どうも!菊之進です。転職することが「怖い」と感じるあなたへ。
- 転職した会社でも人間関係がうまくいかなかったら…
- またブラック企業だったら…
- 転職して後悔する可能性もあるし…
このように不安な気持ちになってしまうのは無理もない。きっと、今のあなたは転職に対する「期待」よりも「不安」の方が大きく優っているのだろう。
そこで本記事では、多くの人が抱えている「転職が怖い理由」をランキング形式で紹介し、一つ一つの不安に対する具体的な解決策を紹介していく。
さらに転職に成功する人と失敗する人の違いを明らかにし、転職を成功させるために何が大切なのかを突き詰めていくよ。
1.社会人の7割が「転職が怖い」と感じている
Twitterでアンケートを実施した結果、約7割の社会人から「転職することが怖い」と回答を得ることができた(調査期間:2019年7月5日〜7月12日)
『転職することは「怖いこと」だと思いますか?』あなたの本音を教えてください🙏😁アンケート結果はブログで公開します!#転職 #ご協力おねがいします #アンケート #質問 #教えて
— 菊之進(きくのしん) (@kikunoshin333) 2019年7月6日
①転職が怖いのは自然なこと
多くの人が「転職は怖い」と感じるわけだがこれは自然なこと。むしろ不安になって当然なのだ。転職して今より良い状況になる確証がないため、「今の生活を捨ててまで冒険するのは怖い」と思う人が大半だろう。
実はこれは、心理学の世界で「保有効果」と呼ばれている。
「人は得ることよりも失うことのほうが怖い」という言葉を聞いたことがあると思う。人は自分が所有するものに高い価値を感じて、本当はそれを手放したくても、怖くてできなくなってしまうという心理現象なのだ。
だからこそ、転職を決断するためには勇気が必要になる。勇気を出して行動しなければ、思い描いた理想の人生は絶対に訪れない。殻を破って夢を掴むか、殻に閉じこもり自分をごまかし続けるかを決めなくてはならない。
②転職が怖いを乗り越えた先にあるもの
転職の恐怖を乗り越えた先にあるものは、今よりちょっぴり生きやすい世界。人によっては物凄く充実した世界になるかもしれない。
- 新しい人間関係
- より高い収入
- より多くの休日
- 自分にあった働き
- ワーク・ライフ・バランスの実現
望まない限りはどれも手に入らない。かといって望んだとしても上手くいくとは限らない。転職で成功するためにはコツがあるのだ。
そのための第一関門。まずは、あなたが抱いている転職の恐怖を明確にしよう。恐怖とは、言い換えれば不安や心配事。つまり、真剣に向き合えば解決して乗り越えられる。
本記事では、社会人100人に聞いた「転職が怖い理由」Top10と、それぞれに対する解決策を紹介していく。一つ一つの不安と向き合って、考えて、気持ちの整理をしていくきっかけになれば嬉しい。
2.社会人100人に聞いた「転職が怖い理由」トップ10
yahoo!知恵袋に投稿された「転職が怖い」と訴える社会人100人の悩みを徹底調査!以下に具体的な悩みの原因を紹介するよ。
1位:新しい職場に溶け込めるか心配
人間関係が怖い
- 職場の人間関係が上手くいかなかったらどうしようと不安
- パワハラ上司にあたって理不尽な叱責を受けたりしないか
- 陰湿な嫌がらせやいじめのある職場に配属されるのは嫌
- 過去のトラウマで人が怖い
- 対人関係に失敗したらまた同じこと(転職)を繰り返すかもしれない
2位:転職先もブラック企業かもしれない不安
求人詐欺が怖い
- 求人票の年収よりも安く買い叩かれるのではないか心配
- 求人票の通りに土日、お盆、年末年始に本当に休めるか疑問
- 給料や手当が、本当に求人広告に書いてある通りか心配
