいるという。実際にあった福利厚生で人気のあるものを以下に示す。

会社の福利厚生人気ランキング TOP10

  1. 住宅手当・家賃補助
  2. 食堂、昼食補助
  3. 人間ドックなどの健康診断
  4. 育児休業、介護休業(法令で定められた以上の休業)
  5. バースデー・リフレッシュ何暇
  6. 資格手当(資格取得時の一時金としてや、毎月の給与に上乗せして支給される手当金)
  7. 余暇施設、宿泊施設・レジャー施設などの割引制度
  8. 財形貯蓄制度(給与から天引きで貯蓄する制度、住宅購入の際にメリットあり)
  9. 社宅・独身寮
  10. 慶弔金(お祝い金やお見舞金)

参考:マンパワーグループ「会社の福利厚生として良いと思うもの」

菊之進
福利厚生とは、もう一つのお給料みたいなもの。働きやすい職場の特徴は、社員がより快適に働けるようなサービスが手厚い環境にあるね。

⑧ 労働時間が適正である

深刻な社会問題となっている長時間労働。

厚労省も、「STOP過労死」を掲げるなどして、長時間労働の削減に向けて取り組んでいる。

昨今では、労働者の長時間労働を防ぐために以下のような工夫をする会社が増えてきた。

長時間労働を防ぐ職場の取り組み

  • NO残業デーやNO残業ウィークを設置する
  • 「繁忙期」および「閑散期」に合わせた営業時間・営業日・休業日に設定する
  • フレックスタイム制や変形労働時間制を導入する
  • 短時間勤務制度を導入する
  • 事前申請しないと残業できない仕組みを取り入れる
  • 残業時間に上限目標を取りれる
  • 残業時間を削減できた上司が評価される人事制度を導入する
  • 残業を防ぐ教育を経営者や従業員向けに実施する
  • 定時になるとパソコンが強制終了する
  • 定時になるとオフィスの強制消灯が始まる
  • 業務時間外の会議の禁止
  • 会議の時間と回数に制限をつける
  • 上司からの声かけ「残業せずに早く帰りましょう」を徹底する
  • 長時間労働をさせた上司にペナルティをもうける
  • 業務プロセスを見直す
菊之進
長時間労働=美徳とされた時代はもう終わり。最近では残業する=恥ずかしい行為という意識を定着させる会社もあるくらい。

⑨ 女性も働きやすい

社会で働く人(労働力人口)のうち約44%は女性。

にも関わらず、女性の2人に1人は、職場環境に居心地の悪さ(働きにくさ)を感じている。

今、社会に求められているのは、女性のライフステージ(結婚・出産・子育て)に対応した就業環境の整備であり、女性も「働きがいがある」と感じられる職場である。

女性も働きやすい職場とは

  • 子育て支援アドバイザーと相談できる窓口を設置する
  • 職場復帰支援の充実(産休、育休後も仕事に復帰しやすい)
  • 再雇用制度の導入(出産を機に離職した女性が、育児をしながら復職できる制度)
  • 復職したら働きやすい部署に配置転換(本人の成長や希望に合わせて)
  • 再就職、再雇用後もキャリア形成できる環境整備がなされている
  • 育児休暇制度の充実(子育てしやすい)
  • 短時間勤務制度の充実(労働時間の融通が利く、家庭と仕事の両立ができる)
  • 保育施設の設置(勤務先に託児施設がある)
  • 男性社員の意識改革(女性に対する理解と、差別や偏見をなくす)
  • 管理職の意識改革(男女関係なく平等に評価する)
  • 女性社員の意識改革(権利主張になりすぎてはいけない事も含めて)
  • 在宅勤務制度の充実(在宅ワークできる)
  • 女性管理職を増やす(女性の活躍推進と、女性ならではの悩み共感)