- 求人票には載ってないキツいノルマなどないか気になる
- 過去に「正社員で採用します」で騙された経験がある
- 労働条件が良すぎて逆にブラック企業を疑ってしまう
- 雇用契約の書面をなかなか渡してくれない(内定後)
3位:採用面接が怖い
面接が怖い
- 「どうして辞めたんですか?」と訊かれるのが怖い
- 職歴に短期離職の経歴があることを突っ込まれそう
- 休職や転職の理由を聞かれた際に正直に話すべきか迷っている
- 前職を辞めた理由を正直に伝えるとマイナス印象になるのではと心配
- 年もいい年なので雇ってくれるかどうか心配
- 30代子持ちの女性というだけで不利になりそう気がする
- 連続で落とされると人格否定されたように感じてしまう
4位:自分に自信が持てない
自信がなくて怖い
- 自分でも嫌になるくらいドジで要領が悪い
- ミスばかりする自分が他でも通用するのか心配
- 自分の考えを上手く相手に伝えられない
- 相手の話を理解するのに時間がかかる
- 一気に話しをされると頭の中が混乱する
- 怒られるとパニックになる
- 自分に何が向いているのか良く分からない
- やりたいことも出来ることもない
- 何をやっても続かないのではと思ってしまう
- 経歴や能力に自信がない
5位:退職時の引き止めが億劫
引き止めが怖い
- 社長や上司に気に入られていて辞め辛い
- 人手が足りずポジション的にも辞めにくい立場にいる
- 転職先を教えたらそこに電話かけて悪い噂を流されそう
- 会社は常に人員不足で少人数なので言い出し辛い
- 会社に恩義を感じており辞めることを申し訳なく思う
6位:転職活動中の無職期間が怖い
無職の期間が怖い
- 無職の期間が長引けば長引くほど焦りが強くなる
- 引きこもりがちになり先が見えない不安に駆られる
- 家に居ると自分が腐って行くのを感じてしまう
- 早く決めないと親にも迷惑をかけてしまう
- これまでのキャリアに穴を空けたくない
- ブランクがあると転職で不利になってしまう
- 貯金が底をつくのが怖い
- ニートにはなりたくない
7位:転職して後悔したらどうしようという不安
後悔するのが怖い
- 今の職場にそこまで大きな不満を持っていない
- 今の会社に馴染んでいて評価もされている
- 今のぬくぬくした職場に慣れすぎた
- 今の仕事自体は嫌いじゃない
- 今までの生活が変わるのがなんだか怖い
- 下手に新しい環境に飛び込んで人間関係に悩むのが怖い
- やりがいを求めて転職するか現状維持か悩んでいる
- 仕事も楽だし給料はそこそこ、休みも沢山あり今以上に楽できる仕事はない…辞めたら後悔するのではないかと心配
8位:新しい仕事内容が自分に務まるか心配
新しい仕事が怖い
- これまでに経験のない仕事のため不安が大きい
- 周囲に迷惑をかけずに仕事をこなせるか心配
- 新しい仕事に馴染めるか不安
9位:初めての転職で勝手が分からない
転職の進め方が分からない
- 初めての転職で右も左も分かずとても不安
- どの様に転職を進めて良いかが分からない
- やりがいや給料、福利厚生など…何を基準にして会社を選ぶか決められない
- 入社前にブラック企業を見極めるノウハウがない
- ホワイト企業の見つけ方も分からない
10位:親に反対されるのが怖い
親の反対が怖い
- 仕事が辛いのはどこでも同じ!転職しても一緒と諭される
- せっかく今の会社に入社できたのだから我慢しろと言われる
- 親戚や知り合いなど外から見た評判や世間体を気にしている
- 地元を離れることに対して強く反対する
- 希望する業界や職種に対する偏見が強い
- 反対するばかりで自分の意見や話を聞いてくれない
3.転職が怖いを乗り越える解決策10選
①新しい職場に一早く溶け込むコツ