参考:エンウィメンズワーク 女性が働きやすい職場にするために必要なこと

菊之進
実際のところ、女性不利の職場はまだまだ多い。ワーク・ライフ・バランスの推進は国を挙げての政策なので、ますます女性も働きやす職場づくりを目指して欲しい。

出産後の再就職を予定する女性は、仕事と育児カムバック支援サイト – 厚生労働省がとても役に立つよ。

⑩ ハラスメント対策ができている

パワハラ、セクハラ、マタハラ、モラハラなどのハラスメントは、働く個人の尊厳を傷つけて、働く意欲を失わせるだけでなく、企業にとっても社会的評価を失うリスクがある。

働きやすい職場では、以下のようなハラスメントに対する防止策が講じられている。

ハラスメント対策に積極的な職場の取り組み

  • 社内に相談窓口を設置(相談役状に応じて適切に対処する)
  • 相談者のプライバシーを保護する(相談した事によって不利益な取扱いを受けない)
  • 行為者への厳正な対処
  • 再発防止策を講じる
  • 就業規則に罰則規定を設ける
  • 管理職向けの研修を実施する
  • 正社員・パート・アルバイト・派遣労働者に向けても研修を実施する
  • 実態把握のためのアンケートや調査を実施
  • パンフレット、チラシ、社内報、社内ホームページなどで周知する
  • 具体的なハラスメントの言動を列挙して示す

参考:エン・ジャパン 職場のパワハラ対策

職場で起きる代表的なハラスメントは以下の通り。

パワーハラスメント

パワーハラスメントとは、一般的に職務上の地位の高いものが低いものに対して行う「精神的・身体的苦痛」を与える行為。職務上の地位に限らず、人間関係や専門知識、経験など様々な優位性を盾にして、強者が弱者に行う嫌がらせも含まれる。

セクシャルハラスメント

特に女性が、職場などで男性から受ける性的な嫌がらせ行為。身体的特徴に対する、差別的な言葉も含まれる。

マタニティハラスメント

妊娠、出産、子育てをする女性に対する嫌がらせや不利益な扱い。

モラルハラスメント

言葉や態度などによって人の心を傷つける、精神的な暴力や嫌がらせ行為。職場での優位性に関係なく行われる。

菊之進
職場におけるいじめや嫌がらせは、年々増える一方。この10年で労働局への相談件数は10倍に(データでみるパワハラ)。形式的なハラスメント対策ではなく、役員や部長クラスといったトップの意識改革も必要だね。

⑪ 社内教育が充実している

新卒新入社員や若い20代の転職希望者にとって、社内教育は重宝される。

社会人の基本であるビジネスマナーの習得や、業務遂行に必要な知識や技術を身につけられる職場は、企業を選ぶ上で大事な指標になっているのだ。

働く上で役に立つ社内教育一覧

  • ビジネス敬語のマナー研修
  • ビジネスメールのマナー研修
  • ビジネスコミュニケーション向上セミナー
  • 電話対応トレーニング
  • 業務知識の向上研修
  • タイムマネジメント研修
  • コーチングセミナー
  • TOIEC対策
  • プレゼン上達研修
  • 営業力養成プログラム
  • 資格取得対策
  • ロジカルシンキング研修
  • キャリアビジョンの育成
  • ファシリテーション研修
  • メンタルヘルス研修
  • コンプライアンス研修
  • マネジメント研修
  • メンター研修
菊之進
充実した研修(=自己磨きの場)が用意される職場は働きやすい。僕自身、会社の社内教育でとてもお世話になったのが、プレゼン上達研修と営業(商談)スキル。この2つは今でも本当に有難かったなぁと身に染みて思う。

⑫ 介護支援が充実している

2025年には四人に一人が後期高齢者(75歳以上)となる時代。

少子高齢化によってますます企業に求められる事は、従業員の仕事と介護の両立支援

従業員が介護に直面した際、安心して働くことができる職場環境が求められている。

仕事と介護の両立がしやすい職場の特徴

  • 出退勤時刻の調整や勤務時間の短縮が可能
  • 残業を無くし、定時退社できる
  • ワークシェアリングできる(一部の従業員に掛かる過大な仕事量を軽減できる)
  • 在宅勤務が可能
  • 介護休業からの復帰支援がある
  • 介護の悩みを相談できる窓口がある
  • 介護休暇や介護休業が取りやすい風土である
  • 介護体験者(制度利用者)による相談会が行われている
  • お昼時間や業務終了後に短時間で学び合える「介護 Cafe」が開催されている
  • 仕事と介護の両立に関して、上司や同僚も協力的な体制である
菊之進
介護離職する人は、年間約10万人とも言われて後を絶たない。さらに、一旦離職するとその後の社会復帰(再就職)は難しいのが現実。従業員が職を失わずに働き続けられる「介護離職ゼロ」政策が急がれるところだ。

仕事と介護を両立するため職場づくりに力を入れている企業は、厚労省の「トモニン」マークを取得しているのでチェックしてみてね。

3. 働きやすい職場環境が人気の会社5選!

「こんな会社で働きたい!!」と思える人気の企業5社の取り組みをご紹介。

  1. サイバーエージェント
  2. リクルートキャリア
  3. オリエンタルランド
  4. ワークスアプリケーションズ
  5. Apple Japan
菊之進
これらの企業は、「ユニークな社内制度や福利厚生がある企業ランキング」で見事ベスト5(100社中)に輝いた企業。(参考:東洋経済オンラインの調べ

① サイバーエージェント

Ameba関連事業(アメブロで有名)やインターネット広告事業を生業とする会社。

サイバーエージェントが人気の理由

エフ休:女性特有の体調不良の際に、月1回取得できる特別休暇。利用用途を知られたくない女性のために「エフ=FemaleのF」としている

キッズ在宅:子どもの急な発病や登園禁止期間に在宅勤務できる

キッズデイ休暇:子どもの入園や入学式、親子遠足、参観日などの学校行事の際に取得できる特別休暇。年に半日休暇を2回取得できる

認可外保育園補助:高額な認可外保育園料の一部を会社が負担する

おちか区ランチ:保活や育児に関する情報共有を目的としたママ社員の集まるランチ代を会社が補助してくれる(4ヶ月に1度、一人当たり3,000円まで)

開発合宿サポートデスク(技術者向け):新規サービス立ち上げ時に集中して開発を行うために、オフィスを離れて宿泊施設で行う開発合宿の手配をサポート

サポリスト(技術者向け):能力向上につながる経費の補助がある

全社棚卸会議:メンバー全員が持っている業務を明らかにして、捨てる業務、やめる業務、形を変える業務、といったように棚卸しする。年2回、各部署で実施。

家賃補助制度 2駅ルール:勤務しているオフィスの最寄駅から各線2駅圏内に住んでいる正社員に対し月3万円が支給される

リフレッシュ休暇 休んでファイブ:入社3年目以上の正社員が毎年5日間の特別休暇を取得可能

健康促進施策:インフルエンザ予防接種や婦人科検診費用は全額会社負担に。その他、無料で月2回までマッサージが受けられるマッサージルームを完備

部署懇親会:月1回の部署懇親会を推奨し、1人あたり5,000円の懇親会費用を会社が負担する

コミュニケーションカウンセリング:希望者を対象に、月に一度臨床心理士のカウンセラーとの面談の機会がある

参考:安心できる福利厚生

菊之進
サイバーエージェントは女性が働きやすい制度が充実。特に「エフ休」は他の会社にもマネして欲しいくらい。

② リクルートキャリア

リクルートグループが展開する人材サービス事業を行う会社。業界最大手。

リクルートキャリアが人気の理由

アニバーサリー休暇:年1回連続した4営業日以上の有給休暇を取得することができ、アニバーサリー手当金として6万円が支給される

リフレッシュ休暇:3年毎に連続した5営業日の休暇を取得することができ、リフレッシュ手当として24万円が支給される

GIB(GOAL IN BONUS):所属組織の目標達成度合いに応じて年間最大10万円が支給される

自らの意思による異動「iキャリア制度」:事業を超えて、募集部署・役職・ポジションをイントラネット上で全社員に公開し、自ら手を挙げて自由に応募し異動できる

自己申告制度:直属の上司以外と将来のキャリアなどを対話できる機会がある

海外トレイニー制度:現地法人で1年間の海外勤務経験にチャレンジできる

自主応募型研修「JUMP!」:社外のビジネススクールと提携して、ビジネスに必要な知識・スキルを主体的に身につけられる

新規事業提案制度「CAREER RING」:自分の思いを込めた新規事業を提案することができ、書類審査やインタビュー審査を経て、最終審査で上位に入賞すると、役員からのアドバイスを受けながら事業化への機会が与えられる

在宅勤務制度:育児や介護などで、オフィスでの就業に制約のある従業員を対象に、一定のルールに基づき在宅での就業を認める

時短勤務制度:育児や介護中の従業員に対し「育児・介護」と「個人のキャリア形成」の両立を目的に、勤務可能な時間や期間について一定のルールを定め、短時間勤務を選択できる

参考:リクルートキャリアの制度、風土、人のこと

菊之進
リクルートキャリアは、年齢が若くても活躍できる社風が良いね。休みをとると手当金がもらえるところもGood!仕事にメリハリができて働き甲斐を感じる工夫がされている。