いち早く職場に馴染むために
- 清潔感のある身だしなみで印象を良くする
- 背筋をピンと伸ばして美しい姿勢を保つ
- 笑顔で挨拶を意識する
- 会話中の適度なアイコンタクトも忘れない
- ていねいな言葉遣いを心がける
- 話すときは大きな声でハッキリと
- 相手の名前(〇〇さん)で呼びかける
- 座席表を作り同僚の位置や特徴をメモ
- 「すみません」より「ありがとうございます」が好印象
- 相手の話に耳を傾け「聞き上手」になる
- 職場のルール(守るべき規則など)を早めに把握する
- 会社のやり方や慣習に順応する
- 分からないことはそのままにせずに必ず確認する
- 自発的に学ぶ姿勢を見せる
- 職場のキーマンを見極め相談できる人を作る
- 朝一番に出社してやる気をみせる
◎口下手で雑談が苦手。話題が出てこない。会話が広がらない人へ
▶︎YouTube:職場で使える雑談術・雑談ネタの見つけ方!内向的な人のために
◎反対に、これをやったら職場の人から嫌われ孤立してしまう行為▶︎YouTube:職場の人から嫌われるNG行為10選!新しい職場で孤立しないために
②応募前にブラック企業を見分ける
ブラック企業の可能性がある求人票の特徴
- 求人票の給与が低すぎる
- 求人票の給与が高すぎる
- 給与に幅がある(例:年収300万~2,000万円)
- みなし残業や年俸制
- 大量募集をかけている
- 募集期間が長い(常時求人が出ている)
- 採用がゆるい
- 「楽しい」雰囲気をやたらと醸し出している
- 「残業はほとんどありません」など表現が曖昧
- 「感謝」「根性」「気合」「やる気次第」といった感情論が多い
- 「アットホームな社風!」「やりがいのある仕事!」などキャッチコピーが抽象的
ブラック企業を事前に見極める方法
- 求人企業に直接メールで問い合わせる
- 口コミサイトを確認する
- 就職四季報を確認する
- ブラック企業リストを確認する
- ブラック企業大賞を確認する
- 実際の就業時間を偵察をする
- 転職エージェントに聞く
- 企業の従業員に直接アプローチして情報収集する
◎上記の具体的な手法はこちらで紹介
ブラック企業を入社前の応募段階で見極める方法8選
③採用面接が怖いは克服できる
「面接が怖い」の対処法
- 無理に背伸びせずに等身大の自分で良いと言い聞かせる
- 面接官も自分と同じ人間でそこらへんにいる普通のおじさん
- 失敗するのは当たり前と心得ておく
- 完璧な回答をしようと無理しなくて良い
- 人は完璧なものよりも欠点がある人に惹かれる
- 「自分に合っている会社か見極めよう!」くらいの気構えで
- 親や友人にお願いして模擬面接をしてもらう
- 自分が話している姿を動画で撮影して見直す
- 面接で定番の質問は事前に解答例を準備しておく
- 経歴にブランク期間があるのなら資格やスキルの取得に励んでいたことを伝える
- 悩みを誰かに打ち明けて相談に乗ってもらう
- 落ちても「自分と合わない会社に入社しなくてよかった」と考える
- 今回はご縁がなかっただけと割り切る
④自分に自信を持つシンプルな方法
自信をつける
- そもそも営業成績1位!や〇〇賞受賞など大きな実績は必要ない
- これまで熱意を持って一生懸命になれたことを書き出してみる
- ちっぽけなことでも出来る事をとにかく書き出す
- 他者から褒められたことも書き出す
- 友人にあなたの長所を客観的に教えてもらう
- 自分の欠点を改善するための作戦を練る
- 自分と人を比較しない
- どんな小さなことでも達成したら自分を褒める
◎自分に自信が持てない三大原因と自信をつけるための9つの方法をご紹介
▶︎YouTube:自分に自信をつける方法9選!どうすれば自分に価値を感じるか?