③ オリエンタルランド

東京ディズニーリゾートの開発・運営会社。

オリエンタルランドが人気の理由

テーマパークパスポート割引:パークのパスポートを割引価格で購入できる

商品割引制度:東京ディズニーランド®・東京ディズニーシー®で販売されている商品を割引価格で購入できる(所定の施設)

オリエンタルランドグループ共通タイアップ制度:オリエンタルランドグループが提携する飲食店や商業施設で、割引等の特典を受けられる

テーマパークパスポート配付:(業績による) 所定の条件を満たしたキャストに東京ディズニーリゾート®のワンデーパスポー トが配布される

スピリット・オプ・東京ディズニーリゾート® :キャスト同士がお互いの素晴らしい行動を認め、たたえ合い、メッセージカードを贈る。後日、素敵なメッセージが書かれたカードをたくさん受け取ったキャストを招待し、表彰式を行う

社内イベント: MBMで働く全キャストが楽しんで働けるよう、様々な社内イベントを充実させている

サンクスデー:年1回、閉園後のパーク内で上司が日頃の感謝をこめておもてなしをしてくれる

参考:MBMキャスト 福利厚生

菊之進
キャスト同士の良いところを褒め合う文化が素晴らしい。さすがディズニー。

④ ワークスアプリケーションズ

大手企業向けのソフトウェア開発・販売メーカー。

ワークスアプリケーションズが人気の理由

フレックスタイム:ほぼ全社員がフレックスタイムで勤務。仕事上の成果を出せて、自分の責任をしっかりと果たすことができれば、勤務時間は自己管理に任される

全社会議 「CLOWS」:ワークスでは、会社と社員が価値観を共有し、認識を統一していくための施策として、全社会議「CLOWS」を実施。CLOWSでは、毎月1回、全社員が集まり経営陣から直接会社の戦略、方向性について説明される

ワークスミルククラブ:妊娠判明時から、子供が3歳になるまで育児休業を取得できる、子供が小学校を卒業するまで短時間勤務制度を選択できる、休業中も社内の情報にアクセスできる、職場復帰時のボーナスもあり

カムバック・パス制度:理由にかかわらず、一度ワークスアプリケーションズを離れた社員が復職できる

ライト・パス制度:若手社員を対象に、早期昇進を実現する世界基準の人事評価制度。高い評価を得た社員は、最短入社2年目でマネジメントクラスへとキャリアアップを図ることができる

リフィール:ワークス社内にはマッサージルームがあり、社員は無料でマッサージやリフレクソロジーなどを受けることができ、リフレッシュして仕事に臨むことができる

参考:働く環境・福利厚生・待遇

菊之進
フレックスタイムをほとんどの社員が実現しているのが凄い。仕事を始める時間や終わる時間を、柔軟に決められる職場は、生活スタイルに合わせることができて働きやすいね。

⑤ Apple Japan

iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TVなどのデジタル家庭電化製品の開発・販売会社。

出典:Apple Japan

Apple Japanが人気の理由

*Apple Japanは、自社の福利厚生について非公開のため、企業の口コミサイトから情報を抜粋。(以下)

Apple製品の社割:10〜25%の割引がきく。iPhoneやiMacやMacBookは500ドルの支給がある。友達、家族も割引可能

フィットネスの補助:月5000円を限度に、Fitness代の補助がある

歯医者や眼科の治療代の補助:歯科治療や眼鏡、コンタクトを作る際に補助金が支給される

医療の補助:健康診断や医療費の補助がある。少額の個人負担で日帰りの人間ドックが受けられて、配偶者の分も負担される

各種割引、優待サービス:リロクラブと提携しているので、レストラン、宿泊、テーマパーク、施設利用などの割引を受けられる

シックリーブ(病気休暇):通常の有給とは別に与えられるもので、生理休暇の様なもの、1ヶ月あたり1日の病気休暇がつく

語学習得手当:英会話やその他資格取得のための学業につく際に、相応の手当てが支給される

インターネット回線負担:在宅勤務アドバイザーの場合、仕事に必要な機材の用意と、業務で必要なインターネット回線の利用料を負担してくれる

参考:Apple Japan合同会社の福利厚生・オフィス環境|カイシャの評判 ,Apple Japan合同会社の福利厚生/住宅手当/社内制度(全32件)【就活会議】,

菊之進
アップルジャパンは、健康関連の福利厚生が手厚いね。ちなみに「カスタマーサポートが働きやすい企業ランキング」では堂々一位を取得しているよ。(企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」より)

4. 働きやすい職場の探し方・求人の見つけ方

① 自分にとっての「働きやすさ」を知る

本記事を参考にして、あなたが働きやすいと思う職場の条件をリストアップしよう!(以下)

例)Aさんが働きやすいと思う職場環境

  • 上場企業・株式公開企業
  • 社宅・家賃補助制度あり
  • 年間休日120日以上
  • 土日祝休み
  • フレックス勤務OK
  • 育児・介護休業取得実績あり
  • 英語・中国語など語学を活かす
菊之進
コツは優先順位をつけてリスト化すること。

② 転職サイトで希望の条件をふるいにかけて検索

次は転職サイトに登録して、あなたが求める条件にマッチする職を検索しよう!