◎コンプレックスを強みに変える方法はこちら
▶︎YouTube:短所を長所に変換!コンプレックスを強みに変える考え方【厳選18例】
◎コミュニケーションが苦手で自分の意見を相手に上手く伝えられない解決策
▶︎YouTube:相手に分かりやすく伝える技術!人の心に響く話し方3選
◎仕事のミスが多くて自信が持てない時の解決策
仕事のミスが多いあなたへ〜ミスを減らす!対策16選〜
◎仕事を覚えるのが人より遅くて自信がない時の解決策
物覚えの悪さを解決する方法
⑤退職時の引き止めに合わない方法
しつこい引き止めに合わないための対策
- 就業規則で「退職申し入れの期限」を確認し早めに申し出る
- 繁忙期を避けて業務量の少ない閑散期に切り出す
- 「○月○日をもって退職したい」とはっきり伝える
- これまでお世話になったことへの感謝も忘れない
- 会社への不満(低賃金、残業、人間関係)は引き止めの可能性大
- 「キャリアアップのため」など前向きな理由にする
- 親の介護などやむを得ない理由も納得してもらいやすい
- 一貫して「もう決めたことなので」と強い意思を見せる
- 口頭だけでなく書面での事務的な手続きも並行する
- どうしても認めてくれない場合は「労働基準監督署」に相談
◎上司が納得する退職の切り出し方を例文付きで紹介
上司を納得させる上手な退職の切り出し方と円満退職の秘訣
⑥転職活動の無職期間が長いときの対策
無職期間が長くても転職は可能
- 空白期間が3ヶ月以内であれば問題にならない事が多い
- 空白期間が6ヶ月を超えると面接で相応の理由を聞かれる
- ブランク期間に成長できたことを伝える
- スキルや資格の取得に励んでいたことを伝える
- バイトやボランティア、期間雇用などで仕事に直結する経験を積み研鑽した経験もプラスになる
- 顔色や態度もチェックされるので明るくハキハキと受け答えを
- 転職への「熱意」や「やる気」を積極的にアピールする
- 出産や両親の介護などの家庭の事情は納得される傾向がある
- 怪我や病気が理由なら正直に告白して現在は仕事に支障がない旨を伝える
⑦転職で後悔しないためには「転職軸」が大切
「転職軸」を持つとは?
- 今の会社の不満点が整理できている
- 次の会社でどのように働きたいか理想がある
- 何をやりたいのか
- どんな働き方をしたいか
- どのような環境で働きたいか
- やりがいか、年収か、休日か…何を重要視したいのか
- 希望する労働条件に対して優先順位づけができている
- 今後何を大切にして生きていきたいかハッキリしている
◎ブレない転職軸を備える方法はこちらで解説
何を優先して転職するか?ブレない「転職軸」を身につける方法
⑧新しい仕事に早く慣れるコツ
仕事に早く慣れるための具体策
- 自己学習して学んだことをしっかり復習する
- 業務の基礎知識を予習しておく
- 分からない事があればどんどん質問する
- ただし自分で調べたら簡単に分かることは質問を控える
- やる事一つ一つに制限時間をつけると仕事が早くなる
- 仕事がデキる先輩の動きをよく観察しておく
- 頼れる先輩を一人でも多く味方につけておく
- 自発的に学ぶ姿勢を見せると周りが助けてくれる
- イメージトレーニングを徹底し習慣化するまで気を抜かない
◎覚えるのに人の倍の努力が必要になってしまう人へ
▶︎YouTube:物覚えが悪い人に効果抜群!知っておくと助かる記憶術3選!
⑨転職活動の基本的な進め方を掴む(図解)
転職活動の一般的な流れ
- 自己分析を行い転職の目的をハッキリさせる
- 会社HPや企業の口コミサイトなどで情報収集しつつ求人を探す
- 履歴書・職務経歴書などの応募書類を作成し求人に応募する
- 入念に面接対策を行い本番に挑む
- 内定獲得後に退職を切り出す
転職活動をスムーズに進めるための参考情報
◎転職に役立つ自己分析のやり方
自己分析で自分の適性(素質や能力)を知る
◎ホワイト企業の見つけ方
ホワイト企業の賢い見つけ方8選!正しい会社の選び方とは?
◎企業の口コミサイトで情報収集は必須
気になる企業の仕事量や給与体系が分かる口コミサイト
◎転職者の8割が利用する求人サイトとは
理想の企業が見つかる転職サイト
◎一人で面接対策をするのが不安な場合は転職エージェントが有利
プロに相談できる転職エージェント
⑩親の反対を乗り越えて説得する方法
親を説得する方法
- 今の仕事が辛いからといった後ろ向きな理由は言わない
- 「〇〇にチャレンジしたい」と前向きな気持ちを伝える
- 退職は内定を貰ってからと言って安心させる
- 日頃の感謝の気持ちも伝える
- 1回、2回反対されたからといって諦めないで粘る
- 具体的な説得材料を準備しておく(以下の表でチェック)
親から聞かれるであろう質問一覧 | 答えられる(○) |
どうして今の仕事を辞めるのか? | |
仕事が見つかるまでの生活はどうするのか? | |
どんなスケジュールで転職活動を進める予定なのか? | |
転職できそうなのか? | |
上手くやっていけそうか? | |
本当に覚悟はあるか? |
4.転職に成功する人の割合
転職者約1,000名を対象にした調査結果から、転職先が期待以上だったと答えた人は全体の約8割。多くの人が満足のいく転職を実現していることがわかる。
しかし一方で、期待未満だったと答える人も少なからず2割いた。彼らの多くがおそらく転職したことを後悔しているだろう。悔いのない転職をするために大切なことは何か?次の章で分析してみた。
5.転職に失敗する人と成功する人の違い
①転職に失敗した人の声
転職に失敗した人の声
- 求人票の雇用条件と実際の労働環境が異なっていた
- 面接官から聞いていた仕事内容や待遇が実際は違っていた
- 入社後の配属先が当初の予定と異なっていた
- 社風や風土が自分と合わなかった
- 昇給や昇進が難しい職場だった
- 研修や教育体制が整っていなかった
- 職場環境が萎縮するほどピリピリしていた
- 仕事内容が難しすぎた(あるいは退屈すぎた)
- 前職より残業が増えた
- 朝の満員電車通勤を舐めていた(会社を辞めたいほど苦痛)
- 転職先の上司や指導係とそりが合わなかった
- 給料がガクンと落ちた
転職に失敗した人が後悔したこと
- 行き当たりばったりで考えなしの転職活動をしてしまった
- 自己分析が足りていなかった
- 業界や企業研究が不十分だった
- 入社前に労働契約書をよく確認せずにサインしてしまった
- 1社目の内定に安心して決断してしまった
- 十分納得していないのに決断してしまった
②転職に成功した人の声と「成功の秘訣」
転職に成功した人の声
- 残業時間が大幅に減った
- 年収アップが叶った
- 人間関係が改善された
- 資格を活かせた仕事内容に満足している
- 土日はしっかり休めるようになった
- 家族との時間を持てるようになった
- プライベートが充実した
- 有給も取りやすい環境だった
- やりがいのある仕事に就けた
転職に成功した人が語る!成功の秘訣
- 転職する目的が明確にあった
- 転職で実現したいことが整理できていた
- 転職先に求める労働条件と妥協点がハッキリしていた
- 企業研究が十分にできていた
- 応募書類や面接対策を入念に行なった
- 内定後にも「待遇や業務内容」の再確認を行なった
6.転職が怖い人が転職を成功させるために必要な3つの準備
①企業の口コミサイトはココ!念入りな情報収集を
求人票に記載された労働条件のなかで分かりづらい表記があったり、気になることが載っていない場合は、企業の口コミサイトを必ずチェックしよう。
- 本当にその年収で間違いないか?
- 本当に土日休めるのか?
- 本当に残業が無いのか?
- 本当に正社員で採用されるのか?
- 蓋を開けたらブラック企業ではないのか
これらの心配事を拭い去るためにも、その企業に務めた社員が書いた口コミは大変参考になる。口コミサイトの中でのおすすめは「キャリコネ」だ。
キャリコネでは、「基本給」や「賞与」、「休暇」、「残業の有無」、「真の労働時間」、「正社員登用の実際」、「有給・育休の取りやすさ」、「ブラック企業かどうか」などの情報を手に入れることができる。
実際に閲覧できる口コミの一例がこちら。
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◎職種別の給与明細
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◎月給の内訳
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◎休暇の取りやすさや残業時間の実際
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◎ブラック企業・ホワイト企業のチェック
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◎社員のホンネ
A社
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B社