転職サイトは、実際に転職した人の約8割が使っているリクナビNEXTがおすすめ。

業界の中でも圧倒的な求人数を誇り、たくさんの条件を指定して求人検索できるので、希望の職場を見つけやすい。

公式サイト:リクナビNEXT(無料)

登録完了後は、あなたの希望する条件で求人検索をかけよう。(以下)

リクナビNEXT こだわり条件検索

リクナビNEXT こだわり条件検索

菊之進
リクナビNEXTはとても求人数が多いので、他の求人サイトには無いお宝求人も見つかりやすい。

③ プロに相談できる転職エージェント

転職エージェントは、給与や待遇面が良い非公開求人をたくさん扱っているよ。

転職サイトと並行して利用することで、あなたの希望に沿った求人に出会える可能性も高くなる。

転職エージェントの大きな特徴は、あなた専任のキャリアアドバイザーが付いてくれること。

キャリアアドバイザーが付くメリット

  • 興味や関心のある業界について、自由に相談や質問ができる
  • あなたの希望に沿った優良求人を隈なく探して紹介してくれる
  • 企業に提出する応募書類の添削や面接対策ができる
  • あなたの代わりに企業に応募してくれる
  • 入社日や年収などの労働条件について、あなたの代わりに企業と交渉してくれる

*上記サービスの全てが無料で受けられる。

転職エージェントを利用する場合は、リクルートエージェントがおすすめ。非公開求人数が業界最大のうえ、転職支援の実績は国内NO. 1と安心できるからだ。

さらに他社では教えてもらえない社風や、残業時間の詳細など気になる企業の情報も貰える。業界に精通したキャリアアドバイザーに相談しながら、あなたが働きやすい職場を見つけよう。

公式サイト:【リクルートエージェント】

転職エージェントって何?転職サイトと何が違うの?転職エージェントの上手な使い方は?については、転職エージェントのメリットとデメリット!転職初心者向けが参考になるよ。

菊之進
職探しの選択肢が多ければ多いほど、働きやすい職場に当たる可能性も高い!

④ 求人票にある「働きやすい職場です」は鵜呑みにしちゃダメ

よく求人票に記載されている「ウチは働きやすい職場です!」の文言は、要注意

加えて、「アットホームな職場です!」や「残業なし」、「年間休日120日以上」、「正社員登用制度あり」、「賞与年2回」などを謳っている求人も気をつけておかなければならない。

その会社が働きやすいかどうかは、実際にその会社で働いている社員に聞くのが一番。そのためにも活用したいのが企業の口コミサイトだ。ここには、社員の会社に対する評判(生の意見)が詰まっており、リアルな会社の実態を知ることができる。

職種別の給与明細から、職場の雰囲気、仕事量の多さ、休暇の取りやすさ、女性の働きやすさまであらゆる情報を得ることができる。

▼おすすめの口コミサイトはこちら
企業の口コミサイトはココ!念入りな情報収集を

菊之進
求人票は良いことしか書かれてないので鵜呑みにすると、あとあと後悔する。働く社員のホンネ集ともいえる「口コミサイト」を必ず利用しよう。

5. 働きやすい職場のまとめ

働きやすい職場とは、快適な環境で、やりがいを持って仕事に取り組める職場のこと。

社内における良好な人間関係や、充実した福祉制度、働きに見合う給料、正当な評価は、働きがいを感じるために必要な条件だ。

最近は、ワーク・ライフ・バランスを重視する企業が人気を集めており、本記事で紹介したようなサイバーエージェントやリクルートキャリアの取り組みは、企業選択の上で参考になるだろう。

最後に、働きやすい職場探しや求人の見つけ方だが、まずは自分にとっての働きやすさとは何かを知っておこう。その上で、転職サイトや転職エージェントを活用すると効率的に自分にあった職を見つけることができるだろう。

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