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C社
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D社
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E社
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このように、キャリコネでは企業内部事情(本当に欲しかった情報)が手に入れられる。転職活動の情報収集ツールとして最大限に利用しよう。正味のところ、口コミ情報を見ないで転職活動するのは、丸腰で戦に向かうようなもの。
全ての口コミを無料で閲覧できるキャリコネはこちら
公式サイト:10万件の企業口コミ。キャリコネ(無料)
②自己分析もしてくれる大手転職サイトが便利
おすすめの転職サイトは、実際に転職した人の約8割が利用するリクナビNEXT。圧倒的な求人数で、地域・職種問わず、あなたにマッチした求人を見つけられる。
リクナビを利用する最大の利点は、あなたの強みやアピールポイントを客観的に把握できる「グッドポイント診断」が受けられること。簡単な質問に答えていくだけで、あなたの自己分析をサポートしてくれる。
なぜこれが大事なのかというと、中途採用では特に求職者の「強み」が面接官に響くかどうかで採用・不採用が決まってしまうからだ。
リクナビの「グッドポイント診断」は、自分自身も気づかなかった「強み」を発見するサポートツールとして活用でき、診断結果はそのまま企業の応募書類に添付できる。
面接時の話題として取り上げてくれる面接官もいるので使わない手はない。診断書を利用してあなたの強みをしっかりアピールしよう。
公式サイト:リクナビNEXT(無料)
③初めての転職は「転職エージェント」に相談を
初めての転職で右も左も分からない人へ。
- 「もう職場の人間関係で失敗したくない」
- 「自分の能力を活かしたやりがいのある仕事を見つけたい」
- 「収入や待遇・仕事内容などで自分にあった求人紹介を受けたい」
- 「応募書類や面接対策の合格率を上げたい」
これらが当てはまる場合は、転職エージェントに頼ろう。
業界に精通したキャリアアドバイザーがあなたに寄り添い、転職活動を一からサポートしてくれる。現職の悲惨な状況や今抱えている悩み事を聞いてもらえるし、適切な転職のタイミングについても相談に乗ってもらえる。
また、あなたの適正を診断して希望を汲み取り、優良企業の求人を紹介してくれる。この時、気になる企業の職場の雰囲気まで教えてもらえるため、転職後の人間関係のいざこざを回避したい人にもおすすめだ。
参考:転職エージェントとは?
その他にも転職エージェントを利用するメリットは多々ある。
- 求人に関する豊富な情報提供を受けられる
- 企業ごとに履歴書や職務経歴書作成のアドバイスを受けられる
- 企業ごとに面接対策のアドバイスが受けられる
- 企業の人事担当にあなたの推薦状を書いてくれる
- 企業への年収交渉を代行してくれる
- 企業との面接日や入社日まで調整してくれる
おすすめの転職エージェントは、「パソナキャリア」
パソナキャリアは、2019年度オリコン満足度ランキングで1位を受賞するほどの人気ぶり。(マイナビなど主要な転職エージェントを含む38社中で最高評価に)
特に転職後の年収に関する評判が良いエージェントで、一般的に、転職後の年収アップ率は30〜40%程度と言われるなか、パソナキャリアは驚異の67%を叩き出している。
キャリアアドバイザーの丁寧な対応、紹介される求人の質、企業への交渉力、利用のしやすさにおいて日本一に選ばれているため、安心して利用できるだろう。
以下に実際に利用した人たちの声を紹介する。
参考:オリコン顧客満足度ランキングより
転職を成功させたい!自分にあった最高の職場を見つけたい人はこちら↓
公式サイト:パソナキャリア(全ての転職支援が無料)
7.まとめ
およそ7割の社会人が「転職は怖いこと」と感じている。転職の恐怖を克服するために、まずは自分が何に対して恐怖を抱いているのかを突き止めることから始めよう。
社会人100人アンケート「転職が怖い理由」トップ10を読むだけで、あなたが転職に抱いている漠然とした不安の正体がきっと見つかるだろう。それぞれの不安に対する対処法も参考にしてほしい。
転職に成功する人は約8割。その一方で失敗する人は2割。本記事では、「成功者が語る秘訣」と「失敗した人たちが転職前にすべきだった後悔」のそれぞれを紹介した。5.転職に失敗する人と成功する人の違いから転職を成功させる大きなヒントが得られるだろう。
続いて、転職が怖い人が転職を成功させるために必要な3つの準備について。それは企業の口コミサイトの登録と、自己分析を手伝ってくれる求人豊富な転職サイトの登録、転職活動を効率的にサポートしてくれるエージェントの活用だ。どれも転職を失敗させないために大事なツールになるだろう。
最後に。本記事であなたが転職の決断をできて、少しでも前に進むことが出来たならとても嬉しい。これから先もたくさん悩むことがある思うけれど、よりよい人生を掴みとってほしいと切に願う